ウィンザーはボーリングがキモ
ちょっと不鮮明な撮影になってしまったが、ロクロ脚、貫通ホゾへの割クサビ用スリットの機械加工の様子。
ウィンザーチェアの加工の要諦の1つはボーリング(穴開け)だね。
座板、あるいは脚部、アーム、笠木などへの穴開けをいかに高精度に開けるかは基本的なポイント。
ほとんどボクはウィンザータイプの椅子は作らない。
でもたまにはそれらしきことはやる。
今回のものは「ちょこっとハイスツール」と名称された椅子(「暮らしの中の椅子展」入選)だが、脚部の加工順序を間違ってしまった。
加工順序というのは何によらず大切な要素だ。
様々なケースがあるが、うちでは加工を終えた後の仕上げ削りのプレ段階として、一通り水引きをして「超仕上鉋盤」を通す。
しかし例えば平角の一方を傾斜カットさせるとした場合、その状態では「超仕上鉋盤」は使えなくなるので、傾斜カットの前に「超仕上鉋盤」を掛けるというようなこともやる。
他にも様々なケースがあるが、それらは個別具体的に加工順番を考えねば合理的かつスムースに加工が進まなくなることは少なくない。
今回もロクロ脚への足掛け用の穴開けの前に、貫通ホゾへの割クサビ用スリットを付けておきべきだった。
何故なら、座板の繊維方向と直角の関係になるような方向へとスリットしなければならないので、その位置関係は注意を要する。
あらかじめスリットを入れてから、それを基準として穴開けする方が作業上よほどやりやすい。
めったにやらないウィンザータイプなので、これを間違ってしまったというわけだ。
結局、水準器を動員して、ホゾ穴に仮の貫を入れ、これに水準器を置いて、これと直角に空けることで事なきを得た。やれやれ。
(この小さな水準器は様々な加工工程ででよく使われる。小なれども精度において劣るものではない)

詳細なガイドがあり、これを参考にするが巧くいかない。
ステージ上には小さなテーブルと、
今朝
2つめは、帯ノコ、ルーター盤など、汎用性の高い機能を持ったもの。
収益金の100%は「クリントン・ブッシュ・ハイチ基金、オックスファム・アメリカ、Partners In Health、赤十字社、ユニセフ、WFP国連世界食糧計画、およびYele Haiti Foundation」に寄付される。

木工家具のデザイナー & 職人のartisanです。
