トリマー DEWALT〈DWP611〉という優れもの
久々に電動工具、新機種のご紹介。
FWW誌No.220号でも高い評価を受けていた〈DEWALT DWP611〉というトリマーを取り上げてみる。
トリマーとジャンル分けするには無理があると思うほどに、限りなくハンドルーターに近い構成と機能を有すると見た。
米国では「Trim Routers」あるいは「Compact Routers」とカテゴライズされるようで、なるほど、と納得する。
その理由については、この記事から十分にくみ取っていただけるものと思うが、うちでは今後大いに活躍してくれる予感がする。
仕様
まずそのスペックから。
Amps | 7.0Amps |
HP | 1.25HP |
No Load Speed | 16,000 – 27,000rpm |
Collet Diameter | 1/4″ *(欧州向けには6-8mm) |
Plunge Stroke | 1.5″ |
Base Dimension | 4″ |
Spindle Lock | 12 position |
Tool Weight | 4.1lbs |
Lighting | 2 LED’s |
Depth Adjustment | intuitive Ring-Quick to Adjust |
このスペックから既にいくつかの特徴を読み取ることができると思う。
大きな出力
まずパワーが類種トリマーでは最大クラスであると言うこと。
7.0Amps、つまり700wという数値だが他が300 – 500wとするのに較べ、ほぼ倍のパワーを吐き出す。
因みにマキタの8mmシャンクの「RP0910」という小型のルーターがあるがこちらは900w。
DW611はこれに次ぐパワーを持つということになるが、しかし重量は「RP0910」の半分ほどでしかないことを考えても、その駆体はハンドルーターにはほど遠いもの。
また以前このBlogでも詳しくレビュー記事を上げた〈Bosch・PRM500〉に対し100gほど重いという数値だが、実際に持って見た感じではさほどの違いは認められない。
可変速
次に可変速の機能が付いていることも挙げておこう。(画像 ⑤)
因みに今回は詳しくは触れないが、このDW611とほぼ同一の機種がPoter-Cable社から販売されているのだが〈450PK〉、こちらは回転数は固定[1] 。
LED照明
次にスペック上で見逃せないのが、LED2灯によるダウンライトだろう。(画像 右下)
作業者にとり、高速回転する刃物が被加工物に対してどのような状態であるのかという可視性は、高精度で安全な加工にあって欠かせない要素だが、類種のくつかのものはその駆体構造上、可視性に問題があるものが少なくない。
比して、このDW611は透明アクリルベースの真上の位置に2つの高輝度LED素子が埋め込まれている。SW連動で動作する。
国内メーカーのマキタなどは多くの機種に先進的にこのLED照明を導入して久しく、他社もこれに追随してきていて好ましい傾向を示すが、トリマーでは現在どのような導入実績があるのかは良く分からない。
コレット
なお、コレットだが、ボクが個人輸入したアメリカのものは1/4″の1つだけなのだが、同機種(一部200V仕様)、欧州でも販売されていて、こちらは6-8mmというコレットが付属する。
現在、これら6-8mm対応コレットを入手すべく、探しているところ。
(読者で良い情報をお持ちであれば、ぜひ教えて欲しい)
因みに旧型のDEWALTのトリマを友人から取り寄せて検証してみたが、これに付属する6mmのものは装着できた(画像左のトリマが旧型、画像⑰:1/4″、⑯:6mm、⑮:1/4″)
後ほど詳しく見ていくが、8mmシャンクのビットが使えるというのも、この機種の大きな優位性と言って良いだろう。
さらに、このコレットは同メーカーのそれまでのものと異なり、咥え込む機構が改善されていて、確実にロックされるということが強く主張されている(下記Link、YouTube動画参照)。
そうしたところからもこのDWP611はトリマの概念を超えルーター的なパワーを備えるといっても間違いでは無い。次に紹介する優れたプランジ機構も付随するということも考え併せれば、ほとんど高機能小型ハンドルーターと言っても良いかも知れない。
さてスペック上での検証はこの程度にし、さっそく具体的に使用感、使い勝手などを見ていく。
2種のベース
まずはじめに記述すべきであったかも知れないが、このDWP611には2つのスタイルのベースが使えるCombo Kitというものがある。すなわち上で触れたプランジ機構を持つベースがあるというのも大きな特徴だ。
(BOSCHなどにも同様なキット構成のものがあるが)
このDWP611はその装填のシステムがとてもよくできている。
工具フリーの簡便さで、しかも確実に高精度に固定できる。
このような両使いというシステムのものにありがちな、ある種の妥協の産物というものは全く感じさせず、それぞれに求められる機能が十全に叶えられているというところがとてもスバラシイと思う。
基本ベース
まずプランジ機構が付かない基本のスタイルから見ていく。
何と言っても特徴的なことは、ベースに対する本体の昇降システムがアルミの本体ハウジングに刻まれた大きなスクリューで無段階的に行われるという機構である。
この機構はご存じのようにハンドルーターで有名なPoter Cable社のものと同じで、それを想像してもらえば判ると思う。
