“プロダクト的思考”と“手作り家具”(番外篇)
客観的なデータを持っているわけでもありませんので、木工というものが、現代を生きる若者にとってどれだけ魅力のある仕事であるのかは分かりません。
国内産業も自動車産業に代表される世界最先端のモノづくり産業が活況を呈している反面、家具産業は生産基盤の海外移転が著しく、国内では衰退の一途を辿っているという実態は広く知れ渡っていると思います。
そうした厳しい状況下、あえて木工家具の世界に挑んでくる若者は、70〜90年代の華やかな時代の頃に較べれば、ある種の覚悟を持ち、目的意識的、意欲的に挑んで来る人々なのだろうと思います。
信州の技術専門校への出願数が受け入れ枠の5〜6倍と聞けば、一部においては落胆させられるほどには、人気は落ちていないことも示されています。
家具産業の生産基盤がアジアの低開発国へとシフトしている中で、あえて日本国内でモノづくりに勤しむのかという意味についても、これらの若い方々にも理解されているはずです
ニトリやイケアといった巨大メーカーに市場を席巻されている中にあって、木工家具を作る意味についてですね。
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木工家具のデザイナー & 職人のartisanです。
