小型インパクトドライバーはまだ続く
所用で近郊の街中へと雨を突いて出掛けたのだが、昨日のエントリに係わる新たな(日本BOSCHサイトでは「最新ニュース」として紹介してる)情報があったので、ご案内まで。
昨日エントリの小型インパクトドライバーの関することだが、立ち寄ったホームセンター工具コーナー(この J 店はBOSCHの品揃えが充実している)でこれまで見たことがない機種が目に飛び込んできた。
BOSCHの《 GDR 10.8V-LI 》
簡単にスペックを記すと
・定格電圧:DC10.8V(機種名にもあるようにリチームイオン)
・回転数 :0-1,800min-1(回転/分)
・打撃数 :0-3,000min-1(回/分)
・最大締め付けトルク:100N・m
・質 量 :1.0kg(バッテリー含む)
・充電時間:約15分(空→70%ターボ充電) 約30分(空→フル充電)
詳細はメーカーサイトをご覧いただくとして、ボクの小さな手にもぴったり納まってしまうほどの小ささ。手に取ってトリガーした感じでは、昨日記述した松下電工のもののさらに上を行く感じだ。メーカーが謳うようにまさに「ウルトラコンパクトボディ」である。
ハウジングはアルミだろうが、随所にラバーが貼り付けてあり、使用感が良い。
LEDライトもヘッド部分に3個リング状にに付いている。
さて問題のパワーだが、充電池(リチームイオン)も10.8Vでクラス最大。(3.6V×3)上記のスペックを見る限りでは、最大締め付けトルクなどマキタ、松下電工をはるかに上回る数値を示している。
さらには大型の充電インパクトドライバでは標準仕様になっている電子無段変速スイッチも付いてもいるではないか。このクラス他機種にはないありがたい機能だ。
前々回の関連記事へのコメントで、この機能を要望されている人(acanthogobiusさん)がいたが、納得いただけるだろうか。
・米国BOSCHサイトより「マニュアル」PDF1.3MB
残念ながら昨日のように機種比較での実用差をテストすることは叶わなかったが、総合的な評価では最良のものと考えて間違いないだろうと思う。
ただ価格は他機種の倍ほどになっているのが大きなネックになるのかな。(標準小売価格:¥32,500 )実勢価格は ×65%ほどか。
しかしボクにとってはいよいよもって昨日に続いてまたしても打ちのめされる悲話になってしまった。
画像はメーカーサイトから借用しました。
■ 米国BOSCH対象ページはこちら。
Tags:BOSCH | 充電インパクトドライバー | GDR 10.8V-LI
acanthogobius
2007-7-14(土) 21:57
無段変速付きでは今の所これが最軽量ですね。
同じバッテリーを使用したほぼ同じ形のドライバードリルも発売されているのでセットで揃えたいくらいです。
ボッシュはマキタのようにバッテリー無しとか充電器無し
とかの売り方はしないのでしょうか?
同じ10.8Vリチウムイオンですがバッテリーの品番の記載が
ないので共通で使えるかどうかもはっきりしません。
artisan
2007-7-14(土) 23:09
acanthogobiusさん、お気に召されたようで嬉しいですね。
>バッテリーの品番の記載がないので共通で使えるかどうかもはっきりしません
米国サイトで提供されている取説では同じものであるようです。
Battery pack: BAT411
>ボッシュはマキタのようにバッテリー無しとか充電器無しとかの売り方
米国販売店ではそのような扱いもあるようですね。
日本では新製品ということもあるためか確認できません。