工房通信 悠悠: 木工家具職人の現場から

梅雨入り時季の草花「ムシトリナデシコ」

ムシトリナデシコ1
「ムシトリナデシコ」、ちょっと変な名前の草花。
今、近くの一級河川「大井川」の中州の河原一面を彩っている。
一昨日から梅雨入りした東海地方だが、今朝は晴れ間も覗く曇り空。
朝、家人を駅まで送った帰り、河原に降りての撮影。
2週間ほど前から色鮮やかになってきていたが、梅雨入り後の豪雨で水没する前にと撮影してみた。
遠目に見れば鮮やかな赤色はややケバく見えるので、必ずしも好ましい感じを持っていたわけではないが、画像下のように(クリックで拡大)花弁が判別付くほどの間近に見れば美しい草花だ。
紅色と淡いピンクのものが多いが、白色に近いものもあるようだね。
名称の「ムシトリ」の意だが、決して食虫植物というものではなく粘液を出してこれに虫がくっついてしまうことからの名称のようだ。
欧州南部が原産の帰化植物で、江戸時代に観賞用として入ってきたそうだ。
入梅という季節は爽やかなイメージにはほど遠いが、しかしこの時季ならではの美しい花々も少なくはない。
紫陽花、花菖蒲など。
明日の日曜日は梅雨も一休み。晴れ間も期待できそうなので近くの里山を散策するのも悪くないかもしれない。
さてしかし、さっそく好ゲームが組まれている2006FIFAワールドカップの深夜〜未明のTV観戦如何だが…。
ムシトリナデシコ3ムシトリナデシコ2

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  • 一面に咲いていて綺麗ですね。東京地方今日は雨なんです。やはり梅雨、でしょうか。

  • kokoniさんコメント感謝です。
    被写体が仰角になるような撮影ポイントですので、
    >一面に咲いていて,
    となっています。
    この時季の殺風景な河原には代え難い彩りですね。

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