工房通信 悠悠: 木工家具職人の現場から

珈琲の木

珈琲の木
ひょんなことから珈琲の木を育てるようになってしまった。
日本の気候と土壌で果たして育成できるのかどうか、全く分からないのだが……。
これは先の伊勢丹新宿店での展示会の会期中、展示フロアと同じ階のコーヒーショップにおける展示企画者との交流の際、「開店一周年記念、毎朝先着10名様 ! 」ということで頂いたミニ観葉植物だった。
弱ったな、どうしたものか、と思ったが、会場で展示小物として活用すれば良いかと思い、ありがたく頂くことにしたのだった。
その後、順調に生育?してるかな。葉っぱの色も濃くなり、その数も増えているようだ。
しかしその幹はあくまでもひ弱そうであり、1番下には、まだ双葉が付いている状態。
緑の葉の色と真っ赤なカップがコーヒー産地、南国の色調を思わせ良いではないか。
庭の小さな畑に直植えするまでに育ってくれれば良いのだが。
まさか実を収穫しようなどとは努々考えていやしないが、珈琲数寄者としては、手元に置いておくのは悪いことではない。
品種を聞くのを失念していたな。キリマンジャロが好みなんだけれど。
     ふるさとの訛りなくせし友といて
          モカ珈琲はかくまでにがし
    寺山修司

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  • はじめまして
    島根県在住です!
    HP拝見させていただきました
    その後の成長としては どうなったのでしょうか?!
    知り合いが珈琲専門の店をだしていたので珈琲の木を去年のクリスマスにプレゼントしました!
    が、育て方がいまいち…

  • 龍さん、いらっしゃいませ。コメントありがとうございます。
    島根ですか。良いですね。
    宍道湖のシジミにはお世話になっています。
    中華料理の前菜としてシジミの醤油炒めはサイコー !
    ではここでレシピを、(オッと、止めときましょう)
    それよりも何よりも、木工家としては忘れてはならないのは日立金属(安来市)です。本当に世話になっています。木工道具の工具鋼のほとんどはここのものですので。関係者によろしくお伝えください。
    さてこんな前振りをしたのには理由があって‥‥、
    実は申しにくいのですが、珈琲の木、枯らしてしまいました。
    冬が越せませんでした (×_×)
    龍さんがプレゼントされたのはこの記事で取り上げた苗木のようなものではなく、大きく育ったものでしょ。
    ぜひ果樹の育成方法を習得され、収穫の楽しみを味わってもらいたいですね。
    答えにならなくてすみませんでした。

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