工房通信 悠悠: 木工家具職人の現場から

「iTunes vs JASRAC 」朝日新聞誤報の訂正

iTunes vs JASRAC著作権料2.5億円不払いという最初の新聞報道記事と同じく第2社会面での訂正記事がきていた、4段抜きで最初の記事とほぼ同量のものとなっている。

JASRACは‥‥ 米アップル社の日本法人「iTunes社」から昨年中に、著作権使用料を受け取っていたことを明らかにした。作曲家ら著作権の保有者への支払いはこれからだ。‥‥
米国の利用報告の必要項目とJASRACが求めるものが違うことなどの理由で、権利処理が遅れているという。‥‥
JASRACはiTunes社から暫定的な使用料を受け取り、「預かり金」として経理処理した。「預かり金」の額は「公表できない」としている。正確な使用料が確定した後、作曲家らに配分する。
日本作詞作曲家協会の関係者は「報告の書式を双方で話し合って統一を図る必要がある。著作権使用料を支払う仕組みを早く整えるべきだ」と話している。
         asahi.com

つづいて電子版では ◇ の記号を間に挟み、訂正文を掲載している。
本紙では大きく「訂正」と銘打っているが、電子版では◇に置き換わっている。
朝日新聞らしからぬ潔さとはほど遠い見出しだね。
要するに著作権使用料の支払いのフォーマット(書式)が米国仕様になっているからなのだろうと推測される。
双方協議して、きちんと権利所有者に間違いなく届くように処理してもらいたい。
この誤報の裏に何があるかは判らない。
単純に朝日記者の取材能力の低下?、デスクがアホだから?、Apple社を陥れるという策謀?、音楽業界のIT化への軋轢を針小棒大化?、日米経済摩擦の象徴?
いずれも少しづつ当たっているかも。
では最後にiTSからプレゼント(iTunesがインストールされていないとダメ。無い人は右メニューのiTunesボタンをクリック MacもWinも無償でダウンロード可)
UA × 菊池成孔〉(どれでも30秒だけの視聴ですが)
UAがJazzを唄うと‥‥
怠惰なボクには、このiTS(iTunes Store)が無いと、こうしたアルバムを知ることは無かったと思う。

「iPod vs JASRAC」朝日記事の信憑性

今朝、寝ぼけ眼で悪い癖と知りながら朝食を摂りながら新聞を繰っていた。
《iPod vs JASRAC 著作権でトラブル》という記事。
2.5億円未納ー「使用料」確定できず、とサブタイトル。
社会面、4段抜きの大きな記事だ。
寝ぼけ頭を覚醒させるに十分なインパクトのある記事。
Appleさん、ケチってないでちゃんと支払ってやってよ。
と、電子版のasahi.comの記事を探すも見あたらない。
検索を掛けると、ヒットした。
確かに一旦記事は上げられたのだが、削除されてしまったようだ。
検索結果は以下の通り

iPod、著作権料を1年半未払い 2.5億円以上  2007-05-17
home > 文化・芸能
… 携帯音楽プレーヤー「iPod」にインターネットから楽曲を取り込んで聴くサービスで、米アップル社が日本音楽著作権協会(JASRAC)に対して著作権使用料を支払っていないことがわかった。05年8 …
http://www.asahi.com/culture/music/TKY200705160369.html

と、一方、JASRAC側から、この新聞社に記事の訂正を求める声明が出ている。(こちら
JASRAC側は既に支払われている、とのことなので、この食い違いはどこから生じたものなのだろうか。
電子版での削除を見る限りにおいては、朝日もこの訂正要請を受けたということか。
今日の段階ではこれ以上の評価はできない。
明日にも朝日のコメントがあるだろうね。

プレナー(自動1面鉋盤)を知る。

不調に陥りつつあったプレナー(自動1面鉋盤)だが、意外と簡単に補修できて良かった。
プレナーという木工機械はなかなか複雑な機構をしていて、良い削りをもたらすためには調整がとても肝要。
ボクたちが削る樹種は比較的硬い広葉樹が多い。またその形状(厚み、幅)も様々だ。機械の切削精度を高めこれらを一様に美しく削るためには、その工場が対象とする樹種、被加工材の形状それぞれに適切に合わせるための調整が不可欠となる。
またこの機械の調整もメーカー、機種によって幾分違いもあるかも知れない。
しかし基本的なところでは大きな違いは無いと思う。
この自動1面鉋盤の機構というものを熟知し、普段のメンテナンスを適切に行うことで良い削りは確保できるものだろうと思う。
うちでは昔は2流メーカーのものを設置していたのだが、これにはずいぶんと苦労させられた。送り機構がとてもセンシティヴ、先端が喰われる、後端が喰われる、などは頻出したし、逆目がほじくれるのは茶飯事。
逆目の問題は鉋胴の裏刃の鋼の硬度、精度の問題なので補修はなかなか困難だが、送り機構などの問題は調整一つで如何様にも対応可能だ。
しかもそれほど困難な作業でもない。

