工房通信 悠悠: 木工家具職人の現場から

長谷川きよしのNewアルバム

40年。まだこれがベストではない。長谷川きよしライヴ・レコーディング。

♪ たとえ空が落ちて
地が裂け崩れても
ただおまえだけを愛する私
‥‥‥

二人目に取り上げる歌手は「長谷川きよし」。
新しいアルバムがここにある。
《40年。まだこれがベストではない。長谷川きよしライヴ・レコーディング》という長ったらしいタイトルが冠されているライブアルバムだ。
ライブとは言え、録音の状態も悪くはなく、きよし自身の体調、声の調子も良かったのか、とてもクォリティーの高いアルバムとして構成されている。
バックにはこのところ国内ツアーではいつも一緒と思われるフルートの「MAKI」と、パーカッションの仙道さおりの2人。
アルバム内容と、おまけに視聴も可能なサイトがこちら
曲目編成は見ての通り、オリジナルはもちろん、椎名林檎のものあり、平岡精二御大のものあり、永六輔/中村八大名曲あり、そしてシャンソンのいくつかの名曲ありと、何と14曲もの盛りだくさんのアルバムとなっている。
このライブの曲間で語っているように彼自身は「フォーク歌手」とカテゴライズされてしまうことには強い違和感を持っていて、あえて括るならシャンソン歌手でありたいと考えているようだ。
確かにでデビュー以来の活動場所は銀巴里というシャンソン酒場であったし、好ましく歌う唄もエディット・ピアフ、シャルル・アズナブールなどのナンバーだった。

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一青窈とその一族(アジアという1つのアポリアを越えて)

BESTYO2つほど日本の歌手について書いてみたいと思っているが、まず今日は「一青窈」からいこうと思う。
彼女を取り上げるのは、ちょうど今、朝日新聞の夕刊紙第2面で5段抜きという大部でのコラムが連載されているからでもある。1週間5本に及ぶものだった。
取り上げられたいくつものエピソードの多くはファンであれば既知のことでもあったが、かなり掘り下げた「調査報道」のように、「一青窈」という2つのルーツを持つ歌姫のバックボーンと、その中軸を占める台湾の近代史(もちろん日本との関係におけるそれ)を紐解くような重層的な読み物ととなっていて、期待を裏切ることなく楽しむことができた。
わけてもアジアの映画監督の中でも5本の指に入る名匠と考えている、あの「悲情城市」のメガフォンを取った「侯孝賢」への取材を元に構成された金曜日4回目は、「一青窈」と「悲情城市」を結びつける彼女の一族の物語が背景にあったことを教えられるもので、ボクとしてもちょっと衝撃的な内容が散りばめられていた。(ここでは詳述しない。Wikiあたりにも彼女の一族の話がでてくるので、とりあえずはそちらで)
それらは彼女の唄(もちろん自作の詞も含めて)が持つ独特の力というもののルーツをあらためて考えさせてくれるようでもあり、また映画の初出演にして主演を果たしたのも、この「侯孝賢」による「珈琲時光」(2003年の映画で、彼の小津安二郎「東京物語」へのオマージュ)であったことの謎解きができるものでもあった。
「彼女は私が知っている日本人とは異なる独特の個性がある。個性の源が何か分からないが、日本人の伝統的な社会にはないタイプで、とても特殊で特別な人だ」(侯孝賢)と、役者未経験の彼女を主役に抜擢。
一青窈は演技というほどのものでもなく、ただ神田神保町、田舎の群馬、そして台湾を舞台として、それぞれの日常を、小津のように淡々と描かれる中に自然体で現代日本の一人の若い女性を「演じて」いた。
記事中では触れていなかったが、これも同じく台湾にルーツを持つ余 貴美子が母親役を演じていたが、彼女の個性豊かな演技というものの根源が国境を越えた何物かに求められると考えるのは穿った見方であろうか

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「縦軸面取盤」はなぜ忌避されるの?

