工房通信 悠悠: 木工家具職人の現場から

今日は日記風に

世間は連休ということなので、起床をやや遅らせるつもりが、秋祭りのお囃子で起こされる。
食後、工場に入り午前中だけ仕事。
一昨日までに塗装を終え、今週末に納める「座卓」の梱包と搬送の準備。
オイルフィニッシュの場合乾燥に時間が掛かるので、塗装後かなりの時間を置かねば梱包が出来ない。
並行して進めてきた「ネストテーブル」製作も、塗装と組み立てを残すだけ。
通常は全て組上ってからの塗装になるが、今回は9割方塗装も終えてからの組み立てだ。
今回は5セット、計15台の小テーブルというボリュームがあり、組み上げてしまうと塗装工程が難しくなるため、あらかじめ最終の組み立て工程を残しての塗装というイレギュラーな手法だ。
組み立てとは言っても残る工程はほぞ2個所を指して、プレスに掛けるだけ(キズが付かない工程)。
全て組み上げてから、最終チェックを行い、問題が無ければテーブルトップのみを最終的に塗装を加える。


午後は、資材調達のために隣接する町の大型ホームセンターに出掛ける。
このホームセンター(K)、規模は半端じゃない。
あらゆるものが業者向けと言っても良いような品揃えだ。特に建材、電材、農業資材、等々、他のホームセンターでは扱いきれないものが豊富に陳列されている。
必要としたものも見つかり、早々に退出。外へ出ると構内で屋台の「焼鳥屋」からの香ばしい匂いが漂ってうんざりさせられる。
その後、夕刻まで帰路途上にある公立図書館で過ごす。
ぜひ読みたい文芸雑誌などがあったのだが、残念ながらまだ並んでいなかった。
しかし数冊の興味深い本(文芸書、写真集など)も見つかり楽しめた。
最後、CD,DVDを限定3枚まで借りて出る。
1つ、図書館内で鼻白むことがあった
読書室でのこと。中学生と思しき男子が数冊の漫画本を読みふけっていたのだが、その読みかけの本を散乱させたままプイと席を離れ、ボクが閉館時間で退館するまでの3時間あまりそのままの状態だった。
1度、叱りとばしてやろうとこの男子を捜しては見たものの見あたらず。
帰ってしまっていたのだろう。
これもまた、今の日本のありふれた光景か。
帰宅して、サンマを焼いて、久々の湯豆腐で軽く一杯。
今夜は買ったまま「積ん読く」状態の書籍をいくらかでも読み進めよう。

《関連すると思われる記事》

                   
    
  • 昨今を日記風に
    世間は連休ということなので、起床をやや遅らせるつもりが、秋祭りの準備にかかあは地区の神社にかりだされる。
    食後、店に入り午前中だけ廃業残務処理。
    かような次第です。暫く社会へのリハビリに励みます。
    先ずはお知らせまで   

  • >“T” Who?
    地区の神社とは「○○観音」の方ではなくて?
    先日TVで ××の襲名披露がありましたが、“T”さんの姿を探しちゃいました。
    でも△△社会は厳しいでっせ。

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