プレス機の効用
たまには業務関連の記事を。
画像は座卓の脚部を組んでいる、の図。
畳摺り、吸い付き桟を成形した2枚の脚に接合するため、プレス機に掛けている。
画角からは外れているが、左側には同じ脚部が対置されていて、この2対の脚部に均等に圧力が掛かる。ギシギシッときしむ音を立てながら沈み込んでいき、締め付け終わると自動的に停止する。
先月初旬に撮影したものだが、拭漆仕上げのため、未だ塗師屋の工房に預けられたままの状態。
完成、納入した暁には作品写真としてエントリしてみたい。
とはいっても、既に同じものが「工房 悠」サイトにある奴だがね。(こちら)
このプレス機は起業5年後にかなりの資金を投じて購入したものだったが、通常はただの物置と化しているかわいそうな奴。
でも、このような3寸角の厚みいっぱいにホゾを打ち込むにはこのプレス機が必須。
ハタガネ、クランプなどで接合、締め付けをしようとすれば、ある程度ホゾの嵌め合いを配慮した加工で叶えられるかも知れない。
しかし厚板通しの嵌め合いというものは、通常の嵌め合いのタイトさで加工、接合させるのは、かなりのリスクを覚悟しなければならない。

「朝鮮王朝の絵画と日本」(静岡県立美術館)、会期最終日に観覧。




知人木工家の大竹収さんがご本を上梓されたのでご案内させていただく。
木工家具のデザイナー & 職人のartisanです。
