工房通信 悠悠: 木工家具職人の現場から

枠モノ内側への面処理

枠モノの内側の面処理については過去このBlogでも関連する記事を上げてきたところだが、一昨日のエントリへの質問もあったので、あらためてここで簡単に整理してみたい。
家具や木工芸における面処理はどのような目的を持って施されるのだろうか。
そこにはいくつかの目的があるだろう。
当然ながら家具、木工芸に限らず、ボク達の生活周りにあるあらゆる造形物には面処理が施されている。
ピン角(直角のカド)では触ると痛いし、時には怪我の元にすらなってしまう。
またピン角だとその部分が欠損しやすいということもある。
ピン角でなければならない具体的目的が無い限りにおいて何らかの面処理が施されるというのが一般的な了解だろうと思う。
質問者のコメントにもあるようにキャビネットなどの裏側には全くこうした面処理が施さないところもあるようだが、これはコスト意識の悪しき反映とみて良いだろうから、ボクたちは真似したくないね。
質問者があげたことでもあるが、以前どこかに書き記した件のキャビネット裏側のピン角は著名な木工家のものであったが、ボクが体験させていただいた家具メーカーでさえ、いかに価格競争が厳しいものとはいえ、そのような手抜きはしていなかった。
いやそうした“手抜き”など、職人としての神聖な仕事への冒涜として忌むべきものという共通の了解があったように思う。
例え工場長が、もうこうした“余分な”面取りなど止めよう、などと言い出すとしたら総スカンにあうような不届き千万な所業だ。

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“もってのほか”食用菊を賞味

食用菊
このところ秋雨がしょぼしょぼ、最高気温も20℃を越えない日もあり冴えなかったが、今朝は久々に高い空を眺められた。
この時とばかりにたまりにたまったおがくずをエルフに満載し隣町の牧場へと搬送。
堆肥の材料だね。
今回は全体の半分ほどがアカマツ、ヒノキのおがくずなので、牧場主(奥さま)には少し遠慮気味にご挨拶。
普段は良質な広葉樹のおがくずばかりなので喜んでもらってくれる。
この牧場に世話になり始めた頃、ウォールナットのおがくずにはその色には驚かれたようだ。
簡単に樹種について説明し、その後臭いを嗅いでもらったら懸念が消えたと見え破顔一笑。
今日の針葉樹は発酵がなかなか進まない。促進させるための薬剤を入れなければダメなのだそうだ。
そんなことにも気に掛けず、作業を終えて帰路に就く頃にはにこやかに手土産を持たせてくれた。
その袋から見えるのは赤紫色の菊の花。?フム。
「山形の田舎から送ってもらったのよ」とのこと。
いわゆる食用菊だ。ボクは調理したことがない。
さて‥と、簡単な調理方のポイントを立ち話で伺う。
湯がき方とともにお浸し、味噌汁などにも良いなどと教えていただく。
隣では昨年畜産の修行から帰ってこられたつなぎの作業服姿のご子息が静かに母親の話を聞いている。
その後倉庫へ立ち寄り、天乾中の桟干し材の屋根を直し、お宝、ミズメ樺の厚板(45mm、4m材)を数枚積み込み、帰路に就く。
車中、菊のレシピを考え考え、結局酢の物が一番かな、と判断する。、途中新鮮な鰺を求め、帰宅後にやけながら菊を冷蔵庫に放り込み、昼食の準備がてら、鰺を三枚に開き、塩で締めておく。
しかしあまりに大量な菊、隣近所2軒にお裾分け。田舎の方々だからレシピなど知らないだろうから、簡単に牧場主の話をそのまま伝える。
ミズメ樺の木取り中、その隣人がわざわざ報告に来る。「美味しかったわ ! 綺麗ねぇ」、早い !?
そして工房を閉めた後、鰺を酢洗いしさらに酢に漬け込む。
菊は萼を外し、大鍋に沸き立った湯の中へ塩ふたつまみと酢を入れ、パッと菊の花びらを放つ。サッと全体をかき回し、はい、それまで。ざるで受け、これを水に放ち、あら熱を取り、ざるで掬い、しばし冷蔵庫へ。
その間きゅうりを板ずりワカメと共に酢に浸し置き、別途三杯酢を作り、準備終了。
酢の物・鰺に菊入浴後、ビールなどを用意し、他の食材を並べ終えた後、酢の物を合わせる。は〜い、出来ました。
しゃきしゃきとした歯触り、ほの苦い野趣味。そして何よりも他の食材では叶えられない、この色だね。
(台所に立つ人ならとうにお判りのように、湯がくときに酢を入れるのは発色を良くするためのもの)
この牧場主の奥さま、山形から嫁いで来られた方だが、いつもとても良い笑顔で迎えてくれ、何かとめずらしい野菜などを持たせてくれる。
この菊、ネットで確認すれば、実は生産高は山形がダントツ一位。
何と「もってのほか」という異称が現地での通称なのだとか。
本当ですか? 牧場主のKさん。
*画像、クリック拡大。器:棚岡一二三