ただ基本機構は同じでも、かなり改善されている(Poter Cableのルーターも改善されているのかな?)。
つまりスクリューとは言ってもPoter Cableのルーターのように本体をぐるぐると回して高さ調整するというものではなく、このスクリューに噛むプラスチックのリングが付属していて、本体はあくまでも正位置から変わること無く、リングを回転させることで本体が昇降するという機構だ(画像①、②)。
1回転で1/2″の移動。このリングに刻まれた目盛り1つで1/64″、つまり約0.4mmの昇降。(どうもインチというのは判っているようで、判りにくいものだね)
このリングと、本体の駆動が実によくできていて、ゼロアジャスト調整がとても楽だ。
本体とベース駆体との結合はワンタッチで、解放も同じくワンタッチ。工具フリーだ。
かといって、固定が甘いということは全く無い。
それだけ設計がよくできていて、機械精度もとても高いと感じられる。
実際、何度か刃物を装填して切削を試みたが、彫り込み深さなど、全く誤差が見られずとても安定的だった。
深さ調整も0.4mmという刻みのリングでほぼ目的の設定ができた。(当たり前か)
アルミダイキャストのボデーには滑り止めのボツボツ加工がされていて、この辺りはBOSCHのトリマーなどの影響を感じさせる。いわゆる人間工学的な設計思想と言えるだろう。
コレットチャックの装填は比較的大きなボタンロックと1本のスパナで行うが、例によってWの締め付けシステムだ(画像⑪)。
添付のD型透明アクリルベースだが、決して華奢なものではなく、十分に酷使に耐えられそう。
ただ、このD型ベースにはテンプレートブッシングは取り付かない構造となっている。(画像⑬)。
オプションで円形のものがあるようだが、これにはユニバーサルテンプレートガイドが使えるようだ[2] 。
D型透明アクリルベースにユニバーサルテンプレートガイドを対応させないのには理由があるようだ。
つまりできるだけ大きなサイズのビットを使えるようにするためだろうね。
なお、プランジ機構のベースにはユニバーサルテンプレートガイドが使えるので安心して良い(画像⑫)。
モーターは700wを繰り出すが、ソフトスタートも搭載される。
700wという数値だが、8mmシャンクの比較的大きな刃物を装填しての切削作業が余裕を持って行うことができる。
また8mmシャンクのダブテールビットは、6mm、1/4″のものと較べ首根っこにも余裕があり安心して負荷の大きな作業が可能となるだろう。
集塵アタッチメント
最近の木工関連電動工具はこの集塵機能が必須のものになりつつあるようだ。
これに準じる形でオプションとして販売されている。
FESTOOLのルーターを購入した時に導入した、マキタの小型集塵機のホースが使えるようだ。
ただ本体ベースへの取り付けが、2本のスクリューでかなりの回転数を回さねばダメで、しかもとても狭いところでのものとなり作業しにくい、改善を望みたい(画像④)。
プランジベース
うちで使用しているハンドルーターはPoter Cableの1機種を除けば、残り4台(リョウビ、BOSCH、日立、FESTOOL)はすべてプランジタイプだ。
したがってこの〈DEWALT DWP611〉のプランジ機構の機能、性能を比較検証するに都合が良い。
結論的に言えば、かなり高機能、良質な部類に入ると言って良い。
むしろ最高水準のレベルと言ってやりたいほどだ。
このプランジはあくまでも〈DWP611〉のオプションとしての機能で、一般にはこうした付随的な機能は「一応 使えますよ‥‥」といったレベルのものを想定しておいた方が間違いが無いところだが、これは大いに期待を外された。
ベースと本体の合体機構
モーター本体からベースと、昇降のプラスチックのリングを外し裸にし、プランジベースのレバーを緩めて、がちゃん ! 、と合体。たったこれだけ。
工具フリーのワンタッチ。しかもその結合度は想像を超えてとても堅い。
昇降のスムースさと緊結、解放のフィーリングの良さ
プランジ機構の場合、やはり要求すべきは昇降のスムースさだが、これがとても良い。
しかも昇降機構に欠かせないスプリングは露出しておらず、内部に隠れた構造。
したがってダストなどでのトラブルは避けられ、経年劣化も少ないと思われる。
またこの昇降を操作(締め付け、解放)するレバーだが、これがとても具合が良い。
何よりも人間工学的なデザインが施され、またレバーの締め付け、解放は人差し指1本で軽く操作するだけで十分な確かさ。微妙なクラッチ操作までもができちゃう。
つまり小型なれども、侮るなかれ、作業者が要求する性能に見事に応えてくれている(画像⑥)
プランジ、ゼロアジャスト
この分野ではFESTOOL社のものが最高機能を持っているが、それに及ばずとも、次に並ぶほどの水準だ。
大きくはロッドの上げ下げで行い、
細かくはロッド底部にあるスクリューを回転ー昇降させることで微妙な調整が可能。
計測してみると、約1mm/1回転(画像⑧ ⑨)
ゼロアジャストステップ機構は5段階もある(画像⑩)。
さっそくロッドの位置確認メジャーをインチからミリに張り替え、底部のスクリューには基準の刻印マーカーを入れておいた。
なお、このプランジベースの形状だが、1/4づつ円弧と直線で構成されている。
これはフェンスを使っての摺動作業において、円よりも安定した作業ができようにという配慮だろう。
コンパクトルーターとしての機能と高い性能
