工房通信 悠悠: 木工家具職人の現場から

家具の納品日和

ダイニングテーブル今日はこれまで数回に渡って記述してきたダイニングテーブル、センターテーブル、椅子などの納品。
隣の県下の地方都市。あいにくの雨模様であったが、さほどの支障もなく無事納品させていただいた。
I邸のご婦人、お疲れさまでした。
お気に召されたようでありがとうございました。
納品の作業というものは一連の仕事の最後を締めくくるものなので、達成感とともにやり終えた開放感があり物作りという生業ならではの喜びだろう。
しかし時にはそうしたものであるべきはずが、とんでもないことに陥ることもある。
・家具のパーツを積み忘れた。
・設置作業に必要とされる工具が足りない。
・搬送途中に傷が付いた。
・一部破損している。
・客のイメージに合わなかった。
 etc。
これらには避けがたいものもあるが、多くは準備を万端にし、適切な搬送を心がければ避けられるものだろうが、何かしら禍根を残すことも少なくない。
今回は拍子抜けする位にスムースに事が運んだのだが、これも学習効果か(苦笑)。いや、そんなん当たり前だよね。
CLAROセンターテーブル画像上はダイニングルームへ納めたテーブル+アームレス「大和」
ウォールナットブックマッチ2枚矧ぎ天板にシンプルなてり脚の脚部。
画像下はリビングルームに納まったCLAROセンターテーブル。
1枚板のCLAROをタイトにカットし、端正な構成にした。
(いずれWebサイト「木工家具の工房 悠」でも詳述する予定)
撮影は今ひとつ技術不足だね。(クリックで別ウィンドーにて拡大)
レンズは17〜85mmズームの広角寄りなので、狭い室内でもまずまず画角に納まるが、照明がストロボ1灯では無理がある。無理やりデジタル的にレタッチせざるを得ない。
という経緯ですので、暫くは製作関連の情報はありません。納税の書類作成やら、見積もりなどの書類作成やら、(遊びやら)……雑務の日々が続きます。
明日から3月ですね。3月は萌え出る季節、希望膨らむ季節。新たなステップを歩み出そうとする若者にエールを送ろう。

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  • はじめまして。わたしはフラッシュペタペタの仕事してます。
    作品(製品)の写真は難しいですね。
    わたしも先日まで17-35、最近15-30mmを手に入れましたが、
    なかなかプロのようには撮れなくて。
    プロの友人に聞いたら、「なるべく絞りを深く絞って、
    ストロボは使わずにシャッタースピードを遅くして三脚で撮れ」
    「カメラの補正を+2段くらい明るく」などと教えてくれました。
    色々試してる所ですよ。
    え、レタッチ?いや、(^^;未だに銀塩のF4ですから。

  • さえ。。さん、興味深いコメントありがとうございます。
    自然光で撮る環境であれば、それが1番かも。
    脚部(天板下)にも一定の光量を当てて、バランス良く撮るというのが家具撮影におけるキホンですが、なかなか顧客のところでは思うような設備、時間の確保、準備がすることが難しいですね。
    三脚は必須。ISO感度の調整、モードはAv、ストロボはバウンス、などいくつかの留意はしていますが、やはり経験とセンスでしょうか。
    加えて、まずは今後の課題として照明設備の充実を図ることでしょう。

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