工房取材の雑誌発刊
以前触れた雑誌メディアの取材による掲載雑誌が発刊されたようで、出版社から贈呈本が送られてきた。
◆『WOODY STYLE週末工房 No.5』
(誠文堂新光社)
「Studio Furniture / 家具工房」というコーナーでの紹介。
5頁にわたる記事で、過去に他の雑誌の取材でも訪問いただいた編集人による記事なので、弊工房を昔から良く知悉したところから編集されたもので内容的にもとても良い紹介記事になっていた。
画像は雑誌著作権の問題もあるだろうと思い、サイズを小さく、イメージだけ。
どうぞ書店で手にとってご覧いただきたいと思う。
この号では同じコーナーで「小島伸吾」さんの紹介記事も来ていたので、いささか臆しないわけでもないし晴れがましいものもあるね。
このような木工関連雑誌では他にどのようなものがあるかは詳しく承知していない。
以前には他の複数の雑誌があったように思うが出版業界の浮沈、購読者数の頭打ち、趣味投資のIT関連分野への集中、などいくつもの難題を抱えながらの出版活動と感じられるが、ぜひ継続出版を願いたいところだ。
本誌では宮本良平さんによる「アマチュアのための工房つくり」という連載記事もあるので、これから趣味で木工を始めたいという人には有益だろう。
ボクの記事などは、しかし果たしてどれだけ有益なのだろうか?(少し首を傾げてみる)
日本には良質な関連雑誌が無いと嘆くのは良く耳に届くところだが、考えてみればそれもボクたち木工家の社会的地位の反映でもあるだろうから、天に唾するようなものかもしれない。
ともに盛り上げていこうという姿勢が肝要だね。
acanthogobius
2006-6-20(火) 09:09
早速買わせていただきます。
「木工事典」のころは毎号買っていましたが最近はたまに
買う程度になってしまいました。売っている書店を探すのに
苦労するのでネットで買うことになると思います。
「趣味投資のIT関連分野への集中」うーん!なるほど
気が付いてみれば納得です。
kokoni
2006-6-20(火) 09:16
雑誌掲載おめでとう(でいいのでしょうか)ございます♪
artisan
2006-6-20(火) 23:21
acanthogobiusさん 『木工事典』は休刊(実質的には廃刊?)でしたか。
『週末工房』も同出版社の『木工房』休刊後に意匠を替えての再刊ですね。
ぜひ多くの方々にお買いあげいただき、経営安定化にご助力ください(笑)
>趣味投資のIT関連分野への集中
は、出版社などにとってはなかなか深刻な問題のようですよ。
若者は低賃金でこき使われ、ケイタイ、PC、ネットなどに小遣いを吸引され、本当に大変ですよね。万骨枯れて、IT残る、ではねぇ。
>kokoniさん どうも、おさがわせしてすみません。
購読者から掲載された写真の中の「譜面台」に早くも受注が入ってます。(^^)v
kent
2006-6-22(木) 22:56
さっそく本屋へ。
明日にでも買いに行きますよ。
楽しみ。
artisan
2006-6-23(金) 22:29
kentさん お変わりありませんか。
ターナー専門誌でもあれば良いのですがね。
読後、ここにあらためて一言頂ければ嬉しいですね。
kent
2006-6-25(日) 19:28
普段からブログに書かれていることのエッセンスが
詰まった記事になっていると思いました。
素材から与えられる力、うーん、深いなぁ。
革も木も土も同じなんですよね。
とりあえず、右手の怪我を早く治して
モノつくりを私なりにたのしみたいと
思います。
この雑誌いつも買ってますよ、宮本さんの記事も
楽しみでしてね。数少ない木工関連の雑誌ですから。
しかし、本屋3軒回って1冊。早々と売れてしまったのか?
うーん、どうなんでしょ?
artisan
2006-6-25(日) 22:29
kentさん 出版社に成り代わってご購入感謝申し上げます(笑)
書店によっても異なるでしょうがこの手の雑誌の扱い量は決して多くないのでしょう。1〜2冊ぐらいの書店も多いと思いますよ。
さて気づいたのですが、20日の日のこのBlog へのアクセス数が突出していて普段の倍ほど伸びています。これは明らかに購読者からのアクセスでしょう。(記事内にurlが記載)。書店で求めたのか、定期購読で郵送されてきたのかはともかくも。
(でも、この記事を読んでオーダーが掛かったのは今のところ1件だけです 笑)