鉋 vs スクレーパー

Scraper(スクレーパー)という道具がある。
様々な用途で用いられるので、木工とは関係のない業務、あるいは広く生活面でも活用されているものの1つだ。
ビルメンテナンス(お掃除するおじさん、おばさん)、駅の掃除やさんが必ずポケットにしのばせておく便利道具。多くは床にへばりついたガムをこそぎとったりするアレだ。
家庭でも台所でこびりついた汚れを取るのに使っている賢い奥さんがいるだろう。
冬場の朝の車のスタートにはウィンドーに張り付いた結霜をサイフから取り出したカードのエッジでこそぎ落とすこともままあるだろう。これもスクレーパーに含めるのは間違いではない。
産業界でも様々なところで様々に活用されているはず。
木工でも板剥ぎの際にはみ出したボンドをこそぎとるのにご登場願ったり、作業台にこびりついたボンドやら汚れやらを取り除くのにも便利な道具だ。
ホームセンターに行けば、カッターなどの棚、あるいは塗装用品のコーナーなどで用途に応じた様々なものがあるだろう。
さて今回は木工の仕上げ加工に用いられる「Scraper(スクレーパー)」について少し考えてみる。
最近あるWebサイトのBBS(KAKUさん)でこのスクレーパーについて語られていたことに示唆されたからでもある。
2回ほどこれに介入し、思うところを書き込んだのであったが、場所柄十分に伝えるということも叶わず、あらためて考えるところをこちらで記してみたい。
これは日本の歴史と伝統の中に色濃く定着している木に関わる古層の文化に深く関わる問題に繋がることでもあると考えるので、単に技法的なことに留まらない関心領域を持つ。



もう1つの注意点は接合部の面処理について。
以前触れた雑誌メディアの取材による掲載雑誌が発刊されたようで、出版社から贈呈本が送られてきた。
ところで紫陽花の花の色は土壌のPHで決まるとの説があるが、信憑性としては如何なのだろうか。ほぼ同じところに植えてある同種の紫陽花が全く異なる色であったりすることも多いが、どのように説明が付くのか?
新たなデザインでのコーヒーテーブルを制作しようと考えている。







木工家具のデザイナー & 職人のartisanです。
