工房通信 悠悠: 木工家具職人の現場から

ハンドベルから届けられた週末の豊かな時間

ハンドベル
隣町の藤枝市内でイングリッシュハンドベルのコンサートがあり、これには知人(顧客)が深く関わっていることもあり楽しませていただいた。
TVからの映像では見知っていたものの、ボクはハンドベルの生演奏ははじめて。
演奏者は大野由貴子さん率いる“華音”のメンバー

“華音”:富士市本妙寺柏酒住職によるハンドベルグループ

音色は金属楽器からのものとは思えぬとても柔らかなもので、濁りのないクリアなサウンドという印象だった。
恐らくは周波数特性を取れば、倍音などの混ざらない、きれいなカーブが描かれるのではないだろうか。
プログラムは賛美歌もあったが、比較的なじみ深いものが多く、未体験の聴衆を考えてのもののように感じた。
想像できるかと思うが、ベル1つに音階は1つしか与えられないので、音域の数だけベルの数が必要となる。
メンバーの数にもよるが、持てるベルの数は限られ(一般には両手で2本。ベテランとなると3本、4本と持つようだが)、ある幅の音階を1人が担い、メロディーに合わせ、持ち替えて鳴らしていく。
これがなかなか大変だ。
プログラムの中に、指導者の女性が1人で演奏する曲があったが、そのベル捌きは見事なものだった。
しかしやはり全員揃ってのアンサンブルは呼吸を合わせての演奏が必須であるので、そのコンビネーションを見るだけでも、見応えがあった。
画像はいつもバッグに偲ばせてあるコンパクトデジカメのもので、こうした会場では当然にもストロボなどガイドナンバーが小さすぎ使い物にならないので、フラッシュ無し、三脚無し、手持ち撮影という離れ業であったが、ISO感度1,600で何とか無理に撮影されたものだ。ノイズの中にかろうじて浮かび上がる感じだね …>_<… ○▽さん、許してくださいね。 同会場での次回のプログラムは2月後、アルパと二胡の演奏があるというので時間があれば参加させていただこうと思う。(アルパの音色は好きですので) 「華音」の皆さん、ありがとうございました。 画像右から2人目がリーダーの大野由貴子さん。隣が本妙寺住職柏酒孝鏡さん。 ■ 次回予定  4/28(土)二胡・アルパ・エレクトーン共演 ■ 『天使のハーモニー イングリッシュハンドベルの魅力』

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