工房通信 悠悠: 木工家具職人の現場から

梅雨明けの夕べ

梅雨が明けた。九州北部から関東甲信まで一気だったね。
高く澄み渡った空に入道雲、という真夏の天空ではなかったものの、とても暑い !

クリアな大気の上に刷毛で引いたような雲が流れ、夕刻には久々に西の空が染まった。

梅雨明けの空


ふと庭に目をやると、既に花期を終えたガクアジサイの葉っぱに羽化したばかりのクマゼミが‥‥。

紫陽花の葉の緑とは少し異なる萌葱色の羽根と、灰褐色の胴体。
明朝にはすっかりと乾いた羽をブルルと震わせ、飛翔していくことだろう。
君たちも長雨が止むのを待ち望んでいたということか。
梅雨明けの日のサプライズだった。

くまぜみ

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