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悩ましい iBook トラブル

夕刻、悩ましい電話が飛び込んできた。
ボクは何事もテキパキと決断していくことを旨としているが、この電話には「一晩考えさせてください」とヤケに優柔不断で煮え切らない返事を返すしかなかった。
修理に出していた iBook の見積もりに関する電話だった。
請求額は店舗保証限度額を大きく超えたようで、45,000円ほどになるという。
これも購入時の店舗保証限度額を差し引いた計算なので、実際には100,000円ほどの修理費用ということになる。
修理内容は液晶モニター全取り替え。
当方の想定ではヒンジ部分のワイヤー取り替え修理ぐらいとみて、せいぜい20,000円位かなと考えていたので、予測を大きく超えた金額だ。
店舗の担当者と少し話したが、どうもこうした症状の場合は、いちいちヒンジ部分の修理などせずにアッセンブリで全交換となるとのこと。
さて、どうするか。
選択肢は様々だ。

  1. 45,000円を支払って修理をして、継続使用する。
  2. 修理を諦めて、今後もそのままだまし騙し使い続ける。
  3. 修理をあきらめて、店舗保証限度額(約50,000円)を取得し、マシーンは店舗に権利を渡す。

 この場合、モバイル環境をどうするかだが、暫くは休眠状態のPowerBookG4(チタン)を再使用するために、せめて死滅し掛かっているバッテリーを新規購入する(約20,000円出費)ということになるな。
どうしましょう?
実はこうした選択肢に関わってくるのが、Apple社のノートブック更新の時期の予測だ。
先にも記述したことだが、どうもApple社の新しいノートブックにNANDフラッシュメモリーが搭載され、超軽量、高速化を果たすのではないかとの噂が駆けめぐっている(らしい)
この発売時期をどう予測するかというのが、今回のトラブルへの対処方法の選択に大きく関わってくるということだ。
既に発売されている、あるい発売時期が直後に迫っている、ということであれば、無条件に(3)だろうけれど、全くこれはスティーブ・ジョブズ氏の胸の中をさぐることでしか読めないだろう。
そうした予測の付かないことを選択肢の重要なファクターにせざるを得ないというのが、全くもって悩みの原因物質なのだ。
ウ~ム、悩ましい、悩ましい、などと独りごちていたら、プレナーの削りまでおかしくなっていた。先端が喰われる。
うちの桑原の600mmプレナーは故障1つしたことのない名機だ。
どうしたのか、弱り目に祟り目だね。
何という人生だろう ? ▽■○×(×_×)
*追記
■ Apple Insiderの関連記事(翻訳
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プアな食卓の旬な食材

桜エビ
我が家の可処分所得はかな〜り低い。したがって日々の食材もプア。
今日は週末恒例の買い出しで、近海・駿河湾で獲れたばかりの食材を求めることが出来た。
桜エビ、しらす、スルメイカ。いずれも生だよ。
イカはともかくも、残りの桜エビ、しらすの生という食材はどの辺りまで届けられているのだろうか。
当地ではごくありふれた食材だが、しかしいずれも禁漁期があり、いつでも食べられるというものではない。
下の今季お初の空豆とともに、旬の食材というわけだね。かつをも並んでいたが、今年は不漁なのか、値がこなれてこないようで、今日は見送った。
空豆桜エビは半分を残し、それはかき揚げ用にと冷凍庫にとっておいた。これもめちゃ美味いんだね。
舌なめずりした人は東海道を移動中であれば、静岡駅で下車して、駅ビル1階の鮮魚コーナーに急ごう。宅配なんかじゃ生は無理。
隣のビール。おうちビールはほとんどハイネケンと決めているが、時には浮気もする。
今日はサントリー モルツのPREMIUMという品種。
モルツそのものも麦芽100%のビール。つまりとうもろこし・米・コーンスターチなどの副原料が一切入っていない、ホンモノのビールだが(ハイネケンなど欧州ビールなどは断ることもなく、ほとんど全てこのタイプ)、このプレミアム・モルツのその香り、味はスタンダードのものとは似て非なるもの。ホップの味と香りがとても引き立っている。
*空豆の器 :灰釉輪花向付け:小川幸彦 作
画像、クリック拡大
(撮影、明らかに被写界深度を深く(正・浅く)しすぎている。5.6まで開けちゃったから)

