工房通信 悠悠: 木工家具職人の現場から

花粉飛散ときどき黄砂飛来

すみれ
写真は庭のそこかしこにたくましく咲いているすみれ。気を付けているものの足で踏みつぶすことも無くはない。ゴメンナサイ。
今日は風が強い。駐車中の自動車のウィンドーを見るとびっしりとほこりのようなものが張り付いている。
これは?、花粉、はたまた反日騒動でかまびすしい中国本土から運び込まれた黄砂?
以前、信州松本に在住していた今頃の季節の話し。
静岡から松本へと向かう車中、塩尻峠(当時は高速道はまだ途中までで、塩尻峠はR20号を越さねばならない難所だった)から松本平野を眺望すると、春の霞にしてはあまりにも濁った空気に覆われていることに驚いた。平野全域がダークグレーの帽子を被せたように暗く覆われていた。
松本に帰り着き降車して気づいたのです。それは紛れもなく黄砂でした。


中島みゆき+工藤静香の「黄砂に吹かれて」(アルバム「回帰熱」)は大陸の香りを伝えてくれる曲で悪くはありませんが、中国国内では飛来する日本での迷惑などという程度のものではなく、みゆきの歌のように情緒的に構えても居られず大変な障害になっているそうです。そのため多くの科学者が対策に奔走しているようですよ。(参照
日本では花粉症の発生が春の到来を告げますが、同じように中国でマスクをしている人の増大は黄砂のためであり春の風物詩なのです。
車に付着したほこりのようなものは果たして花粉、黄砂 ? いずれか確認するためには、指にとって鼻先に持ってくれば判別できるだろうな、さてどうしたものか。

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