このように、わずかにテスト的に数回使用しただけだが、かなり良質なものであることが分かる。
ボクの使用環境としては、やはりトリマーというよりはコンパクトルーターとしての働きに期待するということになるだろう。
DEWALTというメーカーのものは初めての導入だったが、恐らくはこれまで市場に投入されてきた全てのトリマーを参照し、これらを研究しつくし、最良のものを、との意気込みで設計製作されたのではと思うほどだった。
なお、実は別メーカーのトリマーをこの1月前に購入したのだったが、入荷してから〈DWP611〉の存在を知り、慌てて購入するというドタバタ劇を演じてしまったのだったが、それについては、またあらためて。
販売価格についてはそれぞれの販売サイトで確認して欲しいが、これだけの性能を持ちながらも、類種と比較して決して高い設定では無いことだけは触れておきたい。
*参照
■ DEWALT公式サイト:DWP611PK
■ YouTube 動画紹介
《関連すると思われる記事》
❖ 脚注
- DEWALT社、Poter-Cable社は両社ともBrack & Decker社の傘下にあるメーカーであることを考え合わせれば、明らかにいずれかがOEM [↩]
- ユニバーサルテンプレートガイド(universal template bushingsとも言われる):ユニバーサルなる所以だが、以前Festool社のハンドルーターにこのユニバーサルテンプレートガイドが取り付くことを確認したときは軽い驚きがあった。
たまたま所有していたPoter Cable社のハンドルーターのテンプレートガイドがジャストフィットしたからである。
その後、このテンプレートガイドのシステムがFestool社をはじめ、いくつかのメーカーを横断するユニバーサルなものであることに気づいた。この〈DWP611〉というトリマーがそもそもPoter Cable社の駆体構成を基本としていることから、このユニバーサルテンプレートガイドが使えるだろうことは大いに想定できたわけだで、購入意欲への強いインセンティヴの1つになったのも確か。
ユニバーサルテンプレートガイドの一般的セット内容:5/16″ O.D. – 1/4″ I.D., 3/8″ O.D. – 9/32″ I.D., 7/16″ O.D. – 11/32″ I.D., 1/2″ O.D. – 13/32″ I.D., 5/8″ O.D. – 17/32″ I.D., 3/4″ O.D. – 21/32″ I.D., 51/64″ O.D. – 5/8″ I. D., 1″ O.D. – 7/8″ I.D. [↩]
acanthogobius
2011-8-19(金) 11:38
やられた! 先を越されましたね(笑)
黄色いやつは今まで使ったことがありませんが
基本的にはPorter Cableと同品質になったようで
使ってみたいです。
6mmコレットはやはり必要ですね。
情報が入りましたら教えてください。
ひとつ私が知りたいのは固定ベースの太さです。
手もそれほど大きい方ではないので、国産のトリマーに
較べれば太いと思うのですが、グリップした時の感じを
教えていただけるとありがたいです。
artisan
2011-8-19(金) 21:22
やはりacanthogobiusさんも狙っていましたか。
>基本的にはPorter Cableと同品質に
私もDEWALTはこれがはじめてです。
Poter Cableシステムを基本とし、
新進の機能搭載で一気に先頭に踊り出た、
という感じですね。
ボデー(基本Dベース)ですが、
〈Bosch・PRM500〉とほぼ同等の握り感覚ですね。
(国産のものと比較すると一回り太いです。700wのモーターですのでね)
このD型ベースは加工物外周へのアプローチにおいて、
安定した切削運行のためのもので、良い考えだと思いますね。
acanthogobius
2011-8-22(月) 11:42
ひとつ教えてください。
それは電動工具の収納についてです。
今回のようなハンドルーターなどは普段はケースに納めて
収納しているのでしょうか?
使用頻度の高い、例えば充電ドリルなどは、棚や引き出しに収納する
スタイルですか?
専用ケースに収めれば、付属品なども一緒で良いのですが、取り出しと
再収納が面倒です。
本体だけ棚に収めると付属品の管理が結構面倒です。
artisanさんの場合をちょっと教えてもらえませんか?
artisan
2011-8-22(月) 21:25
電動工具の収納ですか。
これは個人差も大きいのではと思われますね。
考え方であったり、あるいは整理整頓に関わる性格であったりと。
私ですか? 結構、整理は杜撰な方かも。
でも、基本は、
■本 体:ワークベンチ横壁面に造り付けた大きな収納チェスト(扉付き)にジャンルごとに裸の状態で整理
■付属品:収納チェスト上の小さな抽斗(120w 80h 230d)がたくさん付いたツールチェストにジャンルごとに収納
というのが基本。
一部、サンダーなどは、ワークベンチ下の収納チェストに入れてあります。
でもFESTOOL導入後はご存じの通り、“システナー”という専用プラスチックケースに。
本件のDEWALTですが、画像に少し写り込んでいるように帆布のバッグが付いてきますので、とりあえずこれに収納。
いずれ、“システナー”単体を購入して収納しようかなとも考えているところ。
要するに、それなりに合理主義で整理しているといったところでしょうか。(ちょっと格好良すぎるかな ??)