昨日「お知らせ」として告知したように、来週末阪南で「縦軸面取盤」のレクチャーをする。
ワークショップといきたいところだが、時間的制約、準備不足ということもあり、いやそもそもこんな企画の構想が初めからあったわけではないのでレクチャー的なものとなった次第。
企画主催者がこの機械を導入するにあたって、経験者としてのボクが個人的にその使用法をアドバイスしようという意向を示したところ、せっかくだから皆さんに見てもらったら、という「瓢箪から駒」のような企画になってしまったのだ。
うちの工房起ちあげの際の曲面成形の機械と言えば、ルーターマシーンしかなかった。
一応はこれで事足りていたというのも事実。
この一応という限定が何を意味するかだが、やはり切削能力において劣勢であったということを指す。
確かにうちのように家具全般何でもござれの木工房としては、ルーターマシーンさえあればとりあえずは曲もの(クセモノ)、と言われる曲面成形を伴う複雑な形状のものもやり遂げることができるものだ。
信州で基礎的な修行をしていたところでもルーターマシーンはあったが、あまり活用されているような気配はなかった。せいぜい丁番彫りと面取りぐらい。
それがその後世話になった親方のところでは、もはやルーターマシーン無くしては何もできないほどに八面六臂の大活躍ぶりであった。
残念ながらそこでは「縦軸面取盤」は設置されていなかったが、この親方が働いていた横浜クラシック家具のある工場には2軸の立派な縦軸面取り盤があり、その性能には親しんできたらしい。
そうした環境下で修行した者として、また椅子をはじめ、様々な成形加工を伴う業務をしていきたいという構想を持つ者として、機械のラインナップから外せないものとして「ルーターマシーン」があった。
そして7、8年後、やはり「縦軸面取盤」の必要性に迫られ導入したのだが、なぜもっと早く導入しておかなかったと悔いたものだ。
したがってこの機械は全くの独学(と言うほどの難しい機械などではないのだがね)。

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縦軸面取盤の活用法について(講習会のご案内)

workshop
お知らせがあります。
来週末の11月8日、大阪阪南にある「工房GEANGO-夏安居」(岩崎久子 主宰)において、縦軸面取盤(Shaper)の活用法についての講習会を開催します。
縦軸面取盤については、このBlogでも過去何回か触れてきたところですが、工房GEANGOさんのこの度の新たな導入にあたり、近郊の木工従事者で、この縦軸面取盤に関心を持たれている方を対象とした講習会を企画しました。
若干名の余裕がありますので参加希望の方は別紙PDFをダウンロードいただきお申し込み下さい。

縦軸面取盤(SHAPER)の活用法について(講習会のご案内)

  • 名 称:「縦軸面取り盤」(SHAPER)活用法についての講習会
  • 日 時:11月 8日(土) 13:30〜15:30
  • 会 場:工房夏安居-GEANGO-(岩崎久子 主宰)
           大阪府 南河内郡千早赤阪村東阪1238-15
  • 講習内容:家具制作における「縦軸面取盤」の活用法
         ジグの作り方
         安全な「縦軸面取盤」の使用法
  • 受講対象:木工、家具制作従事者
  • 参加費用: 2,000円(含、懇話会費)
  • 企画主催:工房夏安居 -GEANGO-(岩崎久子)
  • 講 師:杉山裕次郎@工房 悠

講習会チラシ(申込書)はこちらをクリック(PDF:645KB)
なお時間があれば丸鋸昇降盤を使っての簡単な仕口(面腰、馬乗り)のレクチャーも行いたいと考えています。
*お申し込み、問い合わせは岩崎氏まで、
 → Phone:0721-72-7581 Mail:geango☆agate.plala.or.jp(☆は@に置き換えてください)
*講習の詳細内容についてのお問い合わせはartisan/杉山@工房 悠まで。


