工房通信 悠悠: 木工家具職人の現場から

黄色いくちばし

燕の巣a
梅雨入り前だというのに30度を超える気温が続く。少しでもさっぱりと、という訳で出掛けたついでに散髪に。
この床屋、駐車場天井の梁にいつ設けられたのか知らないが、通い始めた当初から燕の巣があった。
案の定、ピーチクパーチクやっている。えさをねだり親鳥の姿を探しているのだろう。糞害を気にしつつ車を停める。
刈られながら、店員と燕談義。
既に今シーズンになって2つめのファミリーだとか。
最初に来訪して産卵、育成したファミリーは既に巣立ち、2つめのファミリーなのだそうだ ?!?!。
燕の巣作りで印象的だったのは、小田急線、登戸駅のプラットフォームにいくつもの巣があったことだ。電車の騒音、人々の行き交い、そうした喧噪な環境をあえて選ぶところに燕の「種の保存の法則」があるのだろう。
燕の巣bそうそう、昨年、この時季に東名高速道、鮎沢PAの男子トイレの洗面所の手が届くような鏡の照明器具カバーに巣作りしていた。
人の気配に近く、かつ四六時中温暖な照明器具とは考えたものだ。
南洋に旅立つ前に日本のステキな自然環境、優しい人々に見守られ、しっかりと体力を付けて欲しいものだ。

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  • 工房悠をぢさん、ぼくたちのこと紹介してくれてありがとう!
    ぼくたち、いまはせっせと、父さんや母さんが運んできてくれる餌を啄ばんで、はやく大きくなるんだ。
    そしたら、こんどは自分たちで餌をとりに行けるからね。
    路面すれすれに飛んで、羽虫などを捕らえるんだ。
    あの写真にもあるガマグチみたいなでっかい口をあけてね。
    あっ、100円玉!
    「王、金田、広岡」
    (おっとっと、この符牒がわかる人は、相当の年配者)
    じゃ、またね。

  • young swallowsさん、楽しいコメントありがとうございます。
    今日も外出した折りに何羽もの飛び交う燕に出会いました。
    来週は梅雨入りですので、親鳥もハンティングに必死なのかな

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