工房通信 悠悠: 木工家具職人の現場から

iBook 後日譚(早すぎる修理)

iBook 修理前回取り上げたiBookロジックボードの不具合の後日譚。
いや〜、その修理態勢の万全さと、デリバリーを含めた情報開示のユーザビリティーには脱帽してしまった。
最初のサポートセンターでの「改修プログラム」の非呈示に見られる不実さを補って余りある誠実で完璧な修理態勢だった。(褒め殺しになっちゃうかな)
ピックアップ&デリバリーの日時指定は25日12時ー15時。その通りの時間帯に運送業者により浮き輪のようなエアパッキンで覆われたダンボール函が持ち込まれ、搬送。
翌26日10時過ぎにはApple社から受領した旨のメールとともに、Webサイト上の「修理ステータス」の案内があった。(画像)
同日深夜、床に就く前にメールを確認すれば、何と早くも修理が終了し、発送した旨のメールが届く。
「修理ステータス」を開けば、運送業者の「お問い合わせ番号」が記載されていて、これをクリックすれば業者サイトにジャンプする。
今朝確認すれば、もう配達店(地元の配送センター)に到着したとの記載がある。
この情報は適時更新され、9時過ぎには「配達中です」「お届け予定時間11:30」との記載。
結果記載予定時間よりかなり早い10時過ぎには玄関チャイムがピンポーン。
搬送されてから修理され戻ってくるまでのその所要時間わずかに43時間。
さっそく起動すれば、トラブルは見事に改善。
HDDも初期化されることなく、現状のまま保存された状態で戻ってきた。
しかも何となくボデーの汚れも拭き取ってくれたようで、美しいiBookとして帰還してくれた。
もうこれは事件です。オドロキの経緯。
このクイックレスポンス、至便さにはただただあんぐり。
Apple社の修理態勢の万全さ、デリバリー態勢の速度、ならびに情報開示度の高さには一流企業の何たるかを知らしめるに十分なものだった。
おかげで先にリリースされたばかりの Intel MacBook を新規購入する必要もなくなり暫くはこの G3 iBook を愛機として使い倒すことになった。

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  • 早々と直って良かったですね。うちも1年半ぐらい前にウンともスンとも言わなくなって、電話サポートも受けた事がありました。とても親切でした。きっと「女で何もわからんな」と思われたかも(笑)

  • 私が12年前に初めてMACを買った当時はオリジナルの
    梱包箱が残っていないと保証修理は受け付けないなんて
    時代でしたが隔世の感がありますね。
    今使っているG4のでかい空箱も倉庫の隅に残っていますが。

  • >kokoniさん コメント感謝です。
    コンピューターの機種選定は今やサポート態勢の善し悪しが基準になっているようですので、各社競い合って環境整備に当たっているようですね。
    >acanthogobius さん いつもコメント感謝です。
    梱包の函もなかなかなくせないんですよね。ボクのも部屋の隅にタワー状態で積み重なっています。Apple社は梱包から優れたデザインがされているということにも捨てられない理由があります。

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