*お知らせとお礼 08/11/02
「縦軸面取盤」講習会につきましては、参加者が定員を超えてしまいましたので、申し込みを締め切らせていただきます。
エントリーありがとうございました。
家具制作を越えて、それぞれの分野で良い仕事をされている方々の参加を得たことを感謝します。
ボクもそろそろ準備に掛からねばと、尻押しされる思いです。

iPhone APP(アプリ)更新とGoogleMapの更新

アメリカ合衆国大統領選挙も残すところ1週間を切った。
オバマ、マケイン両候補は最後の追い込み段階となっているが、この長期戦を勝ち抜くのは果たしてどちらか。
やや中だるみの感の強かった選挙戦も、マケイン共和党側の副大統領候補にペイリン女史が推されたというので、史上初の女性副大統領誕生かと騒がれたのは数日だけ。
その後あちこちでのスピーチ、あるいはTV公開討論では特に外交問題を巡っては付け焼き刃丸出しで、どうもその資質には無い(大統領が任期中に最悪の場合があった場合副大統領が大統領に就任する)のではなどとの喧しいメディアの論争が盛り上がり、何とか最後まで息つくこともなくたどり着いたようである。
彼女が纏った洋服に15万ドルがつぎ込まれたというスキャンダラスめいたネガティブキャンペーンにはいささか度を超えた感じも。
しかし正直なところ、日本人の多くがアパシーを決め込む心性とは大きく異なり、アメリカの民主主義というものの根強さ、個の意志によるところの政治参加という一大政治ショーには、あらためて近代というものの捉え方の彼我の差を感じさせられてしまった。
《Sonic Lighter》
さて、iPhone APP Storeの話しのつもりが米国大統領選挙に話題で口火を切ってしまったのには理由がある。
1月ほど前にインストールしたあるAPPが昨夜更新されていたのに気付き、さっそく更新を試みた結果がこの前振りになってしまった。
何とこの更新は、ユーザーが、オバマ、マケインどちらの支持者であるのかを選択させ、この結果を地球規模で視覚的に見せるための更新だったので、ちょっと驚き、そして笑えてきたのである。
それがいくつかの画像である。(ボクのiPhoneのスクリーンショットから。ホントは3.5″モニターだからもっと大きく表示されるのだけど)
どっちが優勢なのかな。
全米では拮抗しているようだが、欧州、日本はやはり圧倒的に青が多い。(青=民主党、赤=共和党を示している)
Sonic LighterこのAPPは「Sonic Lighter」というもの。まずちょっと簡単に説明しよう。
ただのライター風のお遊びアプリに過ぎないのだが、
モニター上、下のZippo風のギザギザのギアに触れると炎が灯る。
iPhone本体を傾けると、その方向に炎が揺らぐ。
すると本体に触れるような位置関係になるので、ぶすぶすと燃える音までしてくる。
あるいは炎を指で触るとゆらゆらと揺らぐ。後ろから息を吹きかけると消える。
ただそれだけなのだが ははは。
しかし、これには現在位置取得機能がある。GPSデータが取得され、このアプリのサーバーに送られる。
これによってその時点でこのAPPを使っている地球上でのユーザー位置が示されるというもの。そんなものでも最初はちょっと感動的だったな。
まだこのiPhoneが発売されていないはずの韓国、中国でも1つ2つと灯っていたりする。
やはり煌々と灯っているのは米国全土、欧州、パリ、ロンドン、そして日本だね。
ITの普及度、( = 地球温暖化の元凶が著しいところ ? )を示すものとして読み替えることも可能だろう。

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木取り(その4)

キャビネットから始めた木取りについての話しだが、1つ大事なことが残っている。
抽出の木取りである。
箪笥であったり、飾り棚であったり、キャビネット(箱物)のその多くには抽出が主要なものとして付属する。
この抽出の木取りは前板においてはキャビネットの見付、正面の表情を大きく決定づける要素であるし、またその側板は、出し入れの機能部分の性能に大きく影響するものであり、一定の基準において木取ることで機能障害に陥らないようにしたい。
さてまず前板だが、この木取りのプロセスには様々な考え方があり、確固たるものがあるとは言えず、あまり深く立ち入らない方が良いと思われるので簡単に済ますこととする。
ただ上述したようにそのキャビネットの表情を大きく規定付けるものであるので、美しく瑕疵のない木目、木味のものを用いるということについては異論はないだろう。

