ある椅子のこと(引越破損の修理)

過去、様々な家具を制作してきている。
画像の椅子もその1つ。
現在ではこの椅子は廃番にしている。
これは東京新宿・OZONEに常設展示販売していた頃にダイニングテーブルセットとしてお買い上げいただいたものの1つ。
引越の際に破損してしまったということで修理依頼があり、その修理も終え、再塗装の途中で撮影。
引越業者による不手際のようで、修理費用は当然のこと保障範囲内だそうだ。
破損箇所は肘の付け根。
こうした椅子の構造の中では脆弱なところかもしれない。
脆弱というのは構造的制約、ということもあるが、恐らくはそれ以上に外部に晒された部位であり、想定外の力が加わりやすい箇所だからだ。
これまで過去1度、同じように運送業者によりやられたことがあった。
保険に入っているので保障されるものとはいえ、お互いに気まずい感が残り、繰り返したくはないものだ。
冒頭触れたように、この椅子は現在は廃番にしてしまっている。
現在は自分の中ではデザイン的にあまり積極的にやりたくないと言うことや、作業工程数が多い、制作合理性に改善が必要、などといったことがその理由。










木工家具のデザイナー & 職人のartisanです。
