工房通信 悠悠: 木工家具職人の現場から

Pages 講座

Pages
今日は終日Macのあるアプリ(“Pages”)の講座受講で頭が膿んでしまった。
Apple Store 銀座でのスタジオシリーズ(有料講座)というもの。1つのアプリを1日掛けて修得しようというやや無謀な企て。
ITに関する修得はこれまでほとんど全て独学だったので、講座などへの出席は後にも先にも、このAppleStoreでの講座だけ。今回で2度目だ。最初は2年前 Adobe Illustlater のプロ向け1日講座だった。
地元でも同種の講座が無いわけではないが、Windows版が主流であったり、かなりの日程が必要だったりと、自身の修得環境にはなじまないものがほとんどなので、遠方という制約下ではあっても自身にとっては魅力的なシステムなのだ。
なおここの3階にあるシアターでは連日1時間単位ほどで様々なアプリケーション、OSなどMac使用環境に関わるワークショップ(無料講座)も開かれている。大きなホールでの大スクリーンを使っての講座だが、そのテーマのアウトラインを学ぶには適切なプログラムだろう。
一方の有料講座は少人数(10人ほど)を対象として、それぞれに必要な機器を与えられての受講システムなので、かなり濃密な学習環境と言える。
ただ参加者の修得能力、習熟度が様々なので、ボクのような高齢で習熟度の低い参加者は講師と他の参加者に迷惑なものとなってしまう、というところが問題。(自覚だけはしているのだ)
前回も参加者の年齢構成は20代:50%、30代:45%、40代:0、50代:1人(ボクのこと)。
午前中の基本的な内容については、若者に伍して理解と、反応もまずまずで、何〜だ、ラクチンじゃん (^^)v、と構えていたら、後半はもう付いていくのがやっと。
講師の指導内容は理解できるのだけれども、自身のMac上での反応が鈍いのだ。焦りまくったね。
しかし懲りずに新しいMacのアプリを修得しようとチャレンジ。年寄りの冷や水と言われようが、何と言われようが、修得への欲望の方が恥よりも勝っているから仕方がない(苦笑)。


今回のAppleアプリ“Pages”はまだ人気が無いと見えて、エントリーがわずか4名。出席はさらに1名減って3名。マンツーマンに限りなく近い環境だった。
この“Pages”は一昨年に新たにリリースされたばかりのソフトだが、それまでの“AppleWorks”(昔は“クラリスワークス”というものだったが)に替わるものになるのだろうか。本年1月にバージョン2.0にあたる“Pages 2”というものがリリースされた。
かなり高機能なワープロソフトという感触があったので購入し試用していたものの、その高機能性にとても十分に対応できるスキルを獲得することは適わなかった。
また残念ながらこのソフトの教則本なども市場には皆無。
止むなくAppleStore銀座の講座を受講することになったという次第。
わずか1日の受講ではあったが、このソフトの実用性にあらためて感得することができたし、その多機能性に秘めたる可能性を感じ取ることができた。
簡単に解説すれば、単なるワープロソフトではなく、表計算、グラフィックスなどApple社のいわゆるiアプリといわれるソフトと連携し、かなり高度な文書を作成することができるというものだ。
しかもその操作は実に直感的で、誰しも基本的な機能さえマスターしさえすれば、とてもクールで、優れた編集が可能というものだ。
本格的ワープロとしては “Word” というMicrosoft社のものがあり、Mac版も含め市場を支配していているが、これに伍するとまでは云わないまでも操作手順としてはむしろ直感的で、より使いやすいAppleらしさが評価できるものとなっているように思えた。
ファイル交換するのではなくローカルで印刷するとか、あるいはPDFで書き出すことでWindowsとのファイル交換も可能となろう。
(全てのオブジェクト、属性も含め反映し、レイアウトの崩れも起きない。
“Word”への書き出しも可能だが、文字属性が反映しなかったり、レイアウトが崩れるという制約がある)
少数精鋭の環境ということも手伝って、おかげでしっかり学ぶことが出来たので後は実践あるのみだ。
ただね、やはり寄る年波には抗えない。せっかく履修したソフトでも、しっかり身に付くまで意欲的に復習しないとダメだろうね。
少しでも時間をおけば錆び付いた頭脳に“保存”されたデータも1つ1つ消失していってしまう。

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  • 学ぶ姿勢があれば年齢なんて関係ないですよね。
    反応がにぶかろうが、時間がかかろうが最後は使いこなすという意地がきっとソフトをものにするんですよね!(笑)
    でも若者達の反応の速さは羨ましいなんて思ったり…
    とにかく使いたいお思うのが一番の動機でもうartisansanさんはあれだけのHPを作り上げてらっしゃるのでいずれすぐに我が掌中に納められるのでしょうけれど・・・。
    wordよりおしゃれなものが出来そうな気配、かくいう私はほとんどwordを使えない、使わない…って状況です。

  • 講習お疲れさまです。
    昔クラリス→アップルを使っていましたが、
    今はワードになってしまいました。ワードよりも良さそうでしょうか。

  • >aiさん、コメントありがとうございます。
    そうです。意地です(笑)
    高齢者にも自由な世界を !!
    >kokoniさん コメント感謝です。
    kokoniさんも古くはMacユーザーでしたね。
    Wordの良いとこ取り、って感じですかね。
    しかも直感的な操作手法が魅力。
    ↓一度、こちらのQuick Time ツアー(英語版ですが)をご覧になると少し理解できるかも(大きなファイルですので、読み込みに時間が掛かります)
    http://www.apple.com/iwork/quicktour/pages/

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