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Slot Mortise Millというホゾ孔工具(ジグ)リリース

Slot Mortise Mill前回の《Doweler》紹介に続いて第2弾、《Slot Mortise Mill》なる道具が今日届いたFWW#201に「WoodCraft」からの広告として掲載されていた(P.101)ので、さっそくチェック !
これはハンドドリルにミル刃を取り付けて、端末が丸く長いホゾ孔を開けるためのジグのようだ。
詳細はメーカーWebサイトに譲るが、作業台などに固定した被加工材にこのジグを取り付け、ガイドブッシュからミル刃を取り付けたハンドドリルで切削しながら、レバーでこのジグを直線移動させようというものらしい。
前回の《Doweler》へのコメントで紹介されたように、この《Slot Mortise Mill》が目的とする機能というものは、本来「ホリゾンタルスロットボーリングマシーン」という機械で行うものと認識しているが、これのアマチュア向けの簡便ツールという位置づけであろうか。
したがって特段、新奇性があるわけでも無いと思うが、ちょっとおもしろそう。
現在、電動工具のこのジャンルの世界にはFestool社のDominoという逸品があるが、同じ加工目的とするこの種の道具の相次ぐリリースは興味深いものがあるので、どれだけ実用性があるのか試してみたい気持ちはある。
メーカーWebサイトの画像を見た限りでは、やはりその切削精度、ホゾの長さの精度には不安があると感じるし、何よりもセッティングにおいてクランプで締め付けねばならないなど、作業性がどんなものなのか懸念が残る。
いずれYouTubeなどに作業中の動画が投稿されるかも知れないので、どなたか見つけたら教えていただけると嬉しい。
でも知らなかったのだが、このメーカー、ルーターテーブルをはじめとして、様々な周辺機器を製作しているのだね。米国の木工関連ツールの懐の深さに改めて感じ入った。
*紹介サイト
  WoodShopDemos.com
*画像(クリック拡大)はメーカー Webサイトから拝借しました。(深謝 !)

freud 社から《Doweler》リリース

Doweler1テクノトゥールズ株式会社さんからのメルマガで「イタリア・フロイド社製ダブルダボ穴加工機”ダボーラー”」という新しい電動工具のリリースを知った。
この工具を簡単に説明すれば、Lamelloのような機構をしているものだが、その駆動部には2本のドリルが取り付けられるところに大きな特徴を見ることができる。
いわばLamelloとDominoの中間にあたるようなものと言えば良いのだろうか。
ダボを多用した接合手法を取る人には大きな朗報になると考えられる。
例えて言えばJ・クレノフ氏のようなキャビネットメーカーだね。
特徴としてはやはり2本のダボ孔を正確に穿つことができるという機構にある。
定間隔(32mm)で2つの孔を穿つことができるというのは、1本と較べると明らかに性能における大きな差異が認められる。
1本しか開けられないドリルで複数本の孔をぴったり正確に開けるというのは至難なこと。
一度開けた穴を基準として、さらに連続した等間隔のダボ孔を複数開けることができるような機構となっているようだ。
恐らくはこれまで同等の機構と性能を持ったものは無かったのではないだろうか。
もちろん工業用には、そのための専用機械がたくさんある。
しかし工房スタイルではその設置は決して容易ではない。
上下の位置決めが任意に、かつ高精度に設定でき、その穿孔間隔もかなり高精度に維持できるようだ。
こうした電動工具でダボ打ち機械を代替させることができるというのは、大きな朗報と言って良いだろう。

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無線LANセキュリテーは大丈夫ですか?