少子化時代に抗して(見事な家族の光景)

昨日地方都市の郊外にあるM邸にて家具制作の打ち合わせをしてきた。
周囲は新興住宅地といった趣の穏やかな空気が流れる閑静な住宅地である。
周囲の幹線道路から決して遠い距離ではないが、静かなのはこの地域だけほぼ完全に仕切られていて、わずかの訪問者と住人たちの通行があるだけということからなのだろう。

数カ所から鎚音が響いてくる。まだところどころ整地されただけの区域もあり、建築工事からの音だ。
訪問したお宅も、現在施工中、というところ。
既に主(あるじ)家族は入居していて、最低限の生活可能な空間と設備が完成されただけのものだ。

通された広々とした居間。
「やっと数日前に障子が入ったんよ」と南側に大きく開けた窓、手前に目新しい糸柾の檜格子の障子をご夫人が指さす。それまでは掃き出し窓を通して丸見えの居間だったのだそうだ。障子の腰板は見事なうづくりが施された一枚板の杉。
大黒柱は8寸の、オヤッ、なんと桑だ。天井を見上げれば、これまた見事な1尺2寸ほどの幅もありそうな中杢の気品のある杉板を整然と張り上げている。
正面は書院造りの床の間。こうしていちいち挙げると説明しきれる訳がない。
尋ねると著名な宮大工の手によるものだと言う。

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団塊世代へのエール(朝日「私の視点」)

朝日新聞「私の視点」
家具制作活動を始めて比較的早い時期からオリジナルな作品製作を試み、これをグループ展、あるいは個展活動を通して多くの方々の厳しい批評の前に晒してきた。
こうした活動を支えてくれているのがギャラリーのオーナーの方々だ。
ボクは以前もこのBlogで書き記したことがあったが、展示会の展開は基本的には“企画”を主として展開しているギャラリー、あるいは百貨店画廊などに自己規制している。
したがってギャラリーとの協調、相互理解というものが基盤として確立していないと良い展示会活動は展開できるものではない。
今朝の朝日新聞「声」のページ・エッセー『私の視点』の執筆者・小野 宗芳さんは、そうしたギャラリーのオーナーとして良い交流をさせていただいている人のひとり。
今朝の朝日新聞への投稿は
◆大量定年時代 「妻は夫を温かく迎えて」
というタイトルのものだが、自身が団塊の世代ということもあり、定年を数年残して早々と会社を退職し、ギャラリー経営に専念(とはいっても彼の人生の全てではなく、様々な活動の1つであるに過ぎないのであるが)しているという立場から、同世代の男性サラリーマンが置かれている時代状況、家庭環境(主要に夫婦の関係性)の問題を分析し、そこからこのような人々のこれからの人生がどうあるべきなのかまで言及したものである。
夫婦という単位の問題から説き起こし、さらにまた企業社会における雇用関係、労働関係のゆがんだ実態を指摘し、これらの改善を提言する内容となっている。
一昨年、既に自身の半生を記述した書籍を上梓しているが、近々、2冊目を発刊するそうだ。
ボクのような者はなかなか定年を迎えて『楽園』を謳歌するという訳には参らないが、考えようによっては日々上司の顔色を窺って仕事に身をすり減らす人々には無い何ものかを“謳歌”しているかも知れず、羨望の眼を向ける必要など無いだろう。
*画像は朝日新聞記事の部分(実際は5段組のもの、著作権への配慮から小さな切り取り記事にした)
■ 既刊書「自遊をもとめて」
■ 近刊書『定年後は楽園』春風社
■ 書籍紹介文 東海愛知新聞