スタッキングスツール

スタッキングスツール1

この図柄、ちょっと幾何学的でおもしろい。

うちの定番のスツール。スタッキングスツールを塗装途上にパチッ。
このデザインは見ての通りスタックを前提に考えたもの。

渦巻き状に積み重ねることで5脚までスタックすることが可能。
構造はとてもシンプル。

円形に座刳りした座板を三枚組み手で接合された座枠に嵌め合わせ、組み手のところに丸ほぞを穿ち脚を貫通させ、これをクサビ止め。

脚部は工房悠のいつものパターンだが、テリ脚で踏ん張らせる。
それぞれ面の処理(角面)において軽やかさとモダンさを造形させた。

面処理などはあれやこれやと多様に行うのではなく、一定の統一した面を取ることで落ち着きと美しさを産む。

また角面などはエッジを殺すことなく、シャープに立てることもポイント。
こうした端正な加工には刃の切れ味が重要。

今や面取りなどはルーター、トリマーなどでほとんど対応できるが、その後の仕上げの手鉋切削も大切。

確かにサンドペーパーで仕上げることも可能だが、樹種により、あるいは部位により逆目などによるほじくれなどへのサンディングでは、良い研削は困難。エッジも死ぬだろうし、形状そのものも変形する。

やはり一鉋(ひとかんな)掛けることで、形状を維持しつつシャープなエッジを残し、仕上げることができる。
その後の素地調整としてのサンディングはより簡単に無理なくできる。
つまり鉋掛けを避けるという考え方は、切削精度、研削精度を落とし、また余分な時間を取られてしまうという結果をもたらす。

正道を行くのが多くの要素で良い結果を産む。

材種はウォールナットでも作るが今回は本クルミ。
それだけに軽量だが、ねばりのある樹種でもあるので作りのシンプルさと確かさで、堅牢なものになっている。

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アル・ゴアのあくなき闘い

アル・ゴア
Apple.Incの米国サイトのTopにはいつもなら話題の新製品がクローズアップされているものだが、今はアルバート・ゴアの講演時のものと思われる画像にシンプルなテキストが置かれている。(Top画像
昨12日、ノルウェーのノーベル賞委員会が2007年ノーベル平和賞を元米副大統領アル・ゴア氏と国連の気候変動に関する政府間パネル(IPCC)に授与すると発表したことを受けてのものだね。(「ノーベル平和賞はゴア元米副大統領と国連パネルが受賞」AFP BB News
Macユーザーなら周知のことと思うが、アル・ゴア氏は2003年3月からApple.Incの取締役に就任している。
(現在のインターネット網もアル・ゴア氏による「情報スーパーハイウェイ構想」企画が元になったと言うことはよく知られたこと。)
Macユーザーのみならず、世界の多くの人々がアル・ゴア氏の70年代から一貫した地球温暖化防止への精力的なこころみと、これまで少なくとも1,000回を越えたと言われる講演活動などによる普及への高い評価が、この度のノーベル平和賞受賞へと結びついたことに、大きな喜びとともに賛辞を寄せていることだろう。
ところでこうした問題に関心のある人は数日前、英国からの外信が、彼の映画「不都合な真実」には誤りがある、との報を伝えたことに複雑な思いを抱いたに違いないが、その二日後に、この報を吹き飛ばすような吉報が世界を駆けめぐったことをどのように受け止めたのだろうか。(「デイリースポーツ」

