珈琲の木
ひょんなことから珈琲の木を育てるようになってしまった。
日本の気候と土壌で果たして育成できるのかどうか、全く分からないのだが……。
これは先の伊勢丹新宿店での展示会の会期中、展示フロアと同じ階のコーヒーショップにおける展示企画者との交流の際、「開店一周年記念、毎朝先着10名様 ! 」ということで頂いたミニ観葉植物だった。
弱ったな、どうしたものか、と思ったが、会場で展示小物として活用すれば良いかと思い、ありがたく頂くことにしたのだった。
その後、順調に生育?してるかな。葉っぱの色も濃くなり、その数も増えているようだ。
しかしその幹はあくまでもひ弱そうであり、1番下には、まだ双葉が付いている状態。
緑の葉の色と真っ赤なカップがコーヒー産地、南国の色調を思わせ良いではないか。
庭の小さな畑に直植えするまでに育ってくれれば良いのだが。
まさか実を収穫しようなどとは努々考えていやしないが、珈琲数寄者としては、手元に置いておくのは悪いことではない。
品種を聞くのを失念していたな。キリマンジャロが好みなんだけれど。
ふるさとの訛りなくせし友といて
モカ珈琲はかくまでにがし 寺山修司