工房通信 悠悠: 木工家具職人の現場から

春爛漫の花見日和

桜満開
この週末、好天が幸いし1Week前に開花したソメイヨシノもほぼ満開に。
数日前に申し合わせし、花見としゃれ込んだ。
この地域での花見のメッカである、隣町の河川敷沿いのグランドへ。
樹齢50〜100年を越えるソメイヨシノ数百本もあろうかと思われる付近一帯はまさに春欄干。穏やかな春の日射しが大きく張り出した桜の枝越しに降り注ぐ。8分咲きといったところだが、花見としては天候も含め最高のタイミングだった。
先にエントリーした記事で、静かにワインでも傾け、坂口安吾でも読み返そう、などと云ったものにはほど遠い世界で、到着後皆が集まる前にコールマンバーナーを準備し、玉ねぎを切り刻み、スープの準備から始まって、前菜に取りかかり…と、めまぐるしいアウトドア シェフの活躍だ。
総勢11名、老若男女の大所帯。
一昨日から仕込み、準備を始め万端を期したため、参加者の皆には大いに楽しんで貰ったようだ。
これも皆の積極的な手伝いと、咲き誇る桜のおかげだ。
後半雲行きが怪しくなり肌寒くもなり、最後のデザート、コーヒーを出し終え、間もなく撤収作業。
帰路、書店に立ち寄り気になっていた新書を探すが在庫がない。仕方なく別の新書を買い求め帰宅する。
まだ数日は花見もできるだろうから、安吾片手にあらためてこっそりと近くの土手にでもワインをぶら下げて行くのも良いだろうが、週も開ければそんな思いもかき消され工場で木埃にまみれていることだろう。
Top写真はバーベキュー火起こしから焼き方まで責任取ってもらった参加者Tさんによるもの。ボクは撮影どころではなかった。
花見準備前の静けさの中の春爛漫。メール添付で送ってもらった画像を勝手に少しレタッチ。撮影者に叱られるかな?
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