Archive for the ‘デザイン’ Category

ミズナラのテーブル

このデザインは、工房 悠の、ある種、定番的なものです。 自分の中では未だ古びず、お気に入りです。 なにゆえ、と聴かれても返答に窮してしまいますが、 無駄を省き、テーブルとしての機能を満たしつつ、 端正な造形の美しさが出て […]

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柳宗理さん死去を悼む

今朝の新聞の訃報で知った。 96歳という高齢。 私が氏にお会いしたのは、1997年OZONEでの『柳宗理展ー三角スツールからの展開』レセプション会場でのこと。 二言三言お話ししただけのことだったが、寡黙で静かな佇まいが印 […]

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ミュージックスタンド 更新と課題

ミュージックスタンド、いわゆる譜面台。 既に1つのモデルが作られていたが、これを更新した。 基本的なデザインに大きな違いは無い。 以前、メジャーなオーケストラの常任指揮者をしているN氏宅の食卓セットなどを制作させていただ […]

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フット 二態

これはミュージックスタンドのフット部分、塗装中。 以前はフラットな形状だったが、このようなカマボコ面に替えてみた。 この脚部は先端に向かい、高さも厚みも徐々に小さくなっていくので、面取成形もイージーでは無く、手鉋シコシコ […]

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玉杢・ケヤキの卓(その2)

3尺角の玉杢を持つケヤキの座卓ということであれば、そのフォルムはただシンプルな方が良いだろう、ということで画像のような脚部デザインにした。 甲板は四方を少し太鼓に張らせ、角は大きくタイトにカット(これは脚部造形に相応させ […]

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Black & White

画像はセンターテーブル(部分)。 ブラックウォールナットを主材とする構成に、白木の部材を取り込むことで、いっきに雰囲気が軽やかに、あるいは見方によってはモダンなイメージを醸すので、とてもおもしろく思った。 主材:ブラック […]

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馬蹄形アームチェアの課題

馬蹄形という形状は、どちらかと言えば堅いデザインの多いボクのものとしては少しばかり異質なものになる。 この発想は ラミネートという成形手法 畳ズリを持つ椅子(和室への対応) こうした要件から導き出された手法で、ある種の必 […]

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「PPモブラー と 椅子の作り方」講演会にて

うちにはウェグナーのpp501が1脚ある。 15年ほど昔、ACTUSで購入したものだが、ナラ材、籐張り、ソープ仕上げの仕様だ。 数日前、とても美しい、同じシリーズのpp503[1] を観ることがあった。 こちらはチーク材 […]

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金具、ではない抽手も悪くない?

ちょっと慌てた。 いま数種の箱物を制作しているが、これに使うハンドル型の抽手の在庫が不足していることに気づき、増産することになった。 既に半加工した在庫が少し残っていたので、とりあえずその分を完成させることに。 約30本 […]

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好みの“面”はありますか

好みの“面”、と言われても、建築や工芸について関わる人でないと何のことか分からんね。 “面”とは一般にはある矩形の物のエッジ(角)に施す切削断面のことを指すと言って良いのかな。 この“面”は建築や工芸という人々の手に触れ […]

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