Archive for the ‘技法、チップス’ Category

天板止めコマ金具

キャビネット、テーブルなどの天板を駆体本体、あるいは脚部に固定する方法はいくつかありますが、皆さんはどのような方式で固定されていらっしゃるでしょうか。 私は寄せ蟻や吸い付き桟などを使う場合もあれば、一般的にも良く使われる […]

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ブラックチェリーのエレガントなデスク(続

今回のブラックチェリーのデスクですが、少し制作プロセスなどの要点について記しておきます。 いくつかの点において、ユニークな設計、特異な仕口もあるところから、多少は有用かと思います。 あらかじめポイントを絞れば以下のような […]

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ClaroWalnutの李朝棚

主要な部位にクラロウォールナットという稀少材を用いた二層の李朝棚です。 私はこれまでも好んでこうした取り合わせを行ってきましたが、こうした異種な試みが成功しているかどうかはご覧になる人、使い手にゆだねられるということにな […]

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ブラックチェリーの李朝棚

李朝棚スタイルの飾り棚です。 2017年、新年の賀状に用いた新作です。 こうした飾り棚ですが、過去、様々なスタイルで作り続けてきたジャンルであり、私にとっては欠かせないものです。 ショールームに鎮座していた同種のものが買 […]

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ハシバミの効用と、視覚的美質と、経年変化への怖れ

ハシバミとは ハシバミ(端嵌?orハシバメ?)は無垢材を扱う木工の仕事においては比較的一般に広く用いられる手法の1つです。 無垢材は置かれる環境(湿度=大気中の水分量)の状況変化により、間違いなく反ろうとします。 木は伐 […]

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『組手』(阿部蔵之 著)の刊行によせて

『組手』刊行の意味するもの 木工界にとっては1つの事件とも言うべき敢行(刊行?)であるかもしれません。 『組手 ー國正流・江戸指物の美ー』が発刊されました。 國正流 十三代相伝・阿部蔵之氏によるものです。 ここに開陳され […]

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“プロダクト的思考”と“手作り家具”(その10)

枘の割り付けを合理的に考える(図面からの再論・その3) 扉、戸の框組 扉および戸の框組に関する枘の割り付けですが、駆体の帆立そのものとさほど変わりませんので、特筆することは無いでしょう。 ただ数点、知っておいていた方が良 […]

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“プロダクト的思考”と“手作り家具”(その9)

枘の割り付けを合理的に考える(図面からの再論・その2) 前回、基本的なエレメントに関しては解説してきましたが、いくつか残余のところを下手な図面と供に公開していきます。 ところで、キャビネットの構造には、大きく分けて、框組 […]

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“プロダクト的思考”と“手作り家具”(その8)

枘の割り付けを合理的に考える(図面からの再論) 本件、一連の記述に対応する図を示します。 逐条的にすべてを書き込めるわけでもなく、基本的な理解に供することができれば良いかな、という程度のもので恐縮至極。 普段の仕事におい […]

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“プロダクト的思考”と“手作り家具”(その7)

枘の割り付けを合理的に考える 高品質な家具作るのには様々な要素があるわけですが、そうした中にあっても枘の設計、加工が重要であることは疑いありません。 このあたりのことについて少し詳しく考えてみます。 建具屋の場合 以前、 […]

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