CLARO (クラロウォールナット)
写真は2mを越える大きなテーブルです。天板には1枚板のクラロウォールナットという樹種が使われています。
入手しましたのは10年以上も昔のことです。原木に出会ってから製材にいたることについては「工房 悠サイト」の
木末(上部)の部分、中央に節のように見えるのは、接ぎ木された痕跡ですね。その上部は色調が異なることが視認できると思いますが、これは台木(木元側)とは明らかに細胞が異なることを示しています。
下の写真はその後に入手した原木のほうです。こちらは残念ながら長さがあまりありませんでしたが、しかし太さは1.2mを越え、木味はご覧のように様々な杢を醸し、CLAROの特性を十二分に示してあまりあるものでした。
完全にこのCLAROにいかれてしまったボクはその後数回原木を求めました。今に至るも様々な材種を求め続けてきましたがこのCRALOに勝る材種には出会っていません。