Archive for the ‘加工工程’ Category

ブラックチェリーのエグゼクティヴなデスク

はじめに ブラックチェリー材は10数年前、集中的に原木を探し、製材、乾燥管理し、これまで相当量使ってきたものの、まだ多少残っています。 幅:50〜60cmほど、長さ:4m。厚みは1.1分〜3寸5分まで、様々。 いずれも無 […]

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ミズナラの食卓

初夏の頃に納めた食卓。 1.800w 850d 710h ミズナラですが、これは全て原木から製材管理された国産材です。 こんな物言い、ちょっと気が引けると言いますか、昔であれば当然のスペックしょうが、現在、国産材で良質な […]

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椅子制作、いくつかの覚え書き(その5)

本稿、これで最後になりますが、〈面取り〉、〈仕上げのための削り〉について考えていきます。 面取り 椅子の面取りについては、特段の場合を除き、一般的には各パーツ、1分(3mm)〜1.5分(4.5mm)ほどの坊主面を施すこと […]

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椅子制作、いくつかの覚え書き(その4)

枘加工 枘穴加工 枘や枘穴の加工ですが、椅子の場合は一般的なキャビネット、箱物とは多少異なり、枘を穿つ部位が異形であったり、傾斜している場合がほとんどですので、加工ではこれらに対応させる個別具体的なアイディアが求められま […]

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椅子制作、いくつかの覚え書き(その3)[画像5枚追加 22.09.30]

正Rの円弧状の挽き抜き切削について 正Rの円弧状の挽き抜き切削ですが、椅子の場合、主要な部位である笠木、帯、あるいは背のラダーなどに用いられますが、椅子に限らず、この〈正Rの円弧状の挽き抜き切削〉は比較的一般に広く用いら […]

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椅子制作、いくつかの覚え書き(その2)

木取り 木工家具の仕事において、その仕上げのクオリティの良否は、木取りにあるということは事柄の本質の重要な1つと言って良いでしょう。 いかに練度の高い、丁寧な仕事であっても、素材が良くなければ、仕上がりも良くはなりません […]

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椅子制作、いくつかの覚え書き

はじめに 猛暑が襲いかかっています。木工に従事されている方々の体調が懸念されますが、いかがお過ごしでしょうか。 梅雨入りの期間は記録的な短さで驚きましたが、これが気象変動というモードの1つの表象という認識が正しいとすれば […]

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クラロウォールナット、20年ぶりの邂逅

うちで造ったローテーブルを、引越を機に用途を変え、フツーの高さのテーブルに作り替えてくれないかとの相談のメールが入ってきたのです。 1.stコンタクトの場では思いおこせなかったのですが、その後、添付されてきた画像には、2 […]

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車知栓(しゃちせん)による三方留

はじめに 「三方留」という仕口は旧くから広く一般に用いられてきた接合仕口の1つです。 家具の構成にあっては、四方に巡らせた枠組みに脚や柱を建てるというものですが、この3つの部材が留め接合、および傾斜接合となり、頂点を一点 […]

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ブラックウォールナットのランバーコア材

ランバーコア材 ブラックウォールナット材での壁面収納キャビネットを制作するにあたり、ブラックウォールナットのランバーコア材を新たに造ることになったのですが、今日はこのランバーコア材について書きます。 ランバーコア材とはご […]

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