あと、やはり日本の気象条件を考えますと、外部に露出した整理はあまりお薦めできないでしょうね。
acanthogobiusさんの場合は?
acanthogobius
2011-8-22(月) 21:54
ありがとうございます。
ケースに納めることを基本として来たのですが
特に専用ケースは、運搬が目的で、中で動かないように
出来ている反面、うまく納めるのに苦労することもあります。
私、整理整頓は、とんと苦手な方なので、裸で放り込む(笑)
良い方法は無いかと思っています。
かといって付属品を探す時間もバカにならないので
模索中です。
acanthogobius
2011-8-23(火) 21:59
8mmのコレットは見つかりましたか?
ちょっと調べてみました。
Dewalt UKのHPからパーツNO.を調べると、比較的古いタイプの
DW621またはDW615のコレットと同じようです。
6mmも同じです。
おそらく、これがartisanさんの友人が持っておられるDewaltのトリマーに付いている物だろうと思います。
このコレットはUKのネットショップから今でも購入が可能なようです。
ただ、そうなると上で述べられている高機能コレットの記述と矛盾することになるのですが、高機能コレットはもしかすると1/4”だけかもしれませんね。
8mmは旧タイプのコレットなのかもしれません。
ヨーロッパ圏では本体のタイプ名が違っていて、コンボキットが
D26204として売られています。
不思議とUKでは1/4”モデルが、それ以外では8mmモデルのようです。ただ、当然と言えば当然ですが、アメリカより大分割高です。
8mmの高機能コレットが出る可能性は低いかもしれませんね。
artisan
2011-8-23(火) 22:23
さすがにacanthogobiusさん、調査能力の高さをあらためて知らされましたね。
恐らく、コメントで指摘されている2つのことは、私も同意すべき内容かと思います。
つまり
▼DEWALT旧型の6-8mmが対応。
▼「高機能コレット」ではないけれど。
さて、当方で探していたものが本日入手することができました。
数日間留守していたものですから、確認が遅れました。
6-8mm、いずれも実用レベルで使えることが確認できました。
ただし純正品ではありません。
次回の記事で詳細upしますね。
どうぞ心置きなく〈DWP611PK〉購入手続きに入りましょう !
koizumi
2012-3-28(水) 11:04
はじめまして。以前から拝見させていただいております。機械、工具、加工どれもためになる記事のアップ、とても楽しみにしております。
こちらの製品、米アマゾンからの購入ができないようなのですが、お勧めの購入先等あれば教えていただけますでしょうか?
ブログを休止されてらっしゃるようなので、この投稿に目を通していただけることを期待して。。。。
artisan
2012-3-28(水) 12:49
koizumiさん、アクセスありがとうございます。
お問い合わせの件、お応えします。
国内でも確か数社が取り扱いをしているようです。
→ こちら
海外からでは、メーカーが米国ですので、米国から個人輸入するのが良いでしょう。
米国では、多くの通販会社が取り扱っており、
また日本向けにも親切な対応をしてくれる店舗は少なくありません。
amazon.com(USA)では日本向け対応は、様々であるようです。
メーカーによっては、一切海外には出さないように規制を掛けているところもあります。
DEWALTはそうした規制は無いと思われます。
したがいまして、日本向けの対応可能な販売店を探す、
あるいは個人輸入代行の会社を見付け、そこに依頼する、という方法が考えられます。
amazon.comの場合、代行業者を通せば大丈夫です。
いずれも、ネット検索でいくつもの会社がヒットします。
そうした探索を含め、楽しんでいただくのが良いと思いますので、
ここでは個別具体的な、これ以上の言及は避けておきますね。
さらに必要な情報があれば、メールフォームからどうぞ。
aiko
2014-12-21(日) 17:08
昔の記事ですが、コメント失礼します。
ルーターとトリマーを探していてDWP611PKにたどり着きました。
他の方の記事も含めて、この機種のレビューを見ていると便利そうだなぁと購買欲をそそられます。
「これあればルーターいらずなんじゃないの?」
とも思ってしまうのですが、実際のところどうでしょう。
あくまでミニルーター、ビッグトリマーであって、ハンドルーターはハンドルーターでやはり必要、といったところなんでしょうか?
