工房通信 悠悠: 木工家具職人の現場から

水仙に鋭気をもらい‥

水仙庭の隅に遠慮気味に咲き出した水仙。
その年、一番に花を見せてくれる野生品種の1つだ。
少し手折り、花器に生ければ芳しい春の香りが部屋を充満させる。
群生地のこの水仙を見るのも良いが、このように密かに春の到来を知らせてくれる咲き方も良いものだ。
どうも天気が優れず。木取り作業も気が乗らない。
他にもいくつかの凹む出来事が重なり、バッドコンディション。
ボクは元来オポチュニスト(というよりいい加減と云う方が合ってるかな)なので、あまりくよくよしない方なのだが、時にはリフレッシュを必要とすることもある。
今日は水仙を撮影したり、工房裏の大きな椿の木に登り数本の枝を手折って生けたり、自転車(クロスバイク)で10kmほど走行して汗を掻くなど、ちょっと仕事から離れて身体を動かしてみた。
こんな時はお気に入りの音楽にでも身を浸せば少しは軌道修正できるだろう。
《チックコリア&上原ひろみ/スペイン》
最後の1分間のサビにいくまでの師弟の掛け合いが緊張を孕んで良いと思った。

明日は快調にいきたいね。

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