地球温暖化を警告したゴア前米副大統領のドキュメンタリー映画「不都合な真実」の内容が「政治的だ」などとして、英国の中等学校で上映しないように保護者が求めた訴訟で、英高等法院は10日、「大筋で正確である」として原告の訴えを退けたものの、映画には9つの「科学的な間違い」があると指摘した。
 BBC放送などによると、判決は同映画の9カ所が科学的な常識として定着していないとして、授業などで上映する際に、教師らが議論となっていることを生徒らに指摘すべきだとした。
 判決は、映画では南極やグリーンランドの氷が解けることにより、近い将来、海面が最大6メートル上昇する可能性があるとされたが、実際には「数千年以上かかる」と指摘した。(共同/毎日jp)

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増殖するケータイ犯罪といじめ

10日ののNHK「クロースアップ現代」では荒涼とした現代の子供社会を見る思いがした。
「ケータイが生む 新たな”いじめ”」とタイトルされたもので、「全国webカウンセリング協議会理事」の安川さんというゲストを迎えての「ネットいじめ」の実態と対応に苦慮する現場の取材から問題を明かそうとするもの。
神戸市の私立高校生がケータイの掲示板で下半身画像を晒されたり、メールでの執拗な金銭要求されるという”いじめ”の結果、校舎からダイブ、というニュースは衝撃的。遺体のポケットからは、「金を要求されたが払えない。成績も下がり、死ぬしかない」とのメモ。
《恐喝未遂:高3自殺、容疑で同級生逮捕 メールで「金払え」》毎日jp
プロフというのをご存じだろうか。
プロフィールの略からのものだそうだが、いわゆるケータイ上でのBlogのようなもの。
個人が簡単に開設できる自己紹介のページだという。スタートしてわずか1年足らずで100万ものサイトがあるそうだ。
簡便に書き込むことができ、安易に実名、学校名、趣味などを書き込むことで、個人情報がネット上に垂れ流され、これが「なりすまし」でのいじめに繋がることも多いようだ。
同様に「学校裏サイト」という非公式な学校のサイトが起ちあげられ、この掲示板上で個人への誹謗中傷が横行しているとのこと。
「『学校裏サイト』、『プロフ』…子どもたちの闇社会」毎日放送

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ヒノキチオールについて

昨日の記事「フィトンチッドに包まれて」の中で、「檜にはヒノキチオールという精油が含まれていて、これが香気を発する。」という記述をしました。
この段落部分について、木工をされている読者Tさんという方から、日本のヒノキにはヒノキチオールは含まれていない、とのご指摘がありました。
実は記事の中でも記したようにwikiで関連項目を確認していたのでしたが、この問題については専門分野の研究機関においてもなかなか微妙な状況のようで、あえてそうした煩雑な内容の紹介を避けてしまったがためのエラーになってしまいました。
お詫びして訂正します。
なおTさんからはいくつかのWeb上でのデータをお示しいただきましたので、そのURLも含め参照いただきましょう。
■ 「フィトンチッド基礎講座 (1)
■ 「ヒノキチオール今昔物語
上記サイトにもあるように最近になって日本産ヒノキからもヒノキチオールが検出されたというデータもあるようですが、それまでの「日本の檜にはヒノキチオールは含有されていない」という定説を覆すほどのものとはなっていないというのが現状のようです。
あらためて整理しますと関連する学会(日本木材学会など)においては日本のヒノキにはヒノキチオールが含まれているとする明確なデータはまだ無い。
しかし一方最近の分析では検出されたという報告もある。
またヒノキには国産材の中にあっても精油含有量が多いことは認めねばならず、(こちらのデータなど)名前こそヒノキチオールと同一とは確証されないものの、フィトンチッドを発する有用な樹木であることも確かなこと、と言うことができるでしょう。
誤解を招く記述内容であったことを詫びるとともに、今後の研究に待ちたいと思いますね。
Tさん、ご指摘感謝します。これからもどうぞよろしくおねがいします。
お仕事もがんばってください。応援しています。
なお本件指摘のメールには、このBlogは「影響力も大きなものがあるのではないかと思い、ご連絡させていただいた」と言う記述もあったのですが、本人にはその自覚がちょっと欠如しているかもしれない。
もとよりそうしたことには関係なく、記述には正確さが求められると言うことは当然のことで、自戒せねばなりません。
遠慮してのものであったのか、コメントではなく実名のメールでの指摘でしたが、このようなものはWelcomですので、どしどしお願いします。いや間違い、どしどしなどという頻度があるようではマズイわけですね。

