工房通信 悠悠: 木工家具職人の現場から

Mac構築とアイボ

昨日の乗用車破損修復は明月曜日からドック入りの手はずを整える。
せめてと思いキレイキレイにしてやろうと洗車作業に掛かったが、見るも無惨な凹み。
しかし予報にもなかったが突然の雨。めったにしない洗車なんかするものだから、雨に見舞われるというドジなやっちゃ。
午前は所用を済ませ、午後から残されていた新規Macの環境構築作業。
いつまでも半端な状態ではまずいので、完了させるべく取り組む。
Apple サポートセンターへは新しいOSリリース直後の休日だというのに、数分して繋がり、適切なアドバイスを授かる。
いくつかの不明な問題は解消。
.MacというApple社のサーバーにユーザーのディスク容量をもらい、ここを介して複数のMacのデータを共有、同期を図るという機能。


これを簡便に自動化してくれるiSyncというソフトがあるのだが、この機能が巧く動作してくれない。
どうもこれは残念ながらシステム上の問題もありそうで、あきらめて手作業で同期などの作業を終える。
次に、このブログが新しいSafariでは文字化けしてしまう現象に悩まされていたのでこれへの対処。しかし問題は解明しないまま。
サーバー側のサポートも受けないと改善しないと思われるが、こちらのサポートはメールでのみの対応。以前の経験からすると、返事がくるまで5日〜10日くらいかかりそう。
(皆さんの所ではこのサイト文字化けの症状出ていませんでしょうか?)
次にこれまでのメインのマシーンを修理に出すためのメンテナンス(個人情報などの削除、バックアップ)。
数ヶ月前から光学ドライバーの不具合が出てきていた。認識してくれないのだ(デスクトップ上にマウントしない)。
購入店舗での5年間保障の残余が若干あるので、いくらかは負担してもらえるが、果たしてどの程度かかるものか不安。
環境構築といえば、UPS(無停電電源装置)を導入せねばいけない(これから雷の季節でもあるので、急がねばならない)。
出力5Aほどの仕様であればかなり安くあるようだが、これを超えると一気に
高価な買い物になるようで、選択に悩むところ。Macの仕様によると、7.5A〜9.5A(最大電流)とある。G5は電気を食う。
閑話休題。
今朝のニュースではSONYのアイボに関西弁をしゃべらせるソフトが開発、発売されたという。14万台売れたというのだからなかなかのものなのでしょう。(参照
今後もソフトをバージョンアップしていけばさらに進化を遂げていくのだろうと思う。
しかしいくら安価になったとしてもボクには購入意欲はわかないと思う。
こんな<まがいもの>は身近にいて欲しくありません。
数日前のニュースで子供と遊ばせるためのロボット教室などといったものが紹介されていたが、これはとんでもない考えだろうと思う。
確かにボクもアトム世代で楽しませてもらった一人だが、子供たちに必要な事は生きていくための基本的な素養。例えば人とのコミュニケーション能力であったり、正しい喜怒哀楽の表現力であったり、という極めて人間臭いものであるべきで、これをまだ開発途上のロボットに代行させようなどというのは愚かな大人の知恵でしかない。
親を中心とする、周囲の人々に丸ごと愛してもらえる環境と、子供たち自身のコミュニティーのなかで社会というものを学んでいく、実に当たり前の泥臭い環境をこそ与えてやらねばならないのではないのか。
昨今のさまざまな悲惨な子供の世界での犯罪も、I T 環境に問題があるかのようにすり替えが巧妙に行われようとしているが、本質的な問題は大人社会の I T 環境における人間社会のあり方が残念ながら I T 環境の進化に追いついていけていないばかりか、むしろ逆行しているかのようなおぞましい状況を呈している事にあるのではないのか。
子供がアイボを叩けばソフトに組み込まれたそれなりの反応を示すのかもしれないが、血が出る事はないだろうし、例え、破損させたとしても修理から戻ってくれば(リセット)、また生き返る。子供が受ける人の生命体としての尊厳などというものはアイボは教えてはくれない。
…『朝日』の記者の「犬以上の存在だ」というのは大きな勘違いであろう。

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