工房通信 悠悠: 木工家具職人の現場から

LINKのはなし

このブログのアクセス解析は、必ずしも十分な機能を有していませんので、どのような人から読まれているのかは解りません。
サイト運営をビジネスとして考えるならば、客にアピールさせるような記述、仕掛けもすべきでしょうが、ブログではそのようなことは考えないようにしています。
木工を生業としている職人の周辺雑記、仕事の合間にふと頭を去来する事象などを記述することで、ボクのものづくりのバックボーンを投影させることができれば了としたいと考えています。
少しばかり木工のことも記述していますので、木工に興味のある方々からの訪問も多いと考えられますのでLINKも関連業界の人が多くなります。
新たに「DAYS OF CHAIRS」をLINKしました。森下 真さんのブログサイトです。
既にWebサイト(DISCREETCHAIR)のほうもLinkしていますので、ご存じの方も多いと思います。


「森下 真」さんですが、彼は秀逸な椅子をデザイン、制作する男です。
彼の仕事を知ったのは「暮らしの中の木の椅子展」(朝日新聞社)第1回の入選作を見てからのことです。名古屋の展示会場でステキな椅子を見たのですが、クレジットを見るとそれが彼の椅子でした。同郷にいながらそれまで交流がありませんでした。灯台もと暗し、ということですね。
その後仕事の上でのお付き合い、コラボレーションは勿論ですが、プライベートでも気の置けない関係になっています。(一癖も二癖もあるボクとつきあうことのできる奇特な人です。ボクと違ってそれだけ人間ができているということなのでしょう)
ただまずいことに、あまりにもWeb構築の技法を急速に向上しつつありますので、脅威になってることですね。
プロのWebデザインも凌ぐようなWWWC準拠で構築してます。
優れたチェアメーカーであれば、同様にWebであれ、何であれ、水準以上のものをやってのけてくれるのです。
ただ、これはボクと同じで困ったことなのですが、ビジネスとしての才覚にやや欠けるかなということです。天から二物、三物を与えられてもパーフェクトというのは難しいのかな。
そんな好青年ですので、どうぞご支援下さい。
次に既にLINKしている「サンダンス」さんですが、ここを主宰している佐野さんとは、昔、名古屋のギャラリーでの展示会に来て頂き、少しくお話しさせて頂いて以来の交流です。日々更新とはいかないようですが、それだけ業務が繁忙ということなのだと思います(ほぼ日々更新のボクはそれだけヒマしてるということ ? 。仕事下さい)。
英国へも木工修行(留学)に行くほど向学心に燃えた人で、「手作り木工事典」(Vol:37)の表紙を飾ったかわいらしい女性です。
「ストックホルムの空を見上げて」のikuruさんは紹介不要でしょう。木工家ニューウェーブのひとつの指標といえばいいのかな。
またブログではLinkしていませんが、「工房 悠サイト」のほうで最近Linkしましたのが、「Glass Collage」(上村由紀さん)、浜のガラスアーティストです。
様々な色ガラスをカットしたり磨いたり、穴を開けたり、それをコラージュすることで一幅の抽象画に構成するというものです。
ガラスアートも様々ですが、彼女の美意識、抽象世界がガラスという素材を通すことで平面アートでは不可能な独自の表現を可能にしているように思います。
秋の伊勢丹新宿の「モダンクラフト展」でご一緒できることを楽しみにしているのですがね。
さて、明日は岡崎への納品。納品に先立ち、蒲郡プリンスホテルで友人陶芸家(棚岡二三四さん)の個展に表敬訪問。以前、同ホテルで、二人展をやって以来の交流です。穴窯での焼き締めです。明日は会場からブログってみましょうか。

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  • さっそくのリンクありがとうございます。当方でも早速リンクいたしました。東へ西へといそがしそうですね、今後のますますの活躍、期待してます。

  • こんにちは。
    ご紹介頂き光栄です。でも、そろそろ限界というウワサが。。。(笑)
    森下さんのサイト、綺麗ですね。僕も色々と手を加えたいです。

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