フィトンチッドに包まれて

森
ここしばらくはボクの身体には虫は寄ってこない(と思う)。
フィトンチッドって奴を身体に染みこませているからね。
フィトンチッドとは樹木の香気が周囲の微生物をやっつける物質とのこと。
wikiによればロシアの学者による発見と命名とのことだが、ロシア材で最も強い香気を発する樹木はいったい何だろう?
日本ではもちろん檜だ。
檜にはヒノキチオールという精油が含まれていて、これが香気を発する。
数日前から檜の古材で卓を制作している。今日も古材ならではの加工の困難を押してほぼ加工のめどを付けることができた。
築50年を越えるほどの建築解体材からの古材だが、香気は全く失われてはいないからオドロキだ。
ま、大工など針葉樹を相手に日々の糧を得ている職人であれば、何も驚くに値しないことだろうが、雑木相手の家具職人(雑木というへりくだった呼称が好きだね)となれば感慨一入(かんがいひとしお)ではあるのだ。
さらに檜を褒め称える。
檜は加工がとてもイージー。ボクの鉋掛けは一流と勝手に自負しているが、二流でも三流でも簡単に削ることが出来る、と思われるほどにサクサク削れてしまう。
ただ構造材の解体材であるため、大小の節がありこれが異様に硬いためにここで刃が痛むのがちょっとね。
鉋掛けだけで材面は光り輝く。松材もなかなかのものだが、檜のツヤに勝るものはないだろう。
余談だが、以前建具屋を父に持つ若者が家具作りをしたいと言い、鉋掛けもできますというので、うちで試しに雑木(楢だったかな?)を削ってもらったことがあった。
本人は首を傾げるばかり。全く良い削りができないのだった。
ここでは鉋掛けの技法について語るものではないが、実は雑木も檜も鉋掛けの基本に大きな差は無いと考えたい。
これは“削ろう会”などといった極めつけのレベルを問うものではなく、家具制作における職人レベルのことであるが。
また同様に、反り台であったり、南京鉋であったりと、いわゆる平鉋では無い“曲もの”(クセモノ)の鉋においても全く同じであると言って良い。
平鉋の技法があって、“曲もの”の鉋が今ひとつ、ということはあり得な〜い、のであって、それは実は平鉋の技法もその程度でしかない、という証左なのでは。
明日は吸い付き桟の加工になるが、問題が残ったまま。
解体材という制約のため、吸い付き桟に使う比較的大きなサイズでは柾目が取れないという問題。
何故か秋めいてきた頃になって、工房にはやたらと蚊が飛翔しまくり往生こいていたが、ここ数日なりを潜めている。ヒノキチオール効果大。
‥‥ボクの身体にはここ何年も虫が付かない。
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*削除部分は読者からのご指摘によるもの。詳しくは「ヒノキチオールについて」へ。

