工房通信 悠悠: 木工家具職人の現場から

iPhone 5 の交換、顛末

〈iPhone 5〉に更新したのが9月23日だから、6週間経過。
左画像は2台目。
バッテリー絶不調で本日交換したところ。

数日前までは快調であったのだが、突如、バッテリーの消耗が激しくなり、この症状は今朝まで続いた。

少し具体的に話してみよう。

早朝、100%に充電。
その後、Safariで数カ所閲覧
Twitter読み込み、数分
その後は待ち受け状態。

ところが2時間経過後、バッテリー残余は50%を切り、
瞬く間に35%、20%、7%、ときて、ついにはダウン。
まだ時刻は10時を少し回ったほど。
その間、iPhoneを手に取れば、異様な発熱。
(発熱とは、バッテリーの電力が、iPhone駆動のために消費されているのでは無く、外部への熱供給源として転化しちゃっている、ということ)

土曜日にAppleカスタマーに問い合わせしたところ「問題解決に関するアドバイスについては、お客様、全て検証済みのようですので、バッテリーの交換、つまり本体の交換を提案いたします」と。

何をしたかと言えば・・・

  • 不要アプリの終了
  • LTEではなく、3G回線
  • Bluetooth 断
  • Wi-Fi 断
  • 位置情報サービス 断
  • 画面明るさ 40%

等々。

これ以上アドバイスする項目は無い、と。
しかしこれには呆れた。

ボクとすれば、使用上の誤り、あるいは固有のアプリを疑って掛かる、あるいはLi-Ionバッテリーのリフレッシュ充電などのアドバイスを授かる、などということを想定していたわけなのだ。
膝から崩れるほどの、あるいは肩すかしを食う、といったカスタマー氏の対応だったわけだが、これをどう解釈すべきかは難問。

実はこうした事例は意外に多く、そうした事例の1つでしか無ければ、ルーティンな対応になるだろう、という可能性。
あるいは、一般論として、iPhoneのようなガジェット関しては、四の五の言わず、問題があれば取っ替えちゃえ、という方針であるのかもしれない。

これ以上詮索してみても詮ないことなので、止めよう。

ともかくも、新しいiPhoneがやってきて、快調にセットアップされ、運用しているのだから・・。

〈エクスプレス交換サービス〉について

さて、交換だが、利用した〈エクスプレス交換サービス〉について簡単に紹介しておこう

iPhoneというマシンの特殊性(電話機であり、利用できない不通状態が長く続くのはマズイ)を鑑み、Apple社からNewマシンをユーザー宅に届け、その宅配業者に交換品を渡す、というもの。

一般には送受の日程を含めれば、1週間ほど掛かってしまうところ、タイムレスで継続使用できるということになる。

さて料金だが「AppleCare Protection Plan for iPhoneの登録ユーザの方は無料」。
未加入であれば3,400円が課金される。

ボクはiPhoneに関しては、この「AppleCare Protection Plan」は一貫して未加入で運用してきたので対象にはならない。
そこで悩んだ。
今「AppleCare Protection Plan for iPhone」を買えば無償。この価格は¥7,800だ。

その差額4,400円をどう評価するか。
残り2年近く、手厚い保証で左団扇で過ごすか、おっかなびっくりで4,400円を支払わずに済ませるか。
ボクは気弱なので、加入することにした。

その他、この〈エクスプレス交換サービス〉にはいろいろと規約が絡んでくるのだが、それは書面に譲ろう。(こっち
要するに、障害対象個所以外に問題があるような場合、マシン代金は払ってもらいますよ、そのための予防措置としてクレジットを押さえますからね、ってことだね。
持ち逃げされたらかなわん、ということでもある。

果たしてこの審査がどうなるかは10日ほど経過しないとわからない。俎の鯉、ってところだ。

ところで、バッテリー固有の問題であったとして、iPhone 5 をあらためてどう評価するかだが、特段の感想があるほどでは無い。
他の部品共通に言えることだが、所詮大量生産される機械であるし、過酷な労働環境下で製造されていることを考えれば、稀にではあるだろうが不具合が生ずることは避けがたいだろう。
たまたまボクのマシンがそれだったに過ぎない。(対象がApple inc.であるから超甘い、かな)

問題は、メーカーとしてそれへの対応が適切であるかどうか、ということに尽きるだろう。

なお、この際、iPhone 5 のバッテリーに関しても触れておきたいところだが、冗長になりすぎるので止める。
簡単に言えば、駆体は薄くなったものの電池容量は増量。
しかしLTEなどの環境では、消耗が促される。

スマートな使い方については(こちら)を参照のこと。

《関連すると思われる記事》

                   
    
  • 柳宗悦とジョージ・ナカシマが好きなこともあり、
    もう何年にもわたって読ませていただいています。
    CLAROのことも杉山さんの記事で詳しくなりました。
    ありがとうございました。

    https://www.livingmotif.com/shop/products/detail/19026%5BLEDと三つの木製部品で構成されたデスク照明%5D!
    レトロフューチャーなこんな木工系製品を見つけ 
    感動を共有したくコメントさせていただきました。

    • 老荘机さん、まず、お詫びせねばなりません。
      あなたのコメントですが、反映されずに長らく放置されてしまっていたようです。
      初コメントの場合、管理者の承認が必要とされるわけですが、不具合があり、チェック漏れが続いていたようです。

      〈CLAMP デスクライト〉拝見しました。
      クリップの部位、あるいはランプの部位、いずれも主軸が傾斜していることで固定されるという、シンプルで、楽しいデザインですね。 Good Idea !
      LEDも高効率になってきていますので、汎用性が拡がってきています。

      良いものを紹介いただき、感謝です。

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