工房通信 悠悠: 木工家具職人の現場から

ネットではJR会社複数路線の予約はできません

今日は帰省ラッシュのピークだそうだ。
普段から当地からの移動には3Km先にICがあることも幸いし東名高速道路が欠かせないが、こんな時期は利用を避けねばならない。
ところで来週末、新幹線を利用して東北地方へ出張するのだが、帰省ラッシュとはずれているので“はやて”のソファにゆったりと身を沈め、iPhoneからBGMをもらい短編小説の1つぐらい読み切れるかも。
今日はJRの指定席確保にちょっと戸惑ってしまった一件を取り上げてみる。
民営JRの連携の悪さについてということになる。
JR全線、指定席が欲しければチケット発行端末が備えてある駅頭に行けば何ら問題なく発券してもらえるのだが、何をやるにもネットから、という昨今のIT依存体質をもってすれば、当然にもMacを叩けば予約ぐらい出来ると踏んでいた。
妻は実家が中国地方ということもあり、頻繁にJR東海+JR西日本を利用していて、数年前からエクスプレスカードというものを取得し、活用している。
Macに向かえば指定席の確保と発券予約はもちろんのこと、みどりの窓口などで購入することと較べても、割安であるらしい(措定席負担分がほぼ免除)。
また利用回数によって、グリーン席も自由席分の負担で利用できるのだという。
当然にも今回もこれを活用して予約してもらおうと依頼した。
ところがダメなんだという。
あんたの分はあんたでやんなさい、なんて言うイジワルされたのではなく、システム上出来ないのだそうだ。
そんなヘンな話しあるの?
と、自身で確認すれば、確かに東北地方へはJR東日本を利用することになるのだが、JR東日本はこのエクスプレスカードのサービス対象外なんだそうだ。
おやおや困ったものだね。
と言うわけで、同様のサービスがJR東日本にもあるだろうと思い、検索してみれば、確かにあった。
えきねっと」というらしい。詳細はサイトからご覧いただくとしても、そのサービスエリアは、やはり自社の管内だけらしい。
つまり今回のようにJRの各会社を跨ぐような利用では発券予約できない。
また例え管内での予約は出来ても、実際の発券は管内のみどりの窓口ということで管外の者には受け取る術がない。
これは単にネット上でのシステム的な制約かと考えてみたのだが、どうもそうでもないようだ。
各JRはそれぞれ、様々なツアー商品を販売して顧客獲得に熱心だが、例えばうちの管内、 JR東海ではJR西日本方面のツアーは連携しあって販売しているが、東方面は皆無。
詳しく関連する情報を取得すればその背景も浮かんでくるだろうが、今のところするつもりはない。
ただあまりにもその連携の悪さに頭を抱え込んでしまう。
ま、そんなワケで結局Macを閉じ、駅へと走ったというつまらないオチでした。
(JR各社を跨いだ予約をネット上で出来る方法を知っていらっしゃる方がいれば入れ智恵をください)

《関連すると思われる記事》

                   
    

You can follow any responses to this entry through the RSS 2.0 feed.