行商道具屋さんと当世風刃物

新潟三条・平出商店の大きなバンがやってきた。
昔は毎年のように立ち寄ってもらっていたが、このところ断ることも多く、今回は数年ぶり。
ボクは新たに購入すべき道具も特に無いしなぁ、しかし何か買って上げないと……、などと弱気虫が出たり引っ込んだり。
2月ほど前にも小さな角面鉋(ダボ式ミニ角面鉋)含め、数丁送らせたばっかりだったしね。
でも結果的には平出さんとしては十分に営業になったと思うよ。
うちの見習いも5、6丁の鉋を買ったようだし、近くの大工、家具職人にも声を掛けて集まってもらった。
さらにまた近隣の工房にも立ち寄るように取り次ぎさせてもらったりと、まずまず良い商いになったはず。
ボクが買ったのは鉋が1台だけ。
8分の南京鉋だが、裏刃が付いたタイプのもの。
この裏刃付きというのは以前は平出さんは扱っていなかったものだが、数年前から作らせているとのこと。
南京ヵンナこの裏刃付きの南京鉋は「秋田木工」の職人が使っていることは見知っていたし、刃物屋に作らせれば作ってくれるものだが、あえて発注するほどでもなかったので所有していなかったもの。
良い鋼のもので、刃口をポイントにタイトに台を仕込めば裏刃がなくともかなりの水準で逆目は止まる。
ま、でも話の種に(?)1本ぐらい持っていても良いだろうと判断して購入。
次に取り出したのが替え刃方式の南京鉋だった。
これには少し驚いたね。
平出さんからは確たる仕様は示されなかったが、カーバイドチップのような替え刃の付いた南京鉋だった。
試しに削らせていただいたが、フィーリングは悪くなかった。
唐木を多く扱う職人には良いかも知れないね。
こうした伝統的道具の世界も、新たな鋼(はがね)開発とあいまって、進化(退行と隣り合わせでもあるが)しつつあることも確か。
事実、ノコの目立てなどの技術を持つ道具職人も年々その姿が消えつつある現状を省みたとき、替え刃式のノコが無くては困ることも確かなのだから。
しかし、だからこそ地域における道具周辺の技術体系、市場流通の環境が劣化してしまうということにも繋がっていることについては自覚的でなくてはならないだろう。
卵が先か、鶏が先か、という話ではないが、伝統的工法での加工を基本とするぼくたちにとっては無関心ではいられない問題だろう。
そうした視点からあらためて考えてみれば、裏刃付きの南京鉋も職人の道具の仕立て技法の劣化に繋がってしまうというリスクを孕んでいるということになるのかな?(苦笑)。
*画像は上の黒光りしているのが通常の南京鉋(1.4寸)、
 下が今回購入した裏刃付き南京鉋(8分)
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不思木な「上條宣子展」ご案内

本Blogで過去何度か紹介した上條宣子さんから東京・銀座の画廊での個展の案内が届いた。
お近くの方はぜひ「不思木」(ふしぎ)な世界に首を捻り、そのアイディアとクラフトマンシップの技を堪能し、木でのアクセサリーの可能性をとくとご覧いただきたい。
上條宣子展
▼ 木のオブジェアクセサリー 上條宣子 展
▼2007/10/12 〜 10/17
  11:00 〜 19:00(最終日17:00)
▼ギャラリー銀座陶悦
 東京都中央区銀座1-4-4 ギンザ105ビル4F
 Tel:03-3567-1056

Mac OS 更新間近と、INFOBAR 更新

Apple Inkが、Macの新しいOS「Mac OS X 10.5 Leopard」を近くリリースするというのは既に公表された既定のものだが、どうも10月26日あたりというのが確度の高い“ウワサ”らしい。
またこれと同時期に、Apple Inkからは何か新たな発表もあるらしいというから、ボクも何やらもぞもぞし始めている。
期待のサブノートがもしや‥‥、というワケだ。
それ以上に期待したいiPhoneの日本上陸のニュースの行方は残念ながら未だどこのキャリアが扱うのかも含め定かではないのだが、ボクが現在使っているケイタイは破損しかけている。
あまり稼働率は高くない(工房で仕事をしている時はほとんど電源Off)ので、あわてる必要はないのだが、iPhone日本上陸まで果たして持たせることができるかどうかはビミョウ。
そんなところにケイタイ現有機種の更新がなされたようで、興味深い。
これまでのちっさな液晶画面も、少しまともな大きさになったし、ワンセグ対応、デザイン的にもさらに洗練されての再登場のようだ。
auデザインケイタイ《INFOBAR 2》だ。

INFOBARはau design projectの第1弾の端末。
三洋マルチメディア鳥取の製品であるが、周知の通り三洋はケイタイ生産から撤退したのはつい先日のことなれど、先月リリースされたばかりのこの《INFOBAR 2》はどこが作っているのかとチェックを入れたら、なんと三洋マルチメディア鳥取の撤退前の最後のモデルとなったということだ。
つまり継続生産はされないということであれば、急がないと市場から消え去る運命?
そうしたあまり明るくない宿命にある《INFOBAR》だが、嬉しいニュースもある。
《INFOBAR》がMoMaのパーマネントコレクションに選定されたというニュースが飛び込んできたのだ。
デザイナー・深澤直人氏とともにユーザーの一人として共に喜びたい。
現在所有のものは真っ白な「杏仁豆腐」(笑)というタイプのものだが、今度はどれにしようか。ちょっと派手めだけれど「ニシキゴイ」も良いかな。
上のjavascriptで遊んでいただき、興味を持ったらauショップに走ろう。
実勢価格20,000円前後かな。