工房通信 悠悠: 木工家具職人の現場から

八十八夜の来客

今日は八十八夜だそうです。
当地の茶畑でも手摘みによる収穫も最盛期です。
兼業農家が多いのでこの時期、長期休暇に合わせ家族総動員での作業です。
隣のご夫人もいそいそと毎年知人の茶畑に手伝いに行ってます。1年間丹誠込めた農作業の仕上げですので、皆さんとてもほがらかにワイワイ楽しく手も口も忙しく動いています。
ボクが毎年頼んでいる農家からは今月中旬以降になるでしょうか。楽しみです。
今日はばたばたと忙しい1日でした。
椅子制作の最後の工程、組み上げ作業をしているところに見知らぬ人から「すぐに訪ねたい」旨の電話があって1時間後にやってきました。
このブログを見て仕事を見たいというのです。
どういう事かと言いますと、「小川幸彦」(参照)さんの初窯当時からのファン(支援者)の方で検索サイトで「小川幸彦」と入力したところ、1番にこのサイトが出てきたそうで、近くもあるし、木工も興味があるから訪ねて来たのだというのです。


本業のほうはリタイアしているようですが、最後に示してくれた名刺の裏に文化財管理保護関係の仕事をされている記載がありましたので、所謂美術鑑定者といったところでしょうか。
有益だったこととしては、初窯の時の徳利を1本所有しているとのこと。
「回顧展」の時にはぜひお借りして展示させていただくよう願い出て、快く受けて頂いたことです。
お聞きしますと著名な物故陶芸家の器、あるいは刀剣などをかなりコレクションされているらしい。
近くお尋ねして拝見するしかないでしょう。
こんなブログでも様々な人の眼に入り、人と人、人と物を繋げるツールになっていることを思うとありがたくもあり、また責任というものもあらためて感じさせてくれたのです。
「近々別荘を建築するので、家具を考えねば…、」との言葉を残して帰られましたのでリップサービスかもしれませんが、良いお付き合いをさせて頂きましょう(笑)。
次にやってきてくれたのはNTTの保守要員の方です。
先の落雷被害でダウンしたモデムの交換作業です。無事セットアップ完了。
最近の機器はブラウザから全て設定できますのでラクチンです。
新たにデスクトップMacを導入しますので、それに合わせたLAN環境の構築も考えてのものです。しかし肝心のマシーンは近くのショップで28日に予約発注したのですが、何と10日にならないと入荷しないとのこと。(オンラインショップでは即日出荷になっているのに〜)

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