DOMINO 活用でらくらく2枚ホゾ
角ノミ盤を補うDOMINO
震災復興の態様の数々、フクシマを巡る「衆院東日本大震災復興特別委員会」の議論、気懸かりのことばかりだが、日常の業務は業務として進捗していく。あるキャビネットの中仕切り板の接合をどうするのか。
うちの場合、キャビネットの構造は框組み(かまちぐみ)が多いのだが、今回は板で指す構造。
無垢の中仕切り板を天と地、前後それぞれ2枚ホゾで指す。
このホゾ穴は角ノミで穿つのが望ましいのだが、板指しの場合は角ノミ盤の懐の制約上、できない相談。
こうしたケースで威力を発揮するのがFestool社の「Domino」だ。
好きなところに、好きなだけホゾ穴(様のもの)を穿つことができちゃう。
あえて問題を挙げるとすれば、角ノミのようにホゾ穴が角にはならず、ボーリングでのスライド加工になるので、末端が半円となること。
ま、これはホゾの方をテキトーに丸くしてやれば良いだろうし、逆にDomino穴を四角く補正すればなお OK ! ‥‥完璧だ。
つまり、Domino標準の平ダボを使うのではなく、板そのものからホゾを作るという前提なので、そのような方法を取る。
ただ“テキトー”が許されるとはいっても、板厚方向では寸法精度をしっかりと確保するということが条件になるだろうし、また前後のそれぞれ2枚のホゾを除く中央部には、小穴を突き、ここに大入れでメチボソを埋め込む、という方法で接合度、および、位置精度を確保することも欠かせない条件となる。
人によっては、前後に2枚ホゾでは済ませず、全ての領域にホゾを設けるという律儀な人も少なくないと見るが、中仕切りという構造上の位置づけからすれば、一般にはそこまでは求められないと考えている。(違いますかね?)
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木工家具のデザイナー & 職人のartisanです。
