大暑の中での機械探し
今日は朝からピーカンの空。早朝から車を走らせたが、7時の時点で外気温は27度を示し、所用を済ませた9時過ぎの帰路では早くも32度を超えていた。
今日22日は二十四節気の大暑だそうだ。
つまりしたがって次の二十四節気は立秋ということだね。
またそれまでの間を大暑と言っても良いのだろう。(立秋は8月7日だ)
あらためて、皆さま
暑中お見舞い申し上げます !
兎も 片耳垂るる 大暑かな 芥川龍之介
工房通信 悠悠: 木工家具職人の現場から
今日は朝からピーカンの空。早朝から車を走らせたが、7時の時点で外気温は27度を示し、所用を済ませた9時過ぎの帰路では早くも32度を超えていた。
今日22日は二十四節気の大暑だそうだ。
つまりしたがって次の二十四節気は立秋ということだね。
またそれまでの間を大暑と言っても良いのだろう。(立秋は8月7日だ)
あらためて、皆さま
暑中お見舞い申し上げます !
兎も 片耳垂るる 大暑かな 芥川龍之介
今朝は幾分凌ぎやすい曇天で始まったので助かった。
土場で桟積みをバラしての材料出しの作業だからね。
倉庫に収めたものでは飽きたらず、3年前に桟積みしたブラックウォールナットを引きずり出す。
含水率計を当てると、まずまずの数値を示してくれる。
候補の1.3、1.5、1.8分をそれぞれ数枚づつ。
60cm、3mを越える大きな原木からのもの。
2枚剥ぎで3尺〜幅の甲板が取れる勘定だ。
過去様々な材種の原木を製材し、天然乾燥させて使ってきたが、ウォールナットほどお守りの楽な材種はない。
暴れず、反らず、静かに第2の人生(家具材として使われる)へのスタートを準備してくれている。
もちろん若い小径木であれば、ウォールナットとは言え暴れもするだろうが、老齢で枯れた木味のものは落ち着いている。
先にお知らせしてあった、元親方へのTV番組取材がいよいよ放送されることになったのでご案内しよう。
「発見 ! 人間力」
このサイトは「テレビ朝日」であるが、番組企画は「 (財)民間放送教育協会」というところのもので、文科省の肝いりで、社会教育・教養番組を、加盟社の共同企画・制作によって全国放送するものとなっている。
今回は地元「静岡放送」のクルーによる取材だったようだ。
全国放送も系列関係なく、各地域1局が放送することになっている。
放送スケジュールもしたがってまちまちなので、サイトを確認していただこう(こちら)
さて、元親方・藤井了さんへの取材は「俺は不屈の家具職人」とタイトルされているように、如何にも家具職人らしい一面を切り取った内容となっているようだ。
ボクが世話になったのは1年足らずであったので必ずしも彼の全貌を知るものではないが、その後も何かと交流もありその飾らないキャラクター、多様な作風、優れた技量などは敬服している。
ボクの今があるのも、藤井さんからの鍛錬があったればこそである。
確かに今のボクの木工の在り方と、師匠藤井さんの生き方はかなり位相において異なるかも知れないが、ボクが備える木工加工技法の体系、あるいは職人的生き方への羨望に近い“思い”というものは、藤井さんの背中を見続けてきたことからのものであることは隠す必要もないだろう。
恐らくはボクは弟子としては出来の悪い者だったろう。
しかし彼が横浜クラシック家具制作の系譜を身をもって伝えてくれたことは、またボクの中で咀嚼され、別の形ではあれ再現していくことになる。
そして、今の彼の年齢まで元気に意志を貫き通すことで、恩義に報いることができるかもしれない。
取材には弟子のボクも呼んでくれるのかと待っていたら、男はいいから、若い女性職人を呼んだよ、だって‥‥。
ボクはこの辺りのことについては、残念ながら学ぶ機会がなかった。
梅雨が開けた昨19日は当地も猛烈な暑さに見舞われた。
それまでもどちらかと言えば空梅雨ぎみで、真夏のような暑さとぼやいていたが、さすがにと言うべきか、梅雨明け後の暑さはひとしお。
取材中は、大物制作でかなりお疲れの様子であったが、食事と睡眠、そして田舎の温泉で体力回復されて、また元気に励んでくれることだろう。
職人 万歳 !

