蕎麦はまだ 花でもてなす 山路哉
タイトルは芭蕉の句。
蕎麦の産地は信州、北関東、と相場は決まっていると思っていたら、山路ならぬ自宅から数百mのところで栽培していた。
1月ほど前に気づいていたのだが、花のきれいな時期は既に終わり、ところどころあの特有の三角錐の形状をした実を結びつつあった。写真もしたがって白さが薄い。
この畑は蕎麦体験教室という蕎麦打ち愛好家のためのもののようだ。
知人の数人が蕎麦打ちをかなり本格的に学び、また楽しんでいるようで、ちょっとした大人の趣味として人気があるようだ。
だが、ボクはしない。したいとは思うけど時間的余裕、他、事情が許さない。(Pizzaは打ちますが…)
近隣に2軒、贔屓にしている蕎麦屋があり、時間と懐の余裕がある時に食べに出るが、ボクが貧乏していることを知ってか知らずか、いつも盛りを多めにしてくれたり、デザート(蕎麦饅頭)を出してくれたりするので、控えめに出掛けることとしている。
所用で車で出掛けた時などに立ち寄ることが多いのだが、出来れば自転車、徒歩で出掛け、冷酒をちびちびやりながら、蕎麦を食いたいと思う。
ボクは左党ではなく、せいぜい1〜2合もいければ良いので静かに酒とざる蕎麦を味わい、少しだけ亭主と世間話をして帰ってくれば良いだろう。
なお酒の肴は蕎麦でも良いのだが、蕎麦味噌というものをへらに貼り付けて焼いたものがあり、これが美味で好みだ。
元々蕎麦屋の肴など大したものはない。何でも良い。板わさ、鶏わさ、焼き鴨、天だね、しかし素材は吟味してあるものを少量で良いから、酒とともに五感を動員して味わえばよい。
何かこんな記事書いていたら、もう明日は仕事ほったらかして、昼から蕎麦屋に出掛けねばと一人盛り上がってきた。
紹介の本には贔屓の蕎麦屋が掲載されている。
写真はそこの蕎麦(籔蕎麦 宮本)
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kokoni
2005-10-7(金) 22:01
美味しそうですね〜
お蕎麦、東京は、量が少ないほんの一口、というのが多いですが、やや物足りなさを感じます〜。江戸っ子じゃないのでしょうか。
artisan
2005-10-7(金) 23:06
>kokoniさん
ピンポーン、でした。
この蕎麦屋、元はこちらの出身ですが、蕎麦修行は、上野池之端、籔です。
写真は田舎蕎麦。
いつも東京のナンバープレート付けた車で混み合ってます。
量が少ないので、ザルは最初から2枚注文し、その後、暖かい蕎麦、と、3枚ほど食べませんとくちくなりません。
kokoni
2005-10-8(土) 10:29
やはり〜薮蕎麦でしたか。1枚で後悔して帰途についたことあります・・
ai
2005-10-8(土) 18:32
そばの花はあっという間に終わり茶色の実になりますね。
映画のレイトショーを見るときは(ほとんどレイトショーしかみることができません)仕事を終えて映画館どおりにあるお蕎麦やさんに行くことが多くなりました。蕎麦前にいいお酒を置いてあるところなのですが、周囲の方に迷惑になってはいけないと我慢するんです。お蕎麦と映画は私の中ではセットになっております〜♪
artisan
2005-10-8(土) 21:58
おやおや、aiさんは酒乱ですか? まさか…(+_+)
ボクは映画鑑賞にビールは欠かせませんい (^^)v
蕎麦+酒+映画=SHIFUKU no TOKI
kent
2005-10-11(火) 08:15
私も蕎麦好きで。自分で打ちたいけど時間が。
道楽しすぎですね。いつかはやります>蕎麦打ち
友達はほとんど打てるんですよ。
ログの近所の蕎麦屋さんがとてもいい感じで。
最近、遠方からの友人が来ると必ず行きます。
ちょっと隠れ家的なお店です。
エビスの生が飲めるのも実は魅力でして(^^;
artisan
2005-10-11(火) 21:52
>kentさん
あなたは既に人生を人の何倍も生きてるので、今はガマンしましょうネ。
>ログの近所の蕎麦屋
どこにも良い蕎麦を出す店はあるんですね。