工房通信 悠悠: 木工家具職人の現場から

iTunes 7 の快楽とは

iTunes 7.0
皆さんは iTunes 7 は導入されただろうか。
旧聞に属する話で恐縮だが、9/13にアップデートされたiTunesだが、いくつもの改善がなされ、メジャーなアップデートだったようだ。
無論すぐに7.0に更新してはいたのだが、なかなかその使い勝手を確認するまでには至らなかった。改めて起動することでその優れた機能に感服してしまった。
最大の変化はアルバムジャケット(Apple言うところのアートワーク)が一覧形式で表示されることだろう。これはそのまま見れば誰にも分かる変化。
「Cover Flow」という機能で Up、Downの矢印を操作しても、あるいはポインターでジャケット表示部分を掴んでも、どちらでも良いが写真アルバムを繰るような感覚で数百枚のコレクションもたちどころに視覚的に探し出すことも可能な機能だ。
確かにかなりのメモリーを使うものだろうし、ソフトもその分かなり重くなると考えたが、以前のiTunesと較べそのような重さも感じられず快適。
加えて、(これは比較的最近になって確認できた新たな機能なのだが…恥;)、読み込んだCDのアルバムジャケットを自動的に探し出してくれるというありがたい機能には正直頭が下がった。
これまではCDジャケットをスキャンして取り込むか、画質の悪いamazonからもらうか、などの手順を必要としていたのが、一気にクリック1つで取り込むことができるようになった。


実は「iTMS Album Art Finder」というところで iTMS でのアルバム、あるいは曲などのURLを入力すれば、ジャケットの高画質画像を探し出してくれるという御機嫌なサイトがあり、大いに助けられていたのだったが、詳しくは忘れたが、昨年末までにはApple社からの規制が掛かり、amazonと同等のものしか提供できなくなっていたのだった。
今回のこの自動取得はこうしたApple社の規制を補うばかりか、さらに利便性を高めるものとして高いユーザビリティーを提供したと言えるだろう。
(なおこの機能はiTunes ストアのアカウントを所有していることが前提)
簡単にその操作方法を示すと……
◆ iTunesを起動したときに
 メニューバーの「詳細」→「アルバムアートワークを入手」
 これだけで OK ! 。
ただもちろんだが、iTMSに無いアルバムは取得することは出来ない。
また日本での発売ものとは異なるジャケットもあり、これはこれで楽しい。
iTunes2次にiPodの管理がこの iTnens上でできるように改善されたことも大きな進歩だ。
iPodをMacあるいはPCに繋ぐことで右のような表示がされる。
「アップデート」も「復元」操作もここからダイレクトに可能だ。
(ボクのiPodは第2世代のものということがばれてしまう画像だな 恥;)
音楽配信に映像配信へと、大きく音楽デジタルプレーヤーの開発は進化している。
同種機器の製造と配信を進める日本企業のドタバタぶりが目に付く一方で、世界の動きはドラスティックだ。
SONYよ。あなたはどこへいく。
iTunes 7.0ダウンロードサイト

《関連すると思われる記事》

                   
    

You can follow any responses to this entry through the RSS 2.0 feed.