工房通信 悠悠: 木工家具職人の現場から

カタクリの群生

かたくり3
暦も替わり、当地では水銀柱も27℃にも上がり、初夏の陽気。
仕事のめどもつき、暖かさに誘われてカメラを担いで出向いたのは近隣の公園に群生しているカタクリのお花畑。

もののふの 八十をとめらが 汲みまがふ 寺井の上の 堅香子の花

大伴家持 / 万葉集

カタクリは、山地や丘陵に自生する多年草。6〜7年たってやっと二枚葉の中から花茎が出てきて先端に一個の花を付ける。必ず下向きに咲く。
カタクリの名称は、地中20cmほどの深さに付く細長いラッキョウ形をした鱗茎が良質なでんぷんが含まれ、採取されたところから。(現在はじゃがいも、さつまいも、から)
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かたくり2
カタクリ1

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