Archive for 10月, 2011

フクシマ・内と外との非対称

福島からのメール 今朝、都内に住む知人からメールが入り、福島行きのバスからだという。 福島市内で企画されている「なくせ ! 原発 安心して住み続けられる福島を ! 10.30大集会」に参加するとのこと。 福島市での除染実 […]

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玉杢・ケヤキの卓(その2)

3尺角の玉杢を持つケヤキの座卓ということであれば、そのフォルムはただシンプルな方が良いだろう、ということで画像のような脚部デザインにした。 甲板は四方を少し太鼓に張らせ、角は大きくタイトにカット(これは脚部造形に相応させ […]

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玉杢・ケヤキの卓

うちではほとんどと言ってケヤキで家具を作るということはない。 あまり好まないからなのだが、どうしてかと言えば、日本の木工芸において、ケヤキはある種、絶対的なイコン。特有の材種であることへの忌避があるからだね。 絶対的なイ […]

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「ウィーン工房 1903-1932 モダニズムの装飾的精神」展

 仮面のいただきをこえて  そのうねうねしたからだをのばしてはふ  みどり色のふとい蛇よ、  その腹には春の情感のうろこが  らんらんと金にもえてゐる。    みどり色の蛇よ、  ねんばりしてその執着を路ばたにうゑながら […]

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〈 蔵の中の椅子展2011“形のやくわり” 〉展、はじまっています

ハルミファインクラフトさんから『蔵の中の椅子展2011“形のやくわり”』という企画の案内が届いています。 もう今年もそんな季節がやってきたんだね。 ここ数年、椅子の企画展は数多く開催されているけれど、このハルミファインク […]

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除染するほど「住めない」はなし(福島からの便り Vol.2の2)

前回エントリで取り上げた『週刊朝日』11/4 号、発売されたようです。 対象頁をこっそり貼り付けよう。 (本誌を購入したわけではなく、iPhone アプリ[ビューン]というものからクリップ) ↓ クリック拡大 前回も触れ […]

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除染するほど「住めない」はなし(福島からの便り Vol.2)

ここに1枚のゲラがある。『週刊朝日』今週号(ということは、明日25日の発売になるのかな)、「FROM F 04」[1] というシリーズもののコラム。 タイトルは〈除染するほど「住めない」と思う〉とされていて、除染活動に従 […]

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過酷な被曝現場に立つことで見えること(福島からの便り)

19日未明から寝食世話になっている福島市内のとある住居の居間、 持ち込んだガーガーカウンターのアラームが鳴りっぱなし(顔を引きつらせながら笑うしか無い状況だが、ここにシュラフを広げ、眠りに就く)。 デジタル表示が示す数値 […]

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Takemitsu Songbook・武満 徹のセンチメンタリズム

秋だから、ということではないのだろうが、3.11からこのかたの、流したいく筋もの涙を拭うための歌も時には必要だ(いや、むしろ哀しみを哀しみとして純化させ、希望へと昇華させるための涙だってあるだろう ‥‥)。 この新しい武 […]

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CLARO (クラロ)ウォールナット その表情

CLAROという樹種、過去何度か紹介してきたが、今日はここ数回取り上げてきた卓に用いた甲板を事例として、その表情に迫ってみよう。 まずWebサイト「工房 悠」に残した樹種解説のテキストから再掲してみよう。 ブラックウォー […]

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