工房通信 悠悠: 木工家具職人の現場から

木の大学特別講座 2018「木」と保存・修複「絵画の保存額装」+「木の内科 保護・抗菌抗体材質について」(ご案内)

木の大学講座2017から

木の大学講座2017から(講師:工藤さん)


昨年に引き続き、阿部蔵之氏主宰による[木の大学講座]が開催されますので、ご案内いたします。
既に阿部さんのBlogにて紹介されていますので、詳細はそちらに譲りますが、今回は前回のMoMA・Roger Griffithさんによる『〈木〉と修復・保存』講座を継ぐ内容として開催されます。

昨年の講座では、参加、聴講された工藤正明氏により翌日のフィールドワークにおいてご自身の高級美術品を対象とする「額装」の現場への誘いがあったのでしたが、今年は、ここに焦点を当て、氏による保存額装の実際を、ここで用いられる木材の保存性を化学的、植物学的視点から探求に余念がない阿部蔵之氏による解説を交え開講するようです。

私のBlog読者に額装関係者がおられるかは不明ですが、一般的な家具のエレメントにあっても、いわゆる額縁というのは様々なところで用いられていますので、その部位の構造、制作面での知見、あるいは木材の用い方等々、を専門的なところから解読していただく好機であろうと思います。

開催要綱

名称:木の大学特別講座2018〈木〉と保存・修復「絵画の保存額装 」「木の内科 保護・抗菌抗体材質」
日時:2018年5月26日(土)15:00〜18:00(松本クラフトフェア開催時期)
会場:松本市県の森文化会館(旧信州大学校舎 / 重要保存建造物 クラフトフェア会場敷地内)


この特別講座に参加希望の方は阿部さんのBlogのエントリーシートからお申し込み下さい。

木の大学特別講座2018 受講申込書

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