Archive for the ‘工房から’ Category

2014年、新年にあたり・・・

新年が開けました。 1昨年、2012年の新年の挨拶では、とてもおめでとうと賀詞を述べる状況下には無かったわけですが、しかし、今年はどうでしょう。 果たして、めでたしの新年であるとは、私はとても言いがたいです。 むしろ、3 […]

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Flower Stand

先の展示会の撮影データを整理していたら、こんなものがあった。 ご覧の通り、ありふれたスタンドである。 以前、大小いくつかのサイズのものを制作していたものだが、今回あらためて制作したもの。 会場の隅に置かれてあったものを、 […]

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女性木工職人

思わぬ再会 熱風が吹き、車道には陽炎が立つ真夏の街中を車を走らせるのは、よりエンジンからの排熱を撒き散らすようで罪深い。 ここ数日、断続的に見舞われた雷交じりの雨も止み、戻ってきた盛夏の中、いくつかの所用で静岡市内に車を […]

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『On Late Style』(晩年のスタイル)

エドワード・サイードと大江健三郎 エドワード・W・サイードの著作に『On Late Style』(邦訳:『晩年のスタイル』)というのがある。 タイトルからしてお判りのように、最晩年のものだ。 親交のあった大江健三郎は、ノ […]

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モノ作りに勤しむ、ということ

ボクの仕事は家具を作ることだ。 地元の家具屋からの依頼で制作するというスタイルからスタートし、やがて7~8年後からは専ら自身のプロパーなものを作るというスタイルに変え、今に至っている。 四半世紀もやっていれば、泰然自若と […]

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2013年・新春のお慶びを申し上げます

めでたさも 中くらいなり おらが春 良く知られた小林一茶の晩年の句ですが、こんな句が似つかわしい2013年新春です。 この句は江戸から故郷の信州柏原に戻り、新たな家庭を築いて間もない頃に詠んだものだそうですが、不幸続きの […]

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2012年の〆

2012年も終わり、数時間後には新しい年が明ける。 今日はお昼までにはすべての仕事も仕舞い、近隣の世話になった数軒のお宅に挨拶回り。 デスクに座り、来し方行く末に思いを馳せるが、大変な年だったことにあらためて思いがいって […]

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ある姿形

寒い日が続きます。 北国ではこの時季にしては例年に無い厳しい寒さであるようです。 明日は二十四節気の〈大雪〉、暖かくしてお過ごしください。

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堆積物

今日、曼珠沙華(彼岸花)の開花を確認しました。 秋ですね。 (iPhoneで撮影しましたが、右に貼り付けているTwitterに置いたので、興味があればそちらから。←そんな酔狂な人はいないか) ところで、このTopにおいた […]

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キャリア職人って?(その2)

この時間帯(19日21時)台風4号(グチョル)が工房の上空を通過中。 突風がゴゥゴゥと気味の悪いうなり声を上げ、窓を叩く雨音は強力な台風ならではのけたたましさだ。 午後は少し離れたところにある天乾中の材木置き場、“土場” […]

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