太平洋岸一帯、豪雨に見舞われたね。
一時は滝のような降雨だった。皆さんのところでは被害はなかったでしょうか。
さて今日は家庭内の無線LANのセキュリティーの問題について触れてみたい。
無線LANを介して他人がコンピューター内部にアクセスし、パスワードを盗み、なりすまし、フィッシング詐欺などの犯罪へと結びついてしまう。
うちのネットワークは以下のよう。
    ┌─ Power Mac
    ├─ iMac        ┌─ MacBook Air
モデム ─┼─ 無線ルーター ──┼─ iBook
    └─ DVDレコーダー  └─ iPhone 
モデムからLANハブに繋がり、そこからデスクトップ2台と、DVDレコーダー、そして無線ルーターがぶらさがっている。
この無線ルーターとは、ラップトップ(ノート型)が2台と、iPhoneが交信。
(ブラウザによっては、上の図の罫線レイアウトが崩れていると思われるが、カンベンね)
今ではある程度のヘビーユーザーであれば、一般的なローカルネットワークの姿だろう。
うちは自宅と工房は別棟ではあるものの、隣接しているのでこの無線LAN環境がふさわしいのだが、例え一軒家ではあっても1、2階を隔てた部屋の環境でネット接続するというのは比較的一般的なものだろうから、多くの家庭が無線LAN環境の恩恵を受けていると考えられる。
さて、以前も無線LANのセキュリティーの問題については隣人のコンピューターがボクのMacと共有されてしまっていた、という驚きをエントリしたことがあったが今回はiPhoneの家庭内でのWi-Fi接続の環境構築にあたって、あらためてこのセキュリティー問題を考えさせられた。
ボクはちょっと見逃したのだが、数日前NHKの報道番組で、この無線LANのセキュリティー問題が大きく取り上げられたそうだ。(無線ルーターの件で尋ねたNECのサポートに電話して判った)
この報道内容については、ネットで検索したものの良く掴めなかったのだが、恐らくは時系列からして次の記事に準じた内容であったかも知れない。(違っていたらごめんなさい)
▶IT media News 「WEPを一瞬で解読する方法」を研究者グループ発表 プログラムも公開予定」

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ドラフターの未来は ?

ドラフターのデジタル角度表示のヘッド部分にトラブル …>_< … 液晶の表示が不安定、表示ができない、などの不具合が発生。 業界Topと考えられるMUTOHのWDN-A1という機種。ちゃちなものではなく、ちゃんとした本格的なものだと思うのだが‥‥。
もう既に17年ほど使用してきたものだが、他には全くトラブルもなく、快適に使用してきただけに何とか修復させたい。

さっそくメーカー、武藤工業株式会社に修理依頼。
連絡先をGoogle検索して気付いたのが会社組織の改編。

まずMUTOHホールディング株式会社というところに統括され、その傘下にこの「武藤工業株式会社」という会社が組織されているが、他には「ムトーエンジニアリング」、「ムトーエンタープライズ」他、欧米4個所の海外法人を含め統括されているようだ。
「武藤工業株式会社」はCAD関連の周辺機器(プロッターなど)、ソフトウェアなどを対象とし、今回の修理対象のドラフターは「ムトーエンジニアリング」というところの扱いになるのだそうだ。

数日後、この名古屋営業所からエンジニアがやってきてくれた。
挨拶もそこそこにさっそく症状をチェック。電池フォルダーの液漏れなどでの接点不良を確認するぐらいで、結局工場でないと詳細な点検はできないとの判断。
持ってきてくれた互換品を付け替え、デジタル表示部を含むドラフターのヘッド(心臓部)を持ち帰っていった。

さてところが、付け替えてくれたこの互換品。デジタルではなくアナログ表示のもの。
メーカーはケチでそうした互換品を持ち込んだものではなく、現在の仕様のものがこれなのだという。
つまりデジタル表示のものは現在製造されてなく、アナログのみなのだという。

これは既に10年以上も前に切り替えられたものだと言う。
果たしてユーザーにとり、これはどのように解釈すればよいものか。

さっそくこのアナログ表示のドラフターで操作したものの、やはり具合が悪いじゃん。
やだよ、やっぱいデジタルじゃ無いと。

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