工房通信 悠悠: 木工家具職人の現場から

Hello! Mac OS X「Leopard」from WWDC

Appleサイト
今、何をしているかと言えばApple社のWWDC 2007(「Apple Worldwide Developers Conference 2007)でのS・Jobs(Apple社CEO)氏の基調講演の配信(Quick Time ビデオオンデマンド)を見ているところ。
日本時間今朝2時からサンフランシスコで開催されたデベロッパー向けのイベントの最初のセッション。
熱烈Macファンは夜更かしして基調講演に立ち会うのだろうけど、ボクにはそれほどの気概は無い。
90分もの講演のそのほとんどは新しい Mac OS X「Leopard」の新機能に関するものになっているようだ。
確かに新しいFinder機能はすばらしいものがある。ローカルコンピューターに保存された様々な形式のファイルを件のiTunesのジャケットスクロール(パラパラ漫画のような)と同様のインターフェースで一覧、検索、選択できるという優れものになっている。つまりいちいちそのファイルのアプリを起ち上げなくとも、簡単に目的のファイルを探し出せるというものだ。(Quick Lookって言うんだって)
もうデスクトップにアイコンを置くこともなくなりさっぱりと片付いてしまう、という訳だね。
あるいは誤って失ってしまったファイルを修復する「Time Machine」、アプリケーションのグループごとに瞬時に切り替える「Space」、などなかなか盛りだくさんな機能が満載だね。(Mac OS X「Leopard」デモムービー
ボクが楽しみにしているのは「Boot Camp」の方だ。これはMac上でWin OSをネイティブに動作させるというソフトのことだが、既にリリース済みではあるものの、新OS X「Leopard」ではデフォルトで搭載されるからだ。
これまではWebサイト構築、Blog更新などでは、家人の使っているWin(何とWin98だ)のIEでレイアウトの確認などをしてきたのだが、これがMac上で可能になるのはとてもありがたい。
さて、個人的に期待していたMacのハードウェアの発表はなかった。
Apple社開発のの噂サイトでは「マルチタッチスクリーン式超軽量 iMac」,全く新しい「サブノートブック」などの発表か !!などと喧しかったが、何〜もなかったね。(/_;)
愛機 iBookが壊れて以降、待ちに待ったイベントであったわけだが、いかにも残念 !!
他にはこの29日に発売される(米国内だけだよ)iPhoneについても改めて詳しい解説が為されたようだ。(iPhoneのTV CM
サプライズと言えば、ブラウザSafariのWindows版が開発され、パブリックベータ版ながら即日無償ダウンロード可となったことだろう。(Safari 3 Mac & PC)
Winと言えば IE(Internet Exproler)だが、これがめちゃくちゃHTML、CSS解釈におけるひどいバグが多く、W3Cに全く準拠しないひどい代物で、Web開発者泣かせであるのだが、Apple純正の快適なブラウザSafariにWin版ができたのは朗報と言って良いだろう(対応OSはWindows XPおよびVista)。
因みに表示スピードはIEの2倍というベンチマークが測定されている。(OperaよりもFireFoxよりもSafariが一番早いということはMacユーザーしか知らないことなのだろうな)
無論、タブ機能もあれば、RSSの内蔵もばっちり。ぜひダウンロードして確認してもらいたい。ただ現在はベータ版であり、日本語対応はしていないようだ。正式版は10月にリリース予定とのこと。(こちらから、無償)
* 追記07/06/14
Apple Inc.が、「Safari 3.0.1 for Windows Public Beta」を配布しています。
なおWindows版Safariパブリックベータのダウンロード件数、最初の48時間で100万件を超えたそうです。人気ですね。
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