マグダレーナ・コジェナー(メゾソプラノ)
「Archiv」(アルヒーフ)というレーベルで最初のレコードを買ったのは、あれは16の頃だったろうか。
ヘルムート・バルヒャのバッハ・オルガン曲集だった。
ドイツグラモフォンの系列レコード会社だったが、ミニマルなデザインのシルバーのラベルは硬質な感じがとても格好良かった。
今では当時のコレクションは手元になく、「Archiv」レーベルであるのはどこにでもあるようなありふれたデザインのCD化されたもの。
しかしレコードというメディアからCDに切り替わったことで、新たな楽しみを得ることもできる。
この「Archiv」によるマグダレーナ・コジェナー(Magdalena Kožená’)のアルバムは10年近く昔に買い求めた(確か吉田秀和氏による紹介だったと思う)
Macに取り込んでいなかったものであらためて聴きながらクリップしている。
チェコスロバキア出身のメゾソプラノ歌手で、このバッハのアリア集は20代半ばの頃の録音。
実質的な世界的デビューアルバム。
このアルバムリリースで一夜にしてスターの座を獲得した。
今ではバロック界のメゾソプラノ歌手として押しも押されぬ第一人者。
収録曲、いずれも若々しい歌声ながら揺るがぬ歌唱力と深い音楽世界はバッハをボクらに引き寄せてくれるものとなっている。
なかでもマタイ受難曲 BWV244は秀逸。
YouTubeには彼女の歌唱によるこの曲はないので、別のもので失敬。(BWV179 カンタータ)


たまには業務関連の記事を。
「朝鮮王朝の絵画と日本」(静岡県立美術館)、会期最終日に観覧。


木工家具のデザイナー & 職人のartisanです。