artisan
2014-12-21(日) 20:00
aikoさん、ようこそ。
初コメント、ありがとうございます。
〈DEWALT DWP611〉(PKと付与されるのは、Packageの略で、プランジベースが付属された商品、ということでしょうかね)は記事にもあるように、いわば〈コンパクトルーター〉という、新たな分野にカテゴライズされるものと言って良いでしょうね。
ご存じと思いますが、各メーカー、この分野に同様の製品を開発、リリースしていることからも、ちょっとしたブームの感があります。
さて、ご質問ですが、ハンドルーターも様々なタイプがありますが、この〈コンパクトルーター〉の特徴は、やはりあくまでもトリマーには無いハンドルーター的機能(特にプランジ機能)を持たせつつ、軽快に操作、運用できるものとして、人気を博しているものの、やはりハンドルーターと較べれば、非力です。
パワーにおいても、コレットサイズにおいても。
したがいまして、どのような加工内容、加工対象になるかで、その選択も変わってきますので一概には言えませんが、それぞれの特徴を認識した上で、選択、使いこなす、ということになるでしょうか。
(家具全般を加工対象とすれば、それぞれに揃えたい、ということになりますね。
この場合、6mmトリマーは完全に代替可能となりますので、不要と言うことにもなりますが)
なお、記事にもありますように、〈DEWALT DWP611〉に特記すべきこととして、8mmコレットに対応することが上げられます。
市場には8mmコレットのビットは決して多くはありませんが、6mmのビットと較べ、明らかに良い結果が得られます。
AUDIN
2014-12-22(月) 10:42
お久しぶりです。
小型のルーター購入を検討していて辿り着きました。
(何か調べるたびにartisanさんのところに行きつきます(笑)
DWP611、良いですね~。
あとガイド,ベース等オプションに関してですが
もしかしたらリョービ TRE-60V用の物が流用できるかもしれません…?。
http://www.ryobi-group.co.jp/projects/powertools/products/item_detail.php?itid=689&ckbnid=1&cid=5&csid=154&pf=6
http://www.p-tools.com/ryobi2/pl/tre-60v.html
リョービブランドにはプランジベースのモデルは無いようですが…もしかしたら?
リョービ(日本)の新Li-ion18V充電工具もDewalt製品のOEMと思われますし
(FireStormでなくDewalt、という点は意外でしたが)
今後も似たようなモデル展開があるかもしれませんね。
artisan
2014-12-22(月) 22:07
AUDINさん、たまには覗いて見てくださいよ。
電動工具に関しては、私などよりはるかに、あなたを含め、皆さんの方が情報通ですしね。
RYOBIのNewトリマ、知りませんでした。
明らかに同社のこれまでのものとは、全く設計思想が異なるマシンですね。
調べましたら、AUDINさんご指摘の通り、18V充電工具と同じく、
このトリマもDEWALTからのOEMマシンであることは間違いが無いです。(DWE6000)
(コレットのミリ、インチの差、およびストレートガイドの有無の違いはあるようです)
・・・ってことは〈DWP611〉もRYOBIから発売される(かな、可能性は低いように思うけれど)
AUDINさんご指摘のアタッチメントの流用ですが〈DWP611〉では、難しいかも知れませんね。
余談ですが、DEWALTの日本国内の展開(日本法人)を公式Webサイトを見る限りでは、
ルーター、トリマなどはリストされておらず、これもRYOBIとの提携関係から、バッティングしないようにとの契約の可能性もありますね。
RYOBIはかなり昔から米国進出していますので、日本国内の事情と言うより、米国内での提携メリットが主な要因であるのかもしませんね。
aiko
2014-12-22(月) 16:40
artisanさん、返信ありがとうございます。
いっその事ほかのメーカーの足並みが揃うのを待っても良さそうですね。
そうなるとまた先、先、と家電の買い替えと変わらなくなってしまうかな笑
安全面で考えても、無理な作業をしないようにパワーが必要な作業はルーターで行ったほうが良さそうですね。
何にするか決めていませんが、買った場合は報告致します。
artisan
2014-12-22(月) 22:09
aikoさん
>無理な作業をしないようにパワーが必要な作業はルーターで行ったほうが良い
全くその通りですね。良く理解されていらっしゃる。
このカテゴリー、ここ数年、ずいぶんと充実してきていますので、選択肢は豊富です。
以前もどこかに書きましたが、BOSCHも既存のトリマにプランジ機能を持たせるためのベースだけを新たに開発、販売するという動きもありました。
また何か、魅力的なものがありましたら、教えてください。
オガワ
2015-6-24(水) 18:15
artisan様
初めてコメントさせて頂きます。宜しくお願い致します。
トリマー購入を検討する中、最終候補としてボッシュPMR500とリョービTRE-60Vまで絞り込んでいたところ、ここで黄色い稲妻DEWALT DWP611に出会ってしまいました。上でも述べてある通りTRE-60Vとのデザインの酷似、OEMなら納得です。しかし、銀色に輝くアルミハウジング部と黄色いボディとのコントラストに目を奪われてしまいました。すみませんトリマー初心者の身ですが所詮男の子、形から入ってしまいます。
とにかく実機を触ってみないことには次のステップに進めないのでDIY店周りをしました(結構広範囲)置いてある機種はPMR500とTRE-60VのエントリーモデルであるMTR-42が限界。TRE-60Vの実機など置いてある店が無いのでエントリーモデルとの比較が出来ませんでした。収穫としては多くの人に触られたであろうPMR500がネットのレビューなどでは知ることのできない劣化部分を発見することが出来ました。
TRE-60Vへ気持ちが傾きはじめたとき衝撃的なDWP611との出会い・・・最終候補はこの2つに変わりました。
すみません前置きが長くなってしまい。
使用目的としましては板厚18ミリの木材r18で面取り加工。(4分の1円)です。これほど大きくrを切削するのに6ミリトリマーの刃で可能なのか? 8ミリルーターの刃なら大丈夫なのか? TRE-60Vは6ミリ専用機ですので今後の作業拡張を考えると8ミリも使えるDWP611は魅力的です。プランジベースがあるのも(TRE-60Vは無い、今後純正オプションで発売される様子もない)魅力。
電源環境に関してはここで特記してらっしゃらないので問題は無いのかと(記事を見つけれなかっただけかも)
また、イン→センチ対応もベースに直接スコヤを当てれば問題無いでしょうか?
