工房通信 悠悠: 木工家具職人の現場から

メタルから光へ切り替えたいが…。

キャビネット
この地域、今年の梅雨は渇水も心配したくなるほどの空梅雨気味だったが、ここへきて断続的に強い雨が…。
画像はウォールナットと天然檜(柾目)のキャビネット(artisan 作)。
エントリー記事内容とは全く無関係(苦笑)
近くの道路新設工事に伴う電話線張り替え工事が一昨日から2日にわたって行われた。中継局からの亘長はさして替わるものではないようなのでブロードバンドの環境、品質もさほど影響ないと思われた。
しかしライン切り替え前後の接続速度の計測値が大きく変化してしまっていた。3割ほどスピードが落ちている。
亘長は約2.6Kmであるため、元々あまり速度は出てはいなかったところへ、さらにこれが減ずるとなると、心中おだやかではない。
工事業者にクレームを付けても仕方ないので、設計管理の責任部署、担当へと電話をし改善を求めた。するとただちに現場工事業者へと連絡が入ったようで、あわてながら外線のいくつかの端子函(電柱にぶらさがっている黒く細長い奴)を確認に走る。暫くして 「どうでしょうか」というので、あらためて確認すれば、この3割減がほぼ改善され、幾分以前よりは良質になっているようだった。
どうも対象回線に不要な負荷が掛かっていたようで、これらを切り離すことで改善されたということのようだ。
しかしボクはいくらかはこうした系統を理解できるからクレームも付けられるが一般には業者任せであろうから、なかなか本来取得できるはずの品質を逃していると云うことも多いのではと思わせるような経緯でもあったので、こうして記事にしてみた。
当地域、残念ながら田舎なので光ファイバーケーブルは来ていない。NTT西日本に問い合わせしてみても、現在はその予定にも無いという。
その後現場にも足を運んでくれた件の責任部署担当にこのことを尋ねてみると、NTTへの依頼も重要だが、行政を動かすのが有効だとか。
つまりその地域での光を希望するユーザーがどの位いるのか、あるいは今後の契約見込み、など一定の見通しを持って行政窓口(市町村)に申し出るというのが有効と云うことなのであろう。
現在、この光ファイバーケーブル敷設に関しては、ある種の国家的事業でもあり、その施策によって敷設計画があるようなのだが、ソフトバンクの孫正義CEOなどは民間主導で全国くまなく6.000万回線を光ファイバに切り替えるべき」と提言している(参照

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