Dominoは半ば死蔵状態に置かれてしまっている。
丸鋸昇降盤+角ノミ盤で高精度、スピーディーに枘を作る態勢にあれば、通常ではあえてDominoの登場を待たなくとも良いからね。
しかし何とか活用の場面を作らねばということで、Top画像のようなもので使うことにした。
何だろうね、これは。


うちの業務は基本的には個人のお客さまからの注文を主体として展開してるので、比較的スケジュールの組み方はタイトなものではない。
良質なものを制作するにはスケジュールに追われていたのでは満足できる品質ではかなえられないこともある。
起業したばかりのバブルの頃は若かったこともあるが連日半徹夜での作業に追われたもの。
ただ仲介者もボクの仕事の本質を理解してくれていたので、あまり付加価値の低いものは紹介するでもなく、比較的めぐまれた環境ではあったのでなかなか充実した仕事をさせていただいたと思う。
おかげで毎月のように原木を競り落とすことも出来たし、機械設備の整備も進んだ。
時は移って、現在は景気は思わしくないとはいえ、全てが自身のオリジナルなもので勝負できるので、その点においてはたいへんありがたい。
そうであれば少しはタイトなスケジュールでも応えてやらねばならないかな。
そんなわけで今日はあわただしく倉庫の1番奥に仕舞い込んであったお宝のマホガニーを取り出す作業からスタートしたが、狭い倉庫にぎしぎしに詰め込んであるのでフォークリフトでえっちらおっちら、2/3ほどもの在庫を整理しながらの作業。
こんなに材木持ってどうするのですか、とは若いスタッフのぼやき。
空にはぎらつく太陽。炎天下の力作業はあかん。
ばてばてやわ。
でもやっと久しぶりのマホガニーとの再会。
9.5フィート、3〜4インチ板
サンプルの手板を作るために削ってみたが、例の如くゴマが導管から出てくるのを確かめ、ふむ、なかなか良い木味だとばかり一人ほくそ笑む。
体調30cmほどのトビウオが手に入った。
この初夏から盛夏に掛けてが旬のお魚ちゃん。
型が良く新鮮であれば、もちろんお刺身だね。
白身なので比較的淡泊な味のものだが、ボクは好きだね。
小家族なので2匹だけ買い求めたが、そのうち1匹をお刺身に、残りは塩焼きにした。
海原を数100mも飛翔するという特異な生態を持つことはよく知られているが、太平洋側の人たちには今ひとつなじみがないかも知れない。
日本海側ではもっぱら天日で干したものをアゴと呼び上品な出汁(だし)の原料になる。
これは軽く焼いたものも美味だね。
今日のお刺身はとても良かった。筋肉質なためか身も引き締まっており、味も決して淡泊すぎず、独特の旨みがあった。
魚体が逆三角形をしているので、少し包丁捌きがやっかいかな。
それと小骨が多いので、小骨抜きの道具は欠かせない。
今日のように暑い日の夕餉には、こうしたさっぱりと、しかし良質なタンパク質のお魚が良いようだ。


炎暑とも言いたくなるような真夏の陽気だったが、陽も沈まんとする夕刻の田園は美しい。
光景を邪魔しているのは「Ram03」というアームチェア。
数日後、顧客の要望で制作対象のサンプルとして持ち込む椅子なのだが、2脚納入後数年経過したものを借り受け、傷を治し、塗装し直したところ。
ダイニングチェアとして使われていたようで、その環境から様々な汚れが付着したり、大小の傷も少なくなく、アイロン、スクレーパー大活躍で、ほぼRenewalできた。
オイルフィニッシュであるので、こうしたRe Finishingは難しいものではない。
美しさが蘇えりオーナーも喜んでくれるだろうし、新たな顧客へは新規制作への決断へと誘ってくれることだろう。
実はこの椅子の座枠、地ズリはラミネート。
本格的にラミネートを用いたのは、これが最初だった。
過酷な使用環境で経年劣化も懸念されたが、まったくその部分の劣化はなかった。
なお、Top画像のような使われ方は想定していないので、ご注意を !
(Top:クリック拡大)

昨年のWWDCでのiPhone2Gの発表以来、国内リリースを待ち望みつつ3Gへのグレードアップ進化を見つめてきたので特に驚くようなものは無いはずであったが、しかし昨夜来のメディアのフィーバーぶりには驚きを越えて呆れてしまった。
購読紙朝日に至ってはこのところ連日のように取り上げているし、今日の夕刊では1面トップで六段ヌキ。地元地方紙も同様。NHK他TV局も騒ぎすぎ。
しかしSoftBank表参道店では数日前からの人を先頭に1,500人もの行列が出来る騒ぎぶりを見せられ、またこれが日本に留まらずグローバルな拡がりを持つことを知れば、もうちょっとした世界的社会現象と見なすべきかとも思えてくる。
たかがケータイ新機種リリースが何ほどのものか。