当方、トリマーに関しては素人です。ただし金属加工に業務していますので工作機械や電動工具等の扱いは熟知しています。
あ~だこ~だ悩む購入前が一番楽しいのでしょうか?
ただ、DWP611に関しては購入後も長く付き合えそうです。
トリマー初心者がいきなりDWP611は敷居が高いかもしれませんが。
artisan・・・・
背中を押してくださいませ。
artisan
2015-6-25(木) 00:11
オガワさん、はじめまして。
DIY店舗、いくつも廻られたようですが、Dewalt DWP611は扱われていなかったでしょうから、比較検証は難しかったかも知れません。
ただ、本国米国でも、高い評価を勝ち取っていますので、安心して導入できる機種と思います。
リョウビTRE-60V(MTR-42)との比較では、
▼パワー
▼主軸の能力(6、6.4、8)
▼プランジベース、D型ベース 対応)
などで優位性があります。
なお、R18という坊主面ビットというのは6mmでも8mmでも無いと思います。
R9のことでは無いでしょうか。であれば、6mmシャンク、500w〜パワーがあれば、
通常の木材であれば全く問題ありません。
また8mmシャンクでは、対応ビットは市場では数少なく、恐らくR9の入手は困難と思われます。
入手ルートにも依りますが、価格的にもDewalt DWP611は日本メーカーのものに遜色ないレヴェルで入手できますね。
なお、リョウビの両機種は、それまでの類種(リョウビを含め同業他社の機種)を大きく塗り替えるほどの機能性、ユーザビリティを備えたものと評価できると考えています。
6mmトリマーという限定的な評価では、十分高い水準で使用に耐えられる機種と思われます。
オガワ
2015-6-25(木) 08:22
artisan さん
早速の返答誠に有難うございます。そうですねr9ですね。申し訳ありません。数日中に機種決定し購入しようと思っています。
丁寧な返答 有難うございました。
黄色いボディが頭からはなれません(笑)
aiko
2015-6-27(土) 13:31
DWP611を調べている中、RYOBI TRE-60Vも候補に上がりこちらも調べていたら悠さんのところに辿り着きました。
ちょうどここでも2機種の話題がでてますね。
一番気になったのが2つ上の返信、
「価格的にもDewalt DWP611は日本メーカーのものに遜色ないレヴェルで入手できます」
という一文ですが、私が調べたところDWP611は輸入に頼るしかないと思うのですが、日本でも発売しているのでしょうか。
個人輸入で4万円は超えてきます。
代行屋ならもっと・・・。
悠さんはどこで買われたんでしょうか。
artisan
2015-6-29(月) 22:53
aikoさん、弊Blogご愛顧ありがとうございます。
Dewalt DWP611、私が購入しましたのは2011年で、その後、本体実勢価格では$10.00ほど高くなり、本日Amazon(USA)では、$168.9(DWP611PK)です。運賃は不明ですが、因みに私が購入した2011年は $6.77だったようです。
その後、円安に大きく振れていますので、負担感は当然にも変わってきているでしょうが、
総合的に、国内類種のものに較べ、過度に高いモノとするほどでは無いでしょう。
なお、国内Amazonでは ¥31,800(DWP611PK)で販売されているようです。
http://goo.gl/0B1Xbx
がんばってくださいね。
Tomo
2015-7-7(火) 14:21
購入にあたり大変参考にさせて頂きました。
ここに コレット載ってました。
artisan
2015-7-7(火) 18:55
これですね。(Elaire Corporation Dewalt Style Palm Router Collets)
良くお探しになりましたね。素晴らしい!
