工房通信 悠悠: 木工家具職人の現場から

猛暑の週末と西アフリカのポップス

ユッスー土曜の朝はピーター・バラカンのNHK FM「ウィークエンド サンシャイン」からスタートするのが慣わし。
今朝はYoussou N’Dourのプレイリストから西アフリカの御機嫌なサウンドが紹介されうれしかった。
ユッスー・ンドールは今も尚ワールドミュージックシーンのスーパースターの一人だ。
スタートはやはりこのBlogのRecommendに置いてある「Nothing’s In Vain」の「Li Ma Weesu」(私の過去)ではじまった。
実は西アフリカの音楽シーンとは言ってもボクはユッスーぐらいしか知らないから耳を懲らして聞いちゃったよ。
いくつも上げたいが、ここでは
Sou / Cheikh Loの「Lamp Fall」
ネットで視聴できるサイトを探したらロンドンからこんなのがめっかった。(こちら
この4つのリストの最上段「LAMP FALL」をクリックしてごらん。
トラックナンバーを選択しクリックすればプレーヤーが起ちあがるはず。
なかなか親切なサイトだ。再生プレイヤーのフォーマットは不明ながらMacでもちゃんと再生できているから、プラットフォーム関係なく視聴できると思う。
でもボクはやはり「Nothing’s In Vain」をiTunesで視聴してもらいたいと考え、iTS(iTunes Store)にアクセスしたが、残念ながら検索ヒットしなかった。
しかし落胆するのは早い。
iTSのブラウザの一番下の「My Store」は日本になっていると思われるが、ここを海外の任意の国名に替えれば良い。ユッスーであったら英国でもフランスでも良いだろう。
因みに次のアドレスは英国のもの。(こちら
ところでこれはボクの密かな楽しみ。
iTSの国名を変え、各国の音楽シーンを眺めてみるというのも興味深いものがある。
北東アジアに位置する日本だがメディアから流れてくる音楽シーンが如何にアメリカ寄りであるかが良く分かるし、欧州もそうした傾向は否めないものの、独自の音楽性を有していて華やかだ。
ぜひ国別を替えて、いろいろ視聴することをお奨めしたい。
こんな記事を上げたのも、昨日の髭彦氏からのコメントの中にユッスーに触れた部分があったからだし、さらにこれを補強するかのようにピーター・バラカンの選曲がずばりと当たってしまったからだ、お許し願いたい。
ユッスーの歌詞にはちょっと気恥ずかしくなるようなプリミテイヴな人類愛、アフリカ賛歌などもあふれているのだが、ボクたちがはるか昔に失ってきてしまったそうした社会への信頼と可能性というものを今一度思い起こしてみるのは決して無駄ではないと思う。明日の参院選もそうした政治社会への参加の基本的な要件だろう。
■ Youssou N’Dourの公式webサイト
■ 過去関連記事(「スポーツの祭典の楽しみ方」04/08/19)
画像は「Nothing’s In Vain」アルバムジャケットから
Tags: | |

《関連すると思われる記事》

                   
    

You can follow any responses to this entry through the RSS 2.0 feed.