iBook絶不調とバックアップ

次期 Mac OS X Leopardのリリースは当初今月の予定であったようだが、iPhone発売を直後に控えたApple社の陣営の調整のためか、秋に繰り延べされてしまったようだ。
それとともに気になるのが、ノートブック(MacBook、MacBook Pro)の更新がいつになるのか、ということ。
ご存じの方も多いと思うがApple社では次世代ノートブックプラットフォームへのNANDフラッシュメモリ組込の計画があるとの確度の高い噂が囁かれているらしい。
当然にもこれにはNANDフラッシュメモリのメーカーとの協調はもちろんのこと、Intel社との緊密な共同開発作業が伴うであろうし、あるいはまたWin陣営との先陣争いも熾烈化しているであろうことは想像に難くない。
さて、本年は無理としても、来年あたりには‥‥。
などと想像をたくましくしているのは1つの個人的事情が覆い被さってきたことによる。
サブのコンピューター「iBook」が絶不調に陥ってしまっているからだ。
先ほど、購入店舗経由で修理に出掛けてしまった(などという擬人的な表現は間違い)。
ここ数日の問題ではなく、数年前からの症状であったのだが、液晶モニターのバックライトが液晶パネルのちょっとしたショック(角度を変えるなどの)で消えてしまう。
最初はその原因が良く分からなかったのだが、モニターを凝視すればかすかにデスクトップのアイコンが視認できる状態。
これは明らかに液晶モニターの本体部分に接合されているヒンジ部分を介している配線の接触不良によるものであろうとの素人判断。
でもこれはネットで調べてみても、頻度の少なくないノートブック固有の脆弱なところなのだ。
それまでは強制再起動するなどして対処してきたものの、ここ数週間にいたっては起動中、起動プロセスの終了前にいきなりスリープするなどの症状悪化を辿る事となり、限界状況を呈する始末。
またこのiBookは購入時5年間の店舗保証制度に加入していたのだが、5月末に4年目の期限が迫っていたということなども重なり、この期限前での判断を迫られていたということもあった。
購入後4年目では修理費用30%の保証が受けられる。
メーカー保証は1年が限度であるが、この店舗保証5年、その償却に合わせて保証が付くのはありがたい。
以前 PowerBook の落下事故においてはかなりの高額な修理費用が請求されたものの、2年目ということもあったが満額店舗保証で賄われた。(現在では落下事故は保証しない店舗が多いと思われる)
最近ではIT機器のそのほとんどはネットでの購入がキホンとなってきているが、やはり高価なコンピューター本体は、こうした保証が付くリアルなショップでの購入というのが良いのかも知れない。(Macなど、基本的にはリアルショップであろうとネットショッピングであろうと本体価格の差異は無い、ということもあるよね)
実はこの iBook のトラブルは上述したようにかなり以前から起きていたのであったが、Apple社のノートブックラインナップが大きく更新されるとき(NANDフラッシュメモリ組込、などの)を待って新規購入しようと考えていたものの、残念ながら間に合わなかった、という訳だ。
NANDフラッシュメモリ搭載のノートブックリリースまでは、ビンボウ木工家としては何とか現有の iBook を使っていかねばならない。
さてもう1つ、今日の iBook 危機に関連して、判ったこと。
.Macは3年ほど前から加入しているが、今日のiBook危機に伴うデータバックアップに際し、Apple社のバックアップのアプリケーション「Backup」を使ったが、こうしたアプリがあることなど、今日まで知らなかった。
これまではバックアップと言えば、外部HDDへ毎週末にデータコピーするという考え方で、手動で行ってきたのであるが、この「Backup」というアプリはとても使い勝手が良い。
バックアップスケジュールのコントロール、バックアップファイルの管理、など至れり尽くせりのものだ。
.Macは iDiskにほんの小さな容量のデータバックアップ、提供されるメルアド、Safari、ブックマークのシンクなどに使用してきただけであったが、こんな便利な純正アプリがあることは知らずにいた。
iBook危機からもたらされた、もうけもの、という訳だね。
iBookの入院には3-4Week掛かると言われてしまったが、しばらくはデスクトップコンピューターのご機嫌を損なわぬよう、やんわりと使っていかねばならない。
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「ソファ」でのWebサイト更新

ソファBlogの更新もままならないのであるが、一方のWebサイトの方はほったらかし。
当然にもアクセス数など伸びる訳がない。
しかし作品を広く紹介し、批判を仰ぐにはこれほど優れたツールは無いだろうからもっと大切に扱ってやらないといけないな(と、しおらしく反省してみる)。
久々に[Gallery]ページに新たな作品が掲載された。
過日このBlogでも触れたソファについてである。
ベンチの製作は経験も豊富であるが、ソファに関してはほとんど無に等しかった。
縁あって本格的なソファの製作のチャンスを与えられたが、納得のいく完成を見て、うれしく思う。
一般にソファと言えば張りぐるみのものが主流と考えられるが、これには骨組みのその多くの部分には合板が使われる。内部は隠れてしまうから見栄えなど関係がない。
うちのような木工房ではそうした張りぐるみのものではなく、主要な骨組みはもちろんのこと、細部に至るまで良質な樹木を使い、そこにクッションを載せることで快適な掛け心地を確保するという考え方の下、木部でのデザインに心配ると言うことになる。
今後も可能な限り数多くチャレンジしてきたいジャンルのものであるが、あくまでも木部をデザインの主要な表現対象としたものとして考えていきたい。
ソファにはその求められる機能、掛け心地の快適さを徹底して追求されねばならないが、これには張りの専門業者とのコンビネーションがとても重要。
今回も近隣の地域でキャリアを積んだ張り屋さんに無理を聞いてもらったのであるが、彼らの経験と識見、技能と研究心を引きだし、共に良いものを造り上げるという関係性の構築がとても重要なことをあらためて知らされた。
以下はWebサイトの[Gallery]で記した作品へのコメント