〈Collet Set 6mm, 8mm〉で$35.50(+運賃)
まずまずの価格帯。
私はマキタの互換性パーツを探し出しましたが、
これは純正に限りなく近い(あるいは同一)ですからね。
情報提供、感謝します。
オガワ
2015-9-1(火) 13:38
artisan さん・・・・
遅くなりましたがついに品物が到着しました。比較検討していたリョービTRE-60V(ホームセンターにて実機確認したのはMTR-42ですが・・)手にしての質感や重厚感の違いに感動。またボッシュPMR500よりも更にズシッとしていて手にしたときの安心感を覚えました。個人輸入ではなく国内の業者にて購入。円安の現在において本体価格27,800円(税込300,024円)は底値と思われます。業者によっては5万円を超えるところも存在。徐々にではありますが値段が上がってきていると思われます。動作確認や部品確認をしたところ、お約束か欠品ありプランジベースにモーターをセットする際のバックル(プランジベースは自身で組み付け)の2ミリ?丸棒が入ってませんでした。(笑)多分、工場出荷前のヒューマンエラーと思います。メキシコ製だから?無いでしょうけど・・(既に業者が対応してくれました)ですので一安心。2ミリくらいの丸棒ですので自分でどうにかしようと思いましたが一応、新品ですので・・
前置きが長くなりました。すみません。やっと購入して感動に浸っているところartisan さんに質問です。動作確認時、回転数の調整ダイヤルを
動かしてモーターの動きを確認しました。するとダイヤル1~2くらいだとノイズ音がします。ダイヤルが3以降になるとノイズ音も消え、安定したモーター音になります。とくだん問題はないのですが やはりアメリカと国内との電圧の差が原因なのでしょうか?artisan さんの所持してある同商品も同じ症状が出ますでしょうか? 宜しければ返答お願いいたします。
別件・・・あとこのページでもご紹介ありました6ミリと8ミリとのコレット(マキタ製)購入しました。2つ同時購入(コレット・アセンブリ)1つ2,500円 2つで計5,000円(税込)本体を購入したショップに問い合わせしたところ1つ4,500円(純正かもしれません)と言われたので、マキタ製にしました。あとはストレートガイドや集塵アタッチメントなど周辺部品を集めていきたいと思っています。ただガイド類もしばらく前までは国内アマゾンに載ってましたが、今は全くと言っていいほど出てきません。ですのでこれら周辺部品は個人輸入もしくは代行業者にて購入しようと考えています。
現在は、仕事を終え家につき その佇まいと質感に浸っている毎日です。
超合金世代なもので・・・・早く制作を行いたいと思います。
artisan
2015-9-2(水) 10:36
オガワさん、
いろいろとリサーチし、考えつくしただけあり、良い買い物をしたようですね。
>モーターの動き ダイヤル1~2くらいだとノイズ音
このDWP611という機種は、いわゆる電子制御回路を持つものです。
以下のような機構を持ってます。
ノイズ音ですが、私が所有しているものは、回転数を下げても、特段の異音は発していません。
ギヤで変速しているわけではないですし、電子制御の無段階変速ですので、回転数の高低に伴う、回転音の変化があるのは当然ですが、異音というのは、ちょっと気掛かりですね。
どうしても気掛かりであれば、販売店に確認を求めた方が良いかも知れません。
ただ木材加工においては、ダイヤル1、2という使用環境は、ほぼありませんので、
実用上の影響は無いと思いますが、いかがでしょうか。
ところで、ストレートガイドは別売ですが、
集塵アタッチメントが付いていない、ということは、単体での購入だったのでしょうか。
本機種の販売は、本体のみのものと、プランジのためのベースが標準装備されたキットの2つで展開されています。
キットには、3種類のベースと、2つの集塵アタッチメントは標準添付されているものです。
国内Amazonは良く分かりませんが、この機種は USA Amazonからでも、直接購入できるはずですが(アタッチメントなども含め)
1度、試みられてはいかがでしょうか。
オガワ
2015-9-2(水) 13:39
artisanさん お忙しい中ご返答有難うございます。
えっえっ!!3種類のベースと、2つの集塵アタッチメントは標準添付なのですか??
http://page24.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/q82225113
上のリンク先にて購入しましたが 箱の中は本体と単体ベースとプランジベースと専用バックのみでした。んんん? ほかに箱の中には入ってなかったような・・3種類のベースですか?? artisanさんが購入された時とセット内容が変わったのか??
今となっては・・・過ぎた日のホニャララです~。
で・・ストレートガイドや集塵アタッチメント等は昨日、このメッセージを入れた後 ポッチッとしてしまいました。
思いっきりが必要です!!
