「納まり」とは
昨日に続いて「花台」仕上げ、組み立て工程を。
【角面取り】
昨日も記した角面取りだが、鉋は専用のものがある。
近年に道具市場ではその多くは刃口幅の調整を真鍮などの金属スクリューで行うタイプがほとんどのようだが、ここはぜひ昔ながらの木のスクリューのものを探して求めたいところだ。(画像1:木スクリュー、画像2:金属スクリュー)
理由:金属スクリューのものは調整部分が2個所になり、またその回転ピッチは小さく、使用感はとても悪い。
比して、木のスクリューの方は、ピッチが大きく、微妙な調整も木ノブの位置で確認できるなど、その使用感はすこぶる良いのだ。
近代化がもたらした恩恵は道具の世界でも少なくないが、ここでは逆に使い勝手の悪い道具として劣悪化の方向を辿っている。
道具屋の開発者のために言い訳を代弁すれば、所詮大工道具などの需要は限られていて、現在の金属スクリューの問題を解決して、より使いやすいものに改良するほどの余力などありはしない、というところだろうか。



今日は「十三夜」の月見なのですが、残念ながら当地は夕刻前から雨が降り出しちゃった。




木工家具のデザイナー & 職人のartisanです。
