工房通信 悠悠: 木工家具職人の現場から

季節の移ろい

稲穂
日中の暑さはまだまだ衰える様子はないが、朝夕の肌をくすぐる風には季節の移ろいを感じさせてくれる。立秋以前のそれとは明らかに違うように感じる。
近隣の水田の稲穂もかなり色づき始めている。
来週末あたりには刈り取りのトラクターの音も響いてくることだろう。
以前何かへの返礼として近くの農家から収穫直後の新米を届けてもらったことがあったが、それはそれは美味だった。農家はいつもあんな美味い米を食しているのかと思うと妬けてきたものだ。
今日はFIFA2006独 サッカーワールドカップ アジア最終予選B組最終戦 対イラン戦があったので、仕事を少し早めに切り上げ、夕食を準備しキックオフを待った。


献立は《ゴーヤチャンプルー》
昨日、隣のおばちゃんからもらったゴーヤを使ってのもの。
ゴーヤを食し始めた頃は苦さに慣れず、下ゆでしたり、塩もみしたりしたものだが、今は何も下処理せずに、そのまま他の具とともに炒めている。
舌の感覚などというものは概して保守的なものなのだろうが、苦さというゴーヤの持ち味を殺すことはないわけで、そのまま調理というのが正しいだろう。
それより問題はやはり豆腐の水切りの方かも知れない。ゴーヤ沖縄の豆腐は元々堅いもののようだが、一般の豆腐しか手に入らないので、しっかりあらかじめ水切りをした上で、単独でまずしっかりと油焼きすべきだ。
そんなわけで対イラン戦 2:1で勝利した。
なかなかアグレッシブな試合展開で良かったのではないだろうか。

《関連すると思われる記事》

                   
    
  • artisanさま
    こんにちは、朝夕はこちら東京地方でも、少し涼しくなったかと感じます。この夏は如何お過ごしでしたか。先週は5日ほど知床に行きました。涼しいと思ったら暑かったです。世界遺産に登録されて、人出が多かったですが、海も森も清々しかったです。

  • kokoniさま 知床での夏休み、さぞ堪能されたことと思います。
    ボクは船上から海岸付近を眺望しただけですので、次回はぜひ探索してみたいですね。
    残念ですがこの夏は展示会を控えていることなどが重なり、まとまった夏休みが取れない状況です。(泣)
    過日も日本フィルの正指揮者、沼尻さんからコンサートのお誘いがあったのですが、所用で出掛けられませんでした。
    10月以降でしたら時間も取れそうですので、好みのプログラムを探してみたいと思います。
    今は、せめて、と、工場では涼しさを運んでくれるキース・ジャレットの「ゴルトベルク」を流しています。

  • atisanさまの手によるゴーヤチャンプルーを見ていたら今年一度も食べていないので早速今日買い求めて今晩の食卓に乗せることにしました。
    ついでにレコード店に立ち寄り何気なく見ていたら“FAZIL SAY”のMOZARTが出ていたのでためらわずに買ってきました。既に2枚ほど探したら持っていましたので、BACHも久しぶりにかけてみましたが魅力的なピアニストです。音楽などは自分で選んで掛けてっというのも本当は面倒なタイプで誰かが私の好みのものを選んでかけてくれるのが一番いいんですけどね…そんなことあり得ないか…。

  • >誰かが私の好みのものを選んでかけてくれるのが一番いいんですけどね…、
    それは、可能です。
    iTunesに好みのアルバムを取り込み、MP3フォーマットでCD/Rに再構成すれば10時間近い音楽データを1枚に納められ、流すことが出来る。
    あるいはダイレクトにWin PCから流すことも可能。
    またAirMac Expressを導入すれば、PCと離れたところにある再生機器をワイヤレスで駆動することも出来ます。
    いずれもシャッフルという機能を使えば曲順も替えてもらえる。
    他にもまだ必要?
    でもaiさんは、自分の意のままに選曲、駆動してもらえる環境が欲しいのだろうな。
    嫌わずに1度 iTunesを使ってみましょう。iTMS(ミュージックストア)も解禁されたことだし。
    >FAZIL SAY
    トルコのピアニストなんですね。Jazzもやるとか、おもしろそう。

You can follow any responses to this entry through the RSS 2.0 feed.