http://www.xec.jp/products/list.php?keywords=DEWALT+DWP611PK
アマゾンUS 個人輸入代行Xボーダーにて購入しました。
やはり個人で直接アメリカからの購入は難易度が高かったので
安心を買いました。でも、代行業者の手数料も良心的だと思います。
購入ラインナップは・・・
・DEWALT DNP618 Edge Guide for Fixed Base Compact Router
・ DEWALT DNP615 Compact Router Dust Collection Adapter for Fixed Base Routers
・ DEWALT DNP613 Round Sub Base for Compact Router
・ DEWALT DW6913 Router Edge Guide with Fine Adjustment and Vacuum Adaptor
・ DEWALT DNP616 Compact Router Dust Collection Adapter for Plunge Base Routers
・ DEWALT DNP617 Centering Cone for Fixed Base Compact Router
商品金額:¥9,597
値引き :¥0
アメリカ国内送料 : ¥0
国際送料:¥5,000
Xボーダー手数料:¥1,439
まとめて購入することにより代行業者の手数料を格段に抑えることができました。国際送料は致し方ありません。商品総額15,000円以下なので関税も適用外のはず。業者に商品ページにあるチャットから全商品の見積もり依頼⇒それから個人メールに申し込み手続きのフォームアドレスを送ってもらいました。(日本語でやり取りが出来ますし、対応はとても丁寧で敏速でした。)1つ1つ購入すると手数料が莫大です。ストレートガイドなんか単体で注文すると本体プラス国際送料5,000円 手数料1210円ですので、まとめ買いが断然お得。本体とオプションでそれなりの出費ですが致し方ありませんね!!ただ、暫くは散財できないので同ページにあるシャンクのセットも欲しかったのですが我慢。1つづつ使用内容に合わせて集めていきたいと思います。
異音の件ですが モーターの回転に伴う音が太くなる?何と言ったら・・表現したらよいでしょう・・ 明らかにダイヤル1~2と3は違うような・・
本日、仕事から帰ったら速やかに箱の中を隅々まで確認します・・
オプション購入の情報は1個人としての購入方法ですが・・購入を考えてある方の叩き台になればと思い上げさせていただきました。
いろいろ述べまして申し訳ありませんでした。
また何か相談ありましたら何卒 よろしくお願いいたします。
artisan
2015-9-3(木) 23:26
オガワさんの購入先のラインナップで、商品構成の違いの謎が解けましたね。
本体の販売は、コスト抑制のためか、最低限の構成で行い、他のアタッチメント、付属品は、別途、必要に応じ買ってもらう、という考えのようですね。
フル構成とどちらが良いかは、ユーザーの考えも様々でしょう。
・・・
オガワさんのコメント投稿は、こうした海外からの購入を考える際、とても参考になるものですので、読者にも有益だろうと思いますよ。
私自身がその一人ですしね。
コメントありがとうございました。
オガワ
2015-9-5(土) 11:29
artisanさん
またまたの御返信有難うございます。
artisanさんの購入された時期は 多分 まだ円が78円くらいと思われます。(今となっては凄いことですが)為替の変動による価格の違いはしょうがないですが・・ 内容からしても適正な価格にて購入できたと思っています。(内容とは・・製品の作り、アルミ一体成型のハウジングなど見ても デザインにしても細部まで作りこんである印象、大味さが無い)また、artisanさんが購入された時は集塵アタッチメントも付属していた!! それであの価格 そして完成度。凄いです。本日、購入先から替えの商品が届きましたので 早速モーター音の聞き比べ(贅沢な話・・)をしました。モーターを回すことによりアタリが取れていたのかもしれませんが・・それでも幾分かのカリカリ音が・・
変えの商品は そのカリカリ音も無し 新しくきた商品のほうが製造番号を見ると 前商品より前に製造してあるようですが・・ やはり組み付け時の微妙な差でしょうか?(これがいわゆるアタリってやつか)丁寧な対応をして下さった販売元に感謝です。
あとはオプション アメリカから出たらしいので到着まで暫し時間がかかりますが楽しみです。
最後に 私もこのブログを見て購入に踏み切りました。
私と同じような方も多数いらっしゃると思います。
artisanさんに私のUPした情報に対しての有益性を述べて頂き
感謝いたします。有難うございました。
他のページにて私の大好きな芹沢銈介美術館のこと書かれていました。
故 白井晟一氏による美術館は大好きな美術館です!下川原にて仕事の際は必ず訪れていました。あのような建造物はコストばかり重視する現在においてはなかなか難しい建築です。後世に残る数少ない建築。良い時代に建ったと思います。なんてことを思い出してしまいました。
keigo
2016-1-6(水) 23:43
はじめまして。
この商品を購入を検討しています。
質問なのですが、このトリマーを使うのに〈変圧器〉などが必要ですか?
家庭用コンセントで使用可能なのでしょうか?
海外製品なので疑問に思いました。
よろしくお願いします。
artisan
2016-1-7(木) 08:05
keigoさん、ご指摘の懸念はごもっともですね。
日本の家庭用電力供給仕様ですが米国のそれとは、少し違いますからね。
当然にもこの仕様の差異は、負荷が電動モーターであるようなトリマーでは回転数の差、つまりパワーとして結果しますし、悪いことには過電流による破損ということも考えられなくは無いです。
ただ、経験的には、私はいくつもの米国仕様の電動工具を使ってきましたが、トラブルはありませんでしたし、パワーとしての不満もありません。
周囲からもそのような話は聞き及びません。
仕様には、許容範囲(安全率)というものがあるわけですが、日米の電動モーター機器の仕様差異はその範囲に入るか、入らないまでも、トラブルをきたすものでもない、と言うことであるのでしょう。
無論、これはメーカー、あるいは販売店サイドとしては想定外の使用環境ですので、トラブルがありましても保証外のケースになることは当然です。
いわゆる自己責任という奴です。
このあたりのことをご理解いただき、購入の判断をされたら良いのではと思います。
無論、その機種の本来のパワーを期待するのであれば、昇圧トランスを用いて使うのが最善であることは言うまでもありません。
なお、不明なことがありましたら、遠慮無くコメントください。
Blog閲覧、ありがとうございました。
keigo
2016-1-8(金) 22:57
詳しい説明、ありがとうございます。
心配が一つ解消されて安心しました。
購入する方向で検討したいと思います。
コレットの件など、今後も参考にさせていただきます。
ありがとうございました。