工房通信 悠悠: 木工家具職人の現場から

クマゼミ脱皮の季節

クマゼミ脱皮

うっかり見落としていたようだが、うちの庭では今年もクマゼミが脱皮を始めている。
今朝、ゴミ出しに出ようと何気なしに庭に目をやると、百合の茎に異物がくっついている。3つも。セミの抜け殻だった。
そのうちの1つには今朝羽化したばかりと思われるクマゼミの姿があった。
静かに取って返し、押っ取り刀でカメラを担いで撮影。
ちょっと位置関係が悪く、撮影は昨年のようには決まらなかった(昨年07/19)。
この脱皮したばかりの蝉くん。1時間後に確認に出ると既にその姿はなかった、無事に大空へと飛翔していったのだろう。良い相手が見つかれば良いのだが。
ところでこのクマゼミ、昨年のエントリでは環境変化という側面から考えてみたが、昨今問題になっているのが街中での光ケーブルの障害というものがあるそうだ。NTT西日本では年間1,000件も報告されているというから深刻な話しではある。
光ケーブルを枯れ枝と間違えて産卵してしまい、絶縁不良になったり、断線したりするのだという。
鋭利な産卵管が塩化ビニールの被覆を深々と破るのだというから、その生殖へのエネルギーたるやすごいものだ。
*過去記事
今朝のセミの脱皮/a>
セミの脱皮と環境変化

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