Archive for the ‘アーツ&クラフツ’ Category

ウェッジウッドの経営破綻に思う

この報道には興味深く受け取った人も少なくないことだろう。 世界的な陶磁器ブランドの名門、ウェッジウッドが経営破綻したとの報道(1月5日)のことだが、奇しくも今年は英国陶工の父といわれる創始者ジョサイア・ウェッジウッド(J […]

More »

「ピカソとクレーの生きた時代展」

知人のNさんが手術入院したとき見舞った際の贈呈本を [Taschen]社ソフトカバーの「Paul Klee」画集にしたことがあった。 気持ちが沈みがちな病院のベッド暮らしには、少しの明るさをもたらしてくれるものと考えたか […]

More »

第60回正倉院展

ひときわ寒さを感じさせるそぼ降る雨の中、すさが露わになった土塀の細道を抜けると一気に視界が開け、緑の芝生の奈良国立博物館 の敷地に出る。 既に東西新館脇には牛歩の歩みの長蛇の列が二重三重に連なり、さらにその列は興福寺側へ […]

More »

バウハウス展(東京芸術大学・美術館)

きのうの都心も梅雨の中だった。 新幹線車窓からは相模川を渡る辺りから雨も強くなっていた。 六本木で所用を済ませ、午後早い時間帯に上野公園口に出る頃には雨も止んでいた。 JR上野駅、上野公園口から南北に縦断する東京芸大美術 […]

More »

松本民藝家具に学ぶ

昨日のエントリ「バーナード・リーチと民藝」の中で 自身が経験してきた“民藝”に纏わるコンテクストは“民藝”本来の理想と高い精神性からは遠くかけ離れたものに堕してしまっていたとは言え、ボクは決して否定的に捉えようとは思えな […]

More »

バーナード・リーチと民藝

ボクは松本民藝の木工所の門を叩くところから木工という道を歩み出したのだが、しかし必ずしも民藝という世界への憧憬があったわけでもなく、その歴史的背景であるとか、工芸のなかでの位置づけなどへの深い認識があったわけでもなかった […]

More »

アーツアンドクラフツはいまだ人気が高い?

昨日同様FWW誌の同じアーツアンドクラフツ関連情報ページに家具様式の人気投票の結果が出ていた。 図はそのままいただくのは著作権問題もありそうなので、つたない自作による。 確認していなかったが、FWW誌によるアンケート調査 […]

More »

時には外へ出てみよう

昨日の“芸術の秋”話題の続き。 いくつかの展覧会をリストし、その中から〈バーナード・リーチ:松下電工汐留ミュージアム〉をピックアップしたが、他のものへも一言づつコメントをいれてみよう。 エドヴァルト・ムンク ムンク美術館 […]

More »

角偉三郎と合鹿椀(漆芸とは)

NHK教育の「新日曜美術館」 あさの本編は所用で視られなかったが、夜の再放送で興味深く、そして懐かしく視させていただいた。 良く語られるように若い頃の沈金の手法での高い芸術性を持った漆芸作品で高い評価を受け、将来を嘱望さ […]

More »

国立新美術館・ポンピドー・センター所蔵作品展を観て

六本木のTV局に所用で出掛けたついでに、同地域に新たにオープンした「国立新美術館」に立ち寄った。 美術愛好家ならずとも、この地域が上野に次ぐ新たな美術館ゾーンになることは知られているところだろう。 既に4年前に開館した森 […]

More »