頭の高さまでしっかりとサポートする3人掛けのソファ。
木部は隠れた部分も含め、全てブラックウォールナットという贅沢な逸品。
アート&クラフトのデザイン様式に踏まえ、より重厚で動きのある意匠とした。
主要な接合部には組み手、抜きほぞ、などを用い、接合強度を図ると共に、視覚的に顕すことでデザインとしても効果を与えた。
クッションは座底部にはテンションベルトを張ることで弾性を強化し、クッション内部には様々な硬度の良質なウレタンフォームを4層に重ね合わせ、良質な弾性を作り込んだ。

工房 悠サイト
■ 更新対象ページ 「ソファ 悠 3p」
■ Blog関連記事ソファ木部

明日は満月を祝って‥‥。

明日は満月15夜、また当地では1番茶の摘み取りも終わりつあるが、八十八夜というのが明日。
昨今、スーパーの野菜コーナーなどからは季節の移ろいというものを感じるのが難しくなってきているかも知れないが、どうしてまだまだ太陽と月がもたらす我らが地球への波動は変わることなく日々刻々届けられてきていることに変わりはない。
ちょっと今年の初鰹は漁獲高が伸びないようで価格も高止まりのようだが、女房を質草にしても食べたくなると言うのが江戸っこならず庶民のささやかな願いではある(オッと、イレギュラーな発言だ)。
ボクは1本もののカツオをさばくことは難なくやってしまうが、以前、友人の誘いでバーベキューパーティーに出掛けた折にも、大きなカツオをぶら下げ、出刃包丁を忍ばせていそいそと出掛けたものだ。
そこは10人を越える中年男女が集う田舎の一軒家だったが、その台所を借り、ツマを作り、薬味を刻み、最後にカツオを捌き、そして石油缶をコンロに仕立て、藁を燃やして、半身はタタキにして皆に振る舞った。
ワインからはじまり、持ち寄った様々な食材を調理したものに囲まれ、メインがカツオ。最後は新茶を野点でいただくという、とても贅沢なパーティー。
今年の5月は仕事などに忙殺されカツオパーティーの楽しみは封印したままだ。
世の中連休だからという事でもないがちょっと脱力なエントリ。
まだ春めく前の頃に調理し、撮影したもの3題。
きびなご
カキ

【キビナゴ】
透明な魚体に帯状の銀が美しい。
指で捌くか、ペティーナイフで捌くか、あなたの器用さによる。
薬味はワサビでも、酢味噌でも良いだろう。
【カキのパスタ】
ニンニクの香りを移したオイルの中でコロコロと転がしながらレアに焼き、トマトソースで軽く煮込む。(加熱しすぎは厳禁、仕上げの頃にミディアムレアほどに)
カキはもちろん「加熱用」のものに限る(生食用はまずい)
ボクは昨年まではこうしたカキのパスタなど作ったことがなかったが、なかなかいけます。お奨め。もう今季は無理だが、次の冬にはぜひお試しを。
【アイナメと緑黄色野菜のオリーブ炒め】
アイナメは塩コショウした後、軽く粉を振りオイル、バターで焼く。茹でておいた野菜、蒸したアサリなどとフライパンに移したニンニクの香り付きオイルの中で和える。
最後にバターでコクと香りを付ければなお良いだろう。
アイナメへの下味と、緑黄色野菜の彩り(塩加減)がキメテ
ホワイトソースでも良いかも知れない。
魚は白身であれば他のものでも良いだろう(カサゴなどが入手できれば最高だね)
オイルへのニンニク香り移しというのは、冷めた状態のフライパンにオリーブオイルを注ぎ入れ、スライスしたニンニクを入れてから、火に掛けること(弱火)。じっくりとフライにする感じ。
キツネ色になったら取り出す。(黒く焦がすと苦みが出る)
取り出したニンニクはペーパーに取り冷ますと、堅さが出て、手でしごけばサラダ、パスタなどに振り